少し前から昇降盤の刃口を埋めるカリンの材にき裂が入り僅かな段差が出ているのが気になってましたがバンドソーの刃口埋めを交換したのを機に昇降盤も作り替えることにしました。
カリンの刃口を外すと完全に割れていました!
こちらはバンドソーと違って材も大きくかなり大仕事です。
材はバンドソーと同じ樫を使いました。
6日前からPCでの投稿がなぜかできなくなってしまったでI-Phoneからの投稿です。
えっ、なんでサンダーだけ写ってるの? いや失敗写真ではありません。
製作中の額が大き過ぎて作業台の上では組立ができないのでサンダーで床を磨いて細かい凸凹をなくしているところです。おかげさまで床もきれいになりました(笑)
基本加工を終えた部材を仮組みしています。
長辺が90sm、短辺は70cmです。奥行も10cmあります。
接合面にボンドを付けてスチールバンドのクランプで圧着します。実はゆのんさんの特注額なんですが大川の家具屋さんで手に入れられた柾目のタモで4本とも90cmにぴったりカットされていました。矩もきっちり出ているので私は短辺を70cmに切って裏板の入る溝と前面の面取り、4隅の留加工を
しただけです。色白のタモでうっすらと杢も出ています。
奥行が10cmもあるので千切りは3枚入れます。
しかし当工房ではこの寸法がリミットですね! もう天井まで10cmしかありません! 昇降盤のテーブルと平行ガイドにシリコンスプレーを吹き付けて滑りを良くして一本加工するごとに気合を入れて一定速度で慎重に送りました。
しかし、これ、目の詰まった重いタモで比重0、7として計算すると5kgを超えるんでしがこれに72弁のムーブメントと大量の装飾をつけると、いったい何kgになるんでしょう?一人で持てるのか?、、、人ごとながらちょっと心配(笑)
えっ、なんでサンダーだけ写ってるの? いや失敗写真ではありません。
製作中の額が大き過ぎて作業台の上では組立ができないのでサンダーで床を磨いて細かい凸凹をなくしているところです。おかげさまで床もきれいになりました(笑)
基本加工を終えた部材を仮組みしています。
長辺が90sm、短辺は70cmです。奥行も10cmあります。
接合面にボンドを付けてスチールバンドのクランプで圧着します。実はゆのんさんの特注額なんですが大川の家具屋さんで手に入れられた柾目のタモで4本とも90cmにぴったりカットされていました。矩もきっちり出ているので私は短辺を70cmに切って裏板の入る溝と前面の面取り、4隅の留加工を
しただけです。色白のタモでうっすらと杢も出ています。
奥行が10cmもあるので千切りは3枚入れます。
しかし当工房ではこの寸法がリミットですね! もう天井まで10cmしかありません! 昇降盤のテーブルと平行ガイドにシリコンスプレーを吹き付けて滑りを良くして一本加工するごとに気合を入れて一定速度で慎重に送りました。
しかし、これ、目の詰まった重いタモで比重0、7として計算すると5kgを超えるんでしがこれに72弁のムーブメントと大量の装飾をつけると、いったい何kgになるんでしょう?一人で持てるのか?、、、人ごとながらちょっと心配(笑)
ボウハンドルの掘り込みジグ作りに脱線して半日以上を費やしましたが適切なジグが完成すると作業は飛躍的にはかどります!
