一番左が刃高設定ゲージでコの字形のアルミブロックに2本の真鍮ボルトが固定してあり、あらかじめこのボルトの位置を必要な刃の高さにセットしておきます。
裏刃には偏心したピンの付いたネジがあり、刃をセットした裏刃をゲージに乗せてネジを調整すれば3枚の刃が所定の同じ高さに揃います。
次に送りローラーのスプリング圧の調整をしました。
適当な厚みの材を挟んで切削量がゼロの状態までカッターヘッドを降ろし本体と4本のスプリング押さえネジのナットの隙間が約1mmになるように調整してダブルナットを締め付けます。これでスムーズに送材できるはずです。
カリンの薄板を
今回の整備が完了したところで前から気になっていたこの派手な緑色を思いきって塗り替えました❗️
新しい色は落ち着いた木創舎グリーン?です。
ダストポート、ベルトカバー、ヘッド昇降ハンドルは黒にしました。これでかなり引き締まって見えます。
昇降ハンドルのノブも木製の手に優しい形に作り替えました。ベルトカバーの止めネジとギヤボックスのシャフトの部分だけ前の色を残してあります。(ワンポイントです^_^)
小型プレーナー、ミニフォルテの切れ味が落ちてきたので替刃の交換をします。
ミニフォルテは切削巾120mmですが、完全に調整されれば0.5mmの厚みまで削れる能力があります。
集塵プレートとベルトカバーを外してまず掃除です。
ベルトカバーの内部には恐ろしいほどの拙作屑が溜まっていました。
木彫教室のTさんからの依頼で久々の引出し製作です。
材はシナですが柔らかすぎて私にとっては扱いにくい木なんです。ちょっと油断するとすぐに傷が付くし粉塵が軽いのでそこら中に飛び散るんです。また、カンナ掛けや磨いてもあまり光沢が出ないので作りがいがないんですが、彫刻後は彩色してニス仕上げされるのでこれは木地製作者の単なる好き嫌いです。(笑)
幅広の板を使うとコスト高になるので片耳付きの板を製材して2枚剥ぎにしました。
長いままで剥ぐ方が効率がいいんですがこの材はあちこちに擬芯材や節があったので各部材ごとに剥ぎ合わせました。結局、材が足りなかったのでこれで3台ぶんです。残り2台分の材を来週にでも引き取りに行くことにします。
少し前から昇降盤の刃口を埋めるカリンの材にき裂が入り僅かな段差が出ているのが気になってましたがバンドソーの刃口埋めを交換したのを機に昇降盤も作り替えることにしました。
カリンの刃口を外すと完全に割れていました!
こちらはバンドソーと違って材も大きくかなり大仕事です。
材はバンドソーと同じ樫を使いました。
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野山のおるごーる仙...
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