毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

木象嵌


オルゴールボックスの蓋の裏に入れる飾りの木象嵌です。(正式には木象嵌ではなく寄せ木の手法に近いのですがマーケタリーのように薄い板ではなく3mm程度の板を使います。)


いろんな樹種の端材(と言っても特に色や木目のきれいな物を厳選しています。)を組み合わせて図柄を作ります。。
色だけでなく、木目の流れや色のグラデーションも考えて、切り抜いた図案をスプレー糊で選んだ板に貼付けます。


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各ピースを糸鋸で切り抜きますが、ぴったり合わせるためには図案のラインを正確に切り抜かなければなりません。
糸鋸盤は長らく使っていなかったので、作業の前に糸鋸の整備をします。


まず、各部の掃除、注油をして鋸刃のアライメントを調整します。
テーブルの角度を調整してスコヤで確認。



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前後方向も垂直になるようにブレードを取付けます。


アライメントがきっちり調整され、刃がよく切れればバタつくことはないはずです。
テーブルにシリコンスプレーを吹いて、よく拭き取り準備完了です。


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パターンどうりにカットしていきます。
掃除と整備をすると動作音も静かになり調子よく切れます。機械はやはり日頃の整備が肝心です。


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小さいパーツの鋭角の部分は余白を切り離さずに小回りで一回転して反対側をカットします。
こうすると余白が残っているので両端を指で押さえて最後までコントロールしやすいです。(余白部分も使う場合はこの手は使えませんが・・・)


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3種類の図柄がカットできました。
カットしたままでは微妙にカーブが合わない所やスキマの出る所があります。


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できるだけスキマがなくなるように細工用のヤスリで高い部分を削って合わせますが特に大きいパーツや長い物は一部を削ると全体に影響して来るので少し削っては嵌め込み、次はどこを削ったら良いかを確認しては少しずつ削ります。


少しはスキマが残りますが、後は台板に貼った後に接着剤にローズウッドの細かい粉を混ぜた物を摺り込んでからサンディングします。


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30弁標準箱完成

仕上げのノーマルクリヤーで磨いてさらに乾燥します。




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ノーマルクリヤーを3回塗り込みました。


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ムーブメント、アクリル板を取付けて完成です。


左奥から欅/スプルース、黄檗/スプルース、ウォールナッツ/サペリ、
手前は左から黄檗/サペリ、桐/桐です。


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A4トレーの製作




以前、大量に入手した桐材に混じって細く挽いた桂が混じっていたのでこれらを活用してA4サイズのトレーを作ってみました。
桂材の巾がカンナを掛けると25mmしかないのでちょっと背が低いのですが、だいたいにおいて書類をたくさん積んでも下の方はほとんど死んでますから、ちょうどいい高さかもしれません。


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枠の上端は丸面を取り、手前の枠だけ書類を取り易いように凹面を付けました。


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完成です。
桂と桐の薄型、軽いのが取り得です。


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乗鞍高原2日目

乗鞍高原は温泉があるので朝5時半にひと風呂浴びて、付近を散策、高原の朝は気持ちがいいです。


7時に朝食を食べて8自発の乗鞍畳平行きのバスでいざ、乗鞍へ、40年前は自家用車で上れましたが今はマイカー規制で特定のバスとタクシーしか上がれません。自転車はフリーです。(ロードレーサーで登っている人がけっこうおられます。・・MTBは数える程・・下りは実に爽快でしょうなぁ・・)


畳平は標高2700m、日本で一番高いバスターミナルです。(料金も高いですが・・・笑)
日本一高い郵便局もあります!(こちらは料金下界と同じでーす。)


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まずは富士見岳(2817m)を目指します。富士見岳への登り口まではコロナ観測所や東大宇宙線研究所への車道なので広くフラットな道です。バスターミナルの後方は恵比寿岳(2831m)です。


