毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

スペシャルツール

先日8mmの薄型コンビネーションレンチを見つけました。


オリジナルはもっとメガネの周りが大きいのですが(写真撮るの忘れましたー!)それでは私の用途には使えません。


JIS規格からは完全に逸脱しますが、トルクの掛かるところではないので無視しましょう。(笑)


グラインダーでどんどん気前よく削りますが、HSS鋼より硬くて粘りがありそうです。


ステンレススチール製ですが、クローム13%のSUS420系に粘りを持たせるためにモリブデンが入っているかも?


片口スパナ側も見た目のバランスがよくなるようにシェイプアップしましたが、まだ少し削り足りないかも?



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かなりシェイプアップ?しました。


これでオルフェウス50/72弁オルゴール用のストッパーのナットを傷付ける事なく閉められそうです。


こんな使用頻度の超少ない工具たちがどんどん増えてしまいます。(笑)


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厚さは3mm程度です。メガネの方は微妙な角度付でなかなか使い良さそうです。


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木彫オルゴールの見本完成

木彫オルゴール用のストッパーが入荷したので早速取付けました。


今回のストッパーは蓋を開けるか、引出しを引き出すと鳴るしかけです。市販のストッパーのロッドは長めに作ってあるので用途に合わせて切り詰めます。(写真左手前の黒い三角の帽子を被っている棒)引出し用は25mmも切り詰めてちんちくりんです。(一応、設計通り)引出しや蓋にこのロッドが押されて、ガバナーの羽車が止まり、オルゴールが停止する仕組みです。



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ボックス型への取付け


ムーブメントは左奥のカバーの中に収まり、ストッパーの頭だけが出ています。蓋を閉めると蓋の桟にこの頭が押されて演奏が止まります。この箱は響板の面積が大きいので18弁ながらびっくりする程の音量で鳴ります。


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蓋を閉めたところです。


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チェスト型は上の引出しを抜いた奥に取付けます。裏板が響板となります。


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裏から見ると・・・


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上の引出しを引出すとオルゴールが鳴り出します。


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さて、どんな彫刻が施されるか今から楽しみです。