毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

チェスト本体が突然ですができあがりました。(突然ではないですが、まぁ単なる四角い箱ですので・・・)


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出来上がっていた脚との接合は彫刻する時に簡単に外せるように底から木ネジで固定します。


位置決めは脚部の額縁部分にチェスト底板の凸部をはめ込みますのでドライバーを使える人ならだれでも着脱できます。(笑)


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引出しの部材も出来ました。


升に化粧板(前板)を貼付けた形?ですが、コスト、強度、作り易さからこの形としました。化粧板以外は全てほぞ組みです。溝を切る手間はかかりますが、この方が接着強度も上がり、接着時のずれも発生しないし、結局早くきれいに仕上がります。


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木彫オルゴールの見本と並行して9月の二人展に出す譜面台も進行中です。


この形の譜面台は以前にも作ったことがあるので、機能部分は前のとおりですが、譜面置きの部分は新しい意匠で造ります。


これはDMやポスターに写真を使用するつもりなので急いで作らねばなりません。


先日、脚のテンプレートを作ったので早速、脚部の製作開始です。


蟻加工をして、テンプレート通りにウォールナッツの厚板からバンドソーで切り出した3本の脚をいつもどおりスピンドルサンダーで中仕上げしたらトリマーテーブルに付けたクィーン・アンビットで上面に優しいアールを付けます。


このアン女王ビット、とてもにいい名前ですね! 猫足のつま先に至る脚部の面取りには実に最適のビットです。私の数多いビットの中ではかなり使用頻度の高いビットですが、残念ながら国産品には存在しません。クィーン・アンビットは3本持っていますが2本はUS製、この赤い小さいのは台湾製です。


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以前に作ってあった脚の中心部を必要な長さに昇降盤で切断。(あと2台分は取れそうです。)


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脚部の部材が揃ったので仮組してみました。アリ溝もちょうどいい固さで、ここから圧入すればバッチリです。


一旦外して明日、細部の面取りと仕上げをして接着します。


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うわぁぁ〜、密生してきました〜 ヒカリゴケも隠れる位!(ちょうど影になっていいかも?)


メアリーちゃん、これ間引きしないとだめなんすかねー?(花の栽培には疎い仙人)


まっいいか、自然の成り行きにまかせて小さくても花がいっぱい咲けばいい!!(水だけせっせとあげてまーす。)[E:bud]



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同じ敷地内で端金の修行中のT君に頼まれていた樫の丸太が入荷し、今日中源銘木さんが持って来てくれました。


でかっ!!!


平均直径が40cmあります。元口も末口もほとんど同じ直径です。長さは1.3mと1.2m残りの70cmが各1本とおまけの切り株に近い所の25cmほどのが1個


1.3と1.2mのはゆうに150kg以上ありそうで、とても二人では持ち上がりません。


軽トラから降ろすのに、太い桟木を2本地面に置いて、その上に荷台から二人掛かりで「エイヤッ」と落として転がしました。


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立派な樫です。芯の部分に黒柿のような模様が入っていますが、樫の場合は板に挽いてもそんなに美しくないのであまり値打ちはないようです。それより樫は水楢やブナと同様に柾目面に出る独特の虎斑の方がきれいです。


この丸太を工房の土間に掘った穴に半分くらい沈めて先端をきれいな円形に削り、鉄環を嵌めて中心に四角いほぞ穴を掘り、その穴に金床を埋め込んで使うらしいです。


取り敢えずはここで皮を剥いでチェーンソーワーク等をしてから工房に持ち込むのがいいでしょう。



T君にメールをすると、すぐに今日の午後に行きますと返事が来ました。(笑)


T君の午後の活躍は布袋さんのブログで・・・


http://hoteikobo.webdeki-bbs.com/thread_1.html


明日、年輪を数えてみよう・・・


先日作ったジグにより驚異的な早さで幕板が完成し、両端を45°に留加工したのち、中央部をくり抜いてシナ合板のチェスト受け板をはめ込んで接着完了です。精度の良い部材加工ができたので目違いもほとんど出ません。軽く面を取って一応、袴部分が完成です。


後はこの袴にきっちり収まるようにチェスト本体を作ります。


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ところで切り取った幕板の中央部ですが・・・


これが40枚も副産物として出来てきます。(笑) 何に使うか用途を考えねば・・・寝られないなぁ・・・


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軍配? いやいや、これは作りませんよ!