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長野県側(乗鞍高原)からの乗鞍エコーラインを挟んで岐阜県と長野県の県境です。
私たちのバスは右側の長野県側から登ってきて左側の岐阜県の畳平に着きました。
奥のピークは大黒岳(2772m)です。乗鞍岳はこれから登る富士見岳を含めて12のピークから成っています。
(最高峰は剣ケ峰:3026m)


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登り口からはガレ場の急登となります。(まだ余裕のようですが・・・)何ぶん、酸素が薄いので、思っただけのパワーが出ません。ゆっくりと一足ごとに登るのみです。



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少し登ると畳平のお花畑散策コースが足元に箱庭のように見えます。
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かなり登ると雪が残ったコバルトブルーの不消ケ池が見えます。何とも妖しく美しい色です。


後方は摩利支天岳のコロナ観測所のドームです。


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富士見岳登頂記念の1枚(あほやな!)
はるか後方左のピークは槍ヶ岳、私の右手下当たりが奥穂でしょうか?


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下りは早いですが、浮き石が多いので慎重に下ります。


畳平お花畑よりのワンショット


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はい、お花畑です。もう水が涸れているせいか、思ったより花は少ないですが可憐な高山植物が咲いています。


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年齢に関係なく、こういう歩き方になります(笑)


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名前わかりません、セリ科の花です。


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イワギキョウ


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コマクサ(ここはけっこう多いです。八ヶ岳より多いかも!)


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今年の夏期旅行は天候に恵まれ、たったの二日間ですが京都のこの殺人的な蒸し暑さから逃れることができました。


乗鞍高原1日目

京都の厳しい蒸し暑さに耐えかねて乗鞍高原へ〜〜


高速道路は中津川から恵那山トンネルをくぐって伊那谷を北上するので乗鞍高原に入るには大変遠回りになります。
そこで中津川から国道19号線を藪原までひた走り奈川温泉から乗鞍上高地スーパー林道経由で入ります。これは40年前にスキーで毎年通ったコースですが要所の面影や曲がるポイントの建物等、見覚えがアリ、ほとんど変わっていないようです。
このルートは急カーブが多く、道幅も狭い所があるので、皆さん、敬遠されるのか交通量は金曜日ということを差し引いても非常に少ないです。


一の瀬園地当たりまで来ると視界が開けて背景に雄大な乗鞍の勇姿が望めます。日射しは暑いですが、吹き渡る風は涼しく爽やかです。


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乗鞍高原、番所原の蕎麦屋さんを目指します。今日は時間も早く空いています(笑)


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ここの番所蕎麦は昔ながらの水車の石臼でひいたそば粉を使い、つなぎなしの十割蕎麦です。


手前は盛りそば、奥はぶっかけとろろ蕎麦で、薬味は辛み大根(小鉢のピンク色のもの)で食べます。
つなぎが入ってないので切れ易いですが素朴な味ででとても美味しいです。


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腹ごなしを兼ねていがやリクレーションセンターの”ジップライン”に挑戦しました。
この池の上に張られた傾斜のあるワイヤーにぶら下がって池を渡る遊びです。溶接用?の手袋をはめた手でワイヤーを押さえてブレーキを掛け、スピードを調節しますが2回目は着地点手前のブレーキングポイントまでノーブレーキで!
単純な遊びですが、気分爽快です!


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3時ごろに夕立という程ではないですが、少しパラついてて来たので今日の宿「ピーポロ乗鞍」へチェックイン。


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4時ごろには晴れて来たので、付近の散策と番所大滝を見学に。


一帯は高山植物が咲き乱れています。


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高さ40m、巾11m 展望台まで飛沫が飛んで来ます。


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チャックキーホルダーの取付

サブボール盤のチャックキーは今までボール盤のベースの上に転がしていましたが、たまに行方不明になるのでベルトカバーの後方のじゃまにならない所にホルダーを作って取付けました。


コンセプトは作業のじゃまにならずに取り出し易く収納し易いことです。もちろん、見た目も重要です。
旋盤で丸棒に挽いたケヤキの端材で作りました。


これでチャックキーを探すこともなくなりそうです。


久々に掃除をしたので光り輝いていますが(笑)このボール盤は滅多に使いません。使うのは2mm以下のドリル使用時かメインのボール盤に使用中のビットが付いていて、その設定を変えたくない時に他の行程で穴開けの加工をする時くらいです。