というわけで4種類のハンドルの基本的な取付ができました。
しかしこのボウハンドル(弓形取っ手)なるもの、展示会等に持って行く時にかさばって梱包や運搬には悩みの種なんです。そこで今回は接着ではなくネジによる締結で簡単に取外せるようにしました。
しかし板厚が薄いために木ネジでは持たないので真鍮のトラスのプラスネジを改造したマイナスネジとそれに合わせて真鍮のナットを12mmの丸棒から削り出して製作しました。
内側の真鍮ナット、スパナ掛けをフライスで加工しました。
柔らかい木に優しいようにM4にしては大きめのナットです。
これはスイングタイプですが木の穴にネジが接すると穴がネジで削れてくるので穴に接する部分は8mmのストレートとし、その内部にM4ネジを切って内側からM4トラスネジで締め付けてあります。
+ネジを改造したマイナスネジ、中央部に少しだけプラスの跡が残っています。
これは固定式なので内側から真鍮木ネジで固定しました。
取付面は10°の傾斜がありますがハンドルは底面と平行になるようにしてあります。
というわけで4種類のハンドルの基本的な取付ができました。
しかしこのボウハンドル(弓形取っ手)なるもの、展示会等に持って行く時にかさばって梱包や運搬には悩みの種なんです。そこで今回は接着ではなくネジによる締結で簡単に取外せるようにしました。
しかし板厚が薄いために木ネジでは持たないので真鍮のトラスのプラスネジを改造したマイナスネジとそれに合わせて真鍮のナットを12mmの丸棒から削り出して製作しました。
内側の真鍮ナット、スパナ掛けをフライスで加工しました。
柔らかい木に優しいようにM4にしては大きめのナットです。
これはスイングタイプですが木の穴にネジが接すると穴がネジで削れてくるので穴に接する部分は8mmのストレートとし、その内部にM4ネジを切って内側からM4トラスネジで締め付けてあります。
+ネジを改造したマイナスネジ、中央部に少しだけプラスの跡が残っています。
これは固定式なので内側から真鍮木ネジで固定しました。
取付面は10°の傾斜がありますがハンドルは底面と平行になるようにしてあります。
バスケットトレーのボウハンドルを取付時に安定するように側板のを掘り込みますがハンドルの巾はデザインによってまちまちです。今まではその都度テンプレートを作ってトリマーで掘り込んでいましたがこれがけっこう大変でしてテンプレートには調整しろがないので固定位置を微調整するのが実にじゃまくさいんです。
そこで今回はかなり自由に調整できるテンプレートを製作しました。
写真では板がいっぱい重なっていて何だかよく解りませんが一番下の曲線の入っているのがバスケットトレーの側板で鉛筆で薄く掘り込む線を書いてあります。
まず左のケガキ線にアクリと木の角材を貼り合わせた定規を当てて木の角材にテンプレートの左端を合わせてクランプします。 この定規はトリマーベースの縁からビットの外周までの距離と等しい巾に作ってあります。
次に定規を上のケガキ線に合わせてテンプレート上部の可動ストッパーの位置をを調整して固定します。
最後に定規を右のケガキ線に合わせて右の可動ストッパーの位置を決めます。
これで設定終了、あとは12.7mmのストレートビットを付けたトリマーでなぞるだけです!
あっという間にケガキ線通りに加工完了!
うん、これはなかなか使えるジグですね!(自己満足・・笑)
そこで今回はかなり自由に調整できるテンプレートを製作しました。
写真では板がいっぱい重なっていて何だかよく解りませんが一番下の曲線の入っているのがバスケットトレーの側板で鉛筆で薄く掘り込む線を書いてあります。
まず左のケガキ線にアクリと木の角材を貼り合わせた定規を当てて木の角材にテンプレートの左端を合わせてクランプします。 この定規はトリマーベースの縁からビットの外周までの距離と等しい巾に作ってあります。
次に定規を上のケガキ線に合わせてテンプレート上部の可動ストッパーの位置をを調整して固定します。
最後に定規を右のケガキ線に合わせて右の可動ストッパーの位置を決めます。
これで設定終了、あとは12.7mmのストレートビットを付けたトリマーでなぞるだけです!
あっという間にケガキ線通りに加工完了!
うん、これはなかなか使えるジグですね!(自己満足・・笑)
今日は午前中ちょこっと工房で作業して、午後から久々のライブコンサート「啄木舎チェンバロ・ピアノコンサート」へ行ってきました。
今までは20名の定員ですが今回は10名限定で間隔をできるだけ広く取ったり、公には告知されていない事実上プライベート?のコンサートでした。ですから聴きに来られたメンバーはお互いに顔はもちろんお名前まで存じている(私は人の名前はすぐに忘れますから覚えているのは3名くらいですが・・・すみません)
ピアニスト(チェンバリスト)の藤本さんは最近、動画配信もされていますがやっぱり生演奏は違います! 久々に大きな感動を味わえました。
これはお客様の一人が作って来られた切り紙アートの作品です。
私が今日準備したオルゴールはラフマニノフのピアノ協奏曲第二番、いつも藤本さんのご好意(というかリクエスト?)で休息時間に皆さんに聴いていただきました。
今日は久々のコンサートで充実した午後でした。
今までは20名の定員ですが今回は10名限定で間隔をできるだけ広く取ったり、公には告知されていない事実上プライベート?のコンサートでした。ですから聴きに来られたメンバーはお互いに顔はもちろんお名前まで存じている(私は人の名前はすぐに忘れますから覚えているのは3名くらいですが・・・すみません)
ピアニスト(チェンバリスト)の藤本さんは最近、動画配信もされていますがやっぱり生演奏は違います! 久々に大きな感動を味わえました。
これはお客様の一人が作って来られた切り紙アートの作品です。
私が今日準備したオルゴールはラフマニノフのピアノ協奏曲第二番、いつも藤本さんのご好意(というかリクエスト?)で休息時間に皆さんに聴いていただきました。
今日は久々のコンサートで充実した午後でした。
プロフィール
野山のおるごーる仙...
最新記事
最新コメント
リンク
記事検索
カテゴリー
アーカイブ