前回は硬質の楓や桜を使いましたので今回は柔らかめの楠を使うことにしました。
オルゴールで楠を使うのは久しぶりです。楠はソフトな音色で低音がよく響く木です。
オルゴールの木取りをするために朝からとっておきの楠を製材しました。
一般的な楠はもっと白っぽくて黄色味がかった淡い褐色に赤っぽい縞が入るものが多いのですがこの楠は非常に濃い褐色で目も細かいです。製材する元の板は芯を外した状態で幅は優に60〜80cmはありましたから樹齢の高い巨木だったようです。
今回はその中から特に杢の綺麗な部分を選んで2台分を木取りしました。
ただし元の板厚が薄かったのでほとんど曲面は入れられないので最もオーソドックスな箱になります。
オルゴールで楠を使うのは久しぶりです。楠はソフトな音色で低音がよく響く木です。
オルゴールの木取りをするために朝からとっておきの楠を製材しました。
一般的な楠はもっと白っぽくて黄色味がかった淡い褐色に赤っぽい縞が入るものが多いのですがこの楠は非常に濃い褐色で目も細かいです。製材する元の板は芯を外した状態で幅は優に60〜80cmはありましたから樹齢の高い巨木だったようです。
今回はその中から特に杢の綺麗な部分を選んで2台分を木取りしました。
ただし元の板厚が薄かったのでほとんど曲面は入れられないので最もオーソドックスな箱になります。
昨日加工した蝶番取付用の彫り込みをガイドにして慎重に下穴の位置を定めて木ネジをねじ込みます。
一度失敗すると穴を埋め戻して3倍・・いやそれ以上に時間がかかるんです。
アクリル板や蝶番を全て外してオイルをたっぷり塗り込み、しばらくして表面に浮いたオイルを全て拭き取ります。ウォールナッツは導管が太いので気温が上がってくると導管に染み込んだオイルが滲み出てくるので時々チェックして拭き取ります。
3〜4時間経ったらUrutra Fineでウエット研磨します。
ウエット研磨することで表面のわずかな毛羽立ちも取れて上品で落ち着いた質感に仕上がります。
この後桜は1回、ウォールナッツは2〜3回オイルをかけては拭き取ります。
一度失敗すると穴を埋め戻して3倍・・いやそれ以上に時間がかかるんです。
アクリル板や蝶番を全て外してオイルをたっぷり塗り込み、しばらくして表面に浮いたオイルを全て拭き取ります。ウォールナッツは導管が太いので気温が上がってくると導管に染み込んだオイルが滲み出てくるので時々チェックして拭き取ります。
3〜4時間経ったらUrutra Fineでウエット研磨します。
ウエット研磨することで表面のわずかな毛羽立ちも取れて上品で落ち着いた質感に仕上がります。
この後桜は1回、ウォールナッツは2〜3回オイルをかけては拭き取ります。
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