毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

音の椅子完成

オイルフィニッシュの終わった各部材を組み立てました。
まだ細部の調整や仕上げのワックス磨きが残っていますが一応、音の椅子が完成しました。



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そこで急遽撮影会となりましたが以前のものに比べてサイドビューもかなりセクシーになったのでは?と思います。


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音の椅子その-10 背板の彫刻と仕上げ

トリマーと鉋で背板の縁取りと面取りを行います。表は銀杏面、裏はシンプルに45°の大面を取ります。
小鳥の切り抜き部分に簡単な彫刻をして加工終了です。


座板とともにオイルを塗って乾燥中です。


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脚部、本体、響板もオイルを塗って乾燥ちゅうですが後3回位はこれを繰り返します。


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ついでにトレブルテーブルもワックス入りのオイルを軽く掛けておきます。


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 優れ物

R-ホームセンターへ行った時についでに買って来たのがこのスポンジの研磨シート。


ずいぶん前に別のスポンジ状の物を使ったことがあるのですが、すぐに研削力がなくなって、使い物にならなかったので二度と買いませんでした。今回はこの "3M  MADE IN ENGLAND" についつい惹かれて買ってしまいました!


試しに曲面の研磨や狭い入隅などの研磨に使ってみるとシートがしなやかな割には丈夫で研削力もけっこう長持ちします。
ちょっと値段は高いのですがこれはけっこう使えます。
写真は試しに買って来た"FINE"(#240)と"SUPER FINE"(#320) ですが他に#120と#800、#1200もありました。


平面の研磨には向きませんが、曲面(特に凹面)や複雑な形状など平面度が必要ない場所には最適です。
もう一つの有用な使い道はオイルを塗った後のウエット研磨です。今までは使い古しのカラ研ぎペーパーを使っていましたがすぐに目詰まりするのと使い古しでも台紙が硬いので細かい部分等は磨きにくかったのですが、これは削りカスをスポンジが吸収してくれるのか、ウエット研磨でも目詰まりが少なく使い易いです。


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桜、満開

昨日のぽかぽか陽気でニューイングランド街道の桜も一気にまんか〜い!!


今朝は小雨のため、車の中から失礼しまーす。



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音の椅子その-9 座板の彫り

座板の彫り込みはルーターを使えば早くできますがどうしても画一的な形状になってしまうので時間はかかりますが手で彫ることにします。


表面の彫り込む外周に沿って丸ノミで彫り込みます。


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四方反り鉋で左半分を削ります。指、手の平でなぞりながら滑らかなカーブになるようにひたすら削ります。
中央部が中高になるようにします。


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左側のカーブに合わせて右側も同じように削ります。時々定規を当てて左右の深さを確認しながら削ります。


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裏面の角をルーターでボーズ面を取ったあと、鉋でさらに削ります。
蝶番の取付の彫り込みもしておきます。


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ちびカンナでアール面を整えます。表面の角にも面取りをします。


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座板がほぼ完成しました。


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音の椅子その-8

座板と背板を切り出して仮止めし、バランスを確認します。
だんだん椅子らしくなってきました。


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背板上部に付ける笠木を杢のあるウォールナッツで木取りしておきます。


小鳥の彫刻を入れるために切り抜きを行います。



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ムーブメントのネジを巻くために座板を跳ね上げるための蝶番を座板をクランプで仮固定して取付けます。


この蝶番はその構造上0°まで開かないので座板の蝶番取付部を斜めに15°程度彫り込む必要がある事が判明しました。


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霧の朝とヴィオラの花道

昨日の朝はその全日の雨の影響で霧がかかっていました。
菜の花畑も背後に霧がかかって幻想的な風景です。



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日が射して来ると霧はすぐに消えてしまいましたが山の方はまだ霧に包まれています。
ユキヤナギが満開、桜はまだ3分咲き程度です。


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いつもはうっとうしく感じる杉林も今朝は霧の演出でちょっと幻想的なたたずまいを見せてくれます。


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霧が晴れるとレンギョウもあざやかに


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黄色のチューリップが3輪、昨年より2週間早いです。


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そして昨日は夕方から久々のコンサートホールへ行って来ました。


この日は「ヴィオラの花道」京響のヴィオラ奏者9名によるアンサンブルです。
実は長女からのコンサートの後のお食事付のちょっと遅い誕生日プレゼントです。


月曜日にもかかわらず、何とほぼ満席!
娘に聞くとコンサートマスターの小峰さんはファンクラブもある程の「スター」らしいです。納得・・・


普段は縁の下の力持ちのヴィオラがこの日は全員が晴舞台です。
小峰さんの渋いヴィオラの音色も良かったですが私は店村氏の ん、ヴァイオリンでは?と思わせる程の輝く高音域が印象的でした。


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昇降盤の調整

注文していたテーブルソー用のソーゲージが届きました。


これはソーブレードとマイターゲージの溝の平行度をチェックするもので、この精度はテーブルソーや昇降盤の命です。
いくらマイターゲージの角度を正確に調整してもブレードと溝が平行でなかったら正確な切断ができないばかりか、切断面が焦げたりキックバックを受け易くなったりします。