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今日はオルゴールチェスト袴の仕上用ジグの製作です。


40枚の袴幕板のディティールを壊さずに同じ形状に仕上げるのは至難の業です。


そこで、基準となる形の断面を持ったジグを使ってサンドペーパーで仕上げる事にします。


まず1枚の幕板を手加工で仕上げます。(手前のウォールナッツの板)この断面形状をジグとなる木の両木口に正確に墨付けします。ジグの材料には端材の榧を使います。白太を含んでいますが、追い柾のなかなかいい材ですね。(自画自賛)


榧は削り易くとても細工のしやすい木です。(ちょっと贅沢!)


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小カンナ、ちびカンナ、外丸カンナ、スクレーパー等を総動員してひたすら墨線まで削ります。


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墨線まで削れたら仕上げたウォールナッツの幕板に#240のサンドペーパーを貼付けてジグの全面にサンドペーパーが均等にかかるまでラッピングします。力を入れすぎてはいけません。全体に力が分散するようにゆっくりかけます。何回かラッピングするたびにサンドペーパーの目詰まりを取り除かないと榧は柔らかいので筋が付いてしまいます。


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できたジグを2等分して両サイドに指掛かりの凹みをトリマーテーブルで掘り、曲面の木口以外の角を面取りします。


#120と#240用のラッピングジグが完成しました。


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左は仕上げた基準の幕板に乗せたところです。ぴったりくっついています。


右は機械加工だけ終わった幕板に置いたところです。写真では少し解りにくいですが若干の隙間があいている部分があります。


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カンナで機械加工時の段差を取った後、#120と#240のサンドペーパーを貼付けたジグでラッピングします。


ラッピング後#400のサンドペーパーで滑らかにして完了です。


とりあえず見本となる一台の4枚を仕上げましたが、なかなか効率よく同じ形状に仕上がりました。注意深くラッピングすれば端面もダレないしこれは使えます。


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明日はせっかく仕上げた部分のほとんどを切り取って(笑)枠の形に組み立てます。


この部分ができてしまえば、チェスト本体は直線の箱ですから簡単なものです。


木彫オルゴールチェストの部材を効率よく製作するために簡易ルーターテーブルと専用ジグを作りました。


今回使用するビットは大径なので回転速度を落として使わなければなりません。汎用のルーターテーブルは持っていますが、モーターがインダクション型なのでスピードコントロールができません。そこで速度調節可能な直巻モーターの手持ちルーターを作業台にクランプで固定して使う簡易ルーターテーブルを作ります。


12mm厚のMDFと15mmの合板をラミネートして作りました。昨日から圧着しておいたので、今日は朝一からルーターやフェザーボードの取付加工が行えます。


フェザーボードは白い樹脂製の斜めの櫛歯状のもので、これは木でも作れますが。摩擦で結構減ったり折れ易いので市販品を使った方がよさそうです。


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このアール加工はけっこう重切削なので安全迅速に加工するために専用の押し板も作りました。(これは他の加工用途にも使えますのでいろんな形状のがあると重宝します。)


ハンドルも使い勝手がよく、見た目もちょっとカッコよくしてみました。(カッコいいと大切に扱いますので・・・笑)


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裏面は滑り止めに#400のサンドペーパーを貼付けます。


シワになってなければ使い古しので十分です。


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軽やかに?重切削! 安全のためときれいに仕上げるために彫り込み量を3回に分けて切削します。


切削屑が半端ないくらい飛び散りますので、今後の課題として確実な集塵方法を考えないといけません。


今回は素材がウォールナッツなので臭いや切粉も優しいですが、加工後は〈ザ・ウォールナッツマン〉になりましたー。


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片側のコーナーはいつものトリマースタンドでボーズ面ビットを使いますが、ビットの2/3しか使わないので、案内のベアリングは使用せずにフェンスで規制して切削します。こちらは切削量が少ないので一発で決まります。


このトリマースタンドの集塵システムは切削粉がほとんど飛散しません。(高かっただけのことはある!)


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オルゴールチェストの袴部分になる部材のアール加工ができました。後はカンナと型に貼付けたサンドペーパーで仕上げます。


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10台分計40枚の袴幕板の機械加工(粗加工)が完成です。


ジグ造りに7時間、切削加工は10台分で約1時間です。(笑)  今回のジグは大成功の部類でした。


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今日はあまり作業できる時間がない日なのでテンプレートを作りました。


材料は4.5mm厚のシナ合板、PCで製作した図面を貼付けて基準面(直線部)を昇降盤でカットしてからバンドソーで曲線を切り抜きます。墨線の外側0.5〜1mmくらいを慎重にカットします。できるだけ墨線に近い方が後のサンディングが楽ですし、きれいに仕上がります。


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バンドソーでカットできたらスピンドルサンダーで墨線通りに仕上げます。


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#400のサンドペーパーでわずかな返りを取り、表面をさらに滑らかにします。


裏表どちらでも使えるように切断面の垂直がダレないように注意します。


今日は4種類のテンプレートができました。


一番上は譜面台用脚、下の3つは木彫オルゴールボックス用です。


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これらを使って毛書きや倣い加工を行います。


全く同じ形の物を2個以上作るときはテンプレートを作成してから作る方が結局時間は短縮できます。


数多く作るときはなおさらです。譜面台は3本足ですので、全く同じ形でないと安定しないし、見た目のバランスも悪くなってしまいます。人間の物を見る感覚というのはなかなか優れたもので、1本の形が微妙に違っても測定器のように数値ではわかりませんが、どこかがおかしい、バランスが悪いと感じるのです。


今日は長岡京の第二天神の杜で時の音色森の旅人さんとのオルゴールコンサートです。


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時の音色さんを迎えに行って、第二天神の杜へ向かう途中はすごい雨でしたが、積み込み時や荷下ろし時はほとんど降らず、さすがは晴れ女ですね!


3階の会場に入ると、おぉっ、すでに舞台を設営していただいてます!


バックにはエンジの緞帳とオルゴールコンサートの看板と私たちの名前が・・・緊張・・・


部屋も半分に間仕切りをしてもらったのでよく響きます。


お年寄りの方々ですから耳の遠い方の事も考えて一公演30名以内とさせていただいたのでちょうど良い広さです。


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今回は私のオルゴールを聴いていただく第一部と時の音色さんの創作紙芝居&メルヘンオルゴールの第二部とし、これを午前と午後の2公演行いました。


時の音色さんの創作紙芝居(BGMはディスクオルゴールによる「埴生の宿」です。)


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今日のプログラムです。



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今回のコンサートは施設内のプライベートイベントですので入居者の方々とその関係者の方のみでしたが、また一般の方々対象にもやりたいと思いますのでその時は当ブログでお知らせいたします。


先日布袋工房さんが手押しと自動のカンナのブレードを研ぎに来ました。


150mmの手押し用はまだしも(何とかカンナ盤に付属のジグで手でも研げますが時間かかります!)、250mmの自動は手研ぎはちょっと無理!


研磨盤は最初の設定に少し時間がかかりますが、実際に研ぐ時間は刃こぼれがなければあっという間です。



真剣にカンナ刃を研ぐ布袋さん


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この水の飛沫プロテクターはもう少し、改良の余地があります。


仕上げ砥石側のようにスポンジを刃物の手前で砥石に当てて不要な水を取ってしまうのとプロテクターをもっと上方に固定して邪魔にならないようにしなければ


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