ちょっと気に入らないのはモーターの振動が大きい、テーブルのラック&ピニオンによる昇降装置が付いていないことですがこれを除けば特に不満はありません。


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アクリル板用テンプレート

50、72弁用アクリル板の穴開けテンプレートは以前に作ってましたが、30弁用はなかったので改良版を製作しました。


定尺のアクリル板をオルゴール用に裁断していくと中途半端な寸法の端材が出ますのでそれを使います。
細長い端材にM3タップを立てて適当な寸法の端材に取付けてガイドとします。
(アクリ用の接着剤・・二塩化メチレン・・を使えば楽なんですが、残念ながら蒸発してしまって空でした!・・3年以上も使ってなかったので・・・)


ガイドから正確に3.5mmの位置を毛書いて両端から20mmの位置にφ2のドリルで穴を開けます。
この穴の位置が命なので慎重に開けます。
ガイドをネジ止めにしたので後から多少の融通は利きます。(笑) 20mmの方はそんなに重要ではなく一応の目安です。


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5枚のアクリル板にあっという間に取付け穴の加工ができました。


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バイスクランプ

先日ブルノーズプレーンと一緒に届いたバイスクランプをボール盤に取付けました。


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ボール盤のテーブルにはクランプ取付け用の長穴がありますがセンターに近すぎるのと巾が11mmしかないので、このバイスクランプの取付けボルト(12.7mm)が入りません。


そこでテーブルを外してバイスクランプ用の穴を開けることにしました。本当はもっと手前のコーナーに近い所がいいんですが、裏にリブがあって穴開けできません。手持ちの鉄工ドリルが12mmしかなかったのでテーパーリーマとヤスリで13mmに拡げました。鉄といえども鋳物ですから加工は比較的簡単です。


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取付けはテーブルの裏からアイナットで手で軽く締めるだけで必要な時だけ取付けます。


もっと大きな径や深い穴を加工する時には右側にももう1本取付けます。


このクランプは片手で操作できるので材料の芯出しをして固定する時等に便利です。
またワークをしっかり固定することで加工精度もよくなります。


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30弁標準箱の組立-その4

蓋を開ける時の手掛かりを付けるのを忘れてました!
部品の在庫が2個しかなかったので一挙に40台分作りました。
ローズウッドを3.1mm厚に挽いて、φ30の円盤を作り、φ28のスロットカッターで切った溝に差し込んでちょうど良い形になるようにカットして磨きます。φ30の円盤から2個できます。


蝶番を取付けて開閉具合を確認します。蝶番取付の段欠きが正確に加工されていると蝶番の取付けもスムーズに行えます。


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取付けた蝶番を一旦外して掃除機を掛けて乾拭きし、オイルをたっぷりと摺り込みます。
2回ぐらい塗って、浮いたオイルを拭き取り、乾燥させます。


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30弁標準箱の組立-その3

蝶番の取付けの段欠き加工をトリマースタンドで彫ります。


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今まではいちいち箱の巾と蝶番の長さから計算してストッパーの位置を少なめに設定し、彫り込んだ結果から微調整をしていましたが、今回から1mm刻みのチャートをエクセルで作ったのでこのチャートから拾った寸法にストッパー位置を合わせればドンピシャです。
パラメーターは箱の巾、ヒンジの長さ、ビットの直径の3つですから、同じヒンジであればビットも同じ物を使うので変数は箱の巾だけとなり、いとも簡単な数式でエクセルが自動計算してくれます。


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今回は4種類の樹種で板厚の違いから微妙に巾が異なりますが非常に簡単にピッタリの段欠き加工ができました。


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今までの物とはデザインを少し変えて4隅に縦方向の微妙なアールを付けてみました。


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なかなかいい感じになってきました。後は細部の面取りをして、オイル下地の仕上げ磨きをすれば加工は終了です。


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