ソーブレードをできるだけ高く出し、マイターゲージの溝にソーゲージをセットしてブレードの一番手前にスライドさせダイヤルゲージの目盛りをゼロにセットします。


先ずソーブレードをゆっくり手で回してブレードのブレを確認します。
これは1目盛り(0.001インチ=0.0254mm)以内だったので充分な精度です。


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ソーゲージを奥にスライドさせてダイヤルゲージの目盛りを見ます。
写真では8目盛り+なので8×0.001=0.008インチ(約0.2mm)だけ奥の巾が広いという事です。
一応許容範囲内ですが今研ぎに出している400mmのブレードを付けると計算値では0.26mmとなるので調整しておきます。


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主軸のベアリングを固定している4本のボルトをメガネレンチで一旦ゆるめ、スプリングワッシャーが少し効く程度に締め直します。主軸のベアリング受けのブロックを玄翁で軽く叩いてダイヤルゲージの指針がゼロを示すようにします。


ソーゲージを手前にスライドさせてゼロであればOK、ずれていたらこの操作を繰り返して手前と奥の差がなくなるまで調整します。


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4回の調整でブレードと溝の平行が出ました。
ベアリング固定ボルトをしっかりと締め付けます。


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左側のマイターゲージ溝も右と同様に確認します。
こちらはぴったり合ってました。もっとも右と左で差があると調整のしようがありませんので諦めるしかありませんが・・・
この昇降盤のテーブルは左右の溝の平行度が精度よく加工されている事がわかりました。


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次は平行ガイドの調整をします。テーブルを上げてソーブレードを引っ込め、ソーブレードの時と同様に平行ガイドの溝への平行度を見ます。平行ガイドの2本の固定ボルトをゆるめて手前は少し強めに奥のボルトはゆるめに締め直します。


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手前と奥の指示値が同じになるように平行ガイドの奥の方を木ハンマーで軽く叩いて調整します。


調整ができたら2本のボルトをしっかり締めます。


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このソーゲージを使うと非常に簡単に精度よく調整できました。 30分足らずで完了!
主軸は滅多にずれる事はないと思いますが、平行ガイドは常に側圧がかかり、まれにキックバックを受けた時等は大きな力がかかりますのでけっこう狂うようですがこれで気軽に短時間で精度よく調整できそうです。


ポイントはこのユニークで精密ななスライダーの構造にあるようです。
写真のように2ほんのピンを溝の両側に置き、その上にバーベル状の大きなピンを置き、ソーゲージを乗せます。


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ソーゲージの裏には5本のV溝があり、溝と対象物の距離により使い分けます。


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とても良くできた測定器です。ちなみに機構部品はすべてUSA製とマニュアルに強調してありました。(笑)
たしかにこのユニークなピン類はとても美しい旋盤加工がされていました。ダイヤルゲージは台湾製かもしれませんが、でも動きはとてもスムーズでバックラッシュもありません。


アタッチメントを使ってトースカンと組み合わせれば旋盤の調整や測定にも使えそうです。


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音の椅子その-7 

ストッパーの穴位置が決まり、側板に穴開けとノブの座グリを加工してやっと箱部分の接着が完了しました。


響板と底板の取付け桟も溝に接着しますが接着面全体に薄く、均一に接着剤を塗ってクランプで固定しておきます。
オルゴールは接着不良や隙間があるとビビリ音の原因になったり、音質に影響するので手を抜けません。


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接着剤の乾燥を待つ間に響板、底板の取付け穴加工と響板押さえ板を製作しておきます。


接着の完了後一晩おいて、目違い払いと外周、内周の面取りをします。


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鉋の入らない入隅はノミで・・・


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いよいよ、脚の接合です。クサビの先端の角を少し落とし、面を取って打ち込み易くしておきます。


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はみ出した接着剤を良く拭き取っておきます。
接着剤が乾いたらホゾとクサビの突き出た部分を切り取ってノミと鉋で面一に仕上げます。


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早速ムーブメントを取付けた響板を載せてみました。


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至福の試聴の時間です!


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座板も乗せて、響きを確かめます。これはウォールナッツバージョン、和胡桃の座板のバージョンも作ります。


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座板を加工するために型紙を貼りましたがカーブが気に入らないのでほとんどフリーハンドで修正しました。


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春本番!


体育館前の用水池にもやわらかな春の朝日が・・・


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先日登場したニューイングランド街道の桜もかなりふくらんでおります。もう少し・・・がんばれ〜!


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これ、何かな〜?


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ただの葉っぱですがいきいきしてますねー。


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今年の我が花壇はちょっと元気がありません。
水仙は咲いたのが2株、チューリップの蕾も数が少ない・・・


実は昨年は新しい球根は植えなかったので、葉っぱは多いんですが・・・古い球根けっこう大きかったんですけど・・・


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八重桜の蕾はまだまだ固いです。下界でも4月中旬、ここでは毎年4月下旬です。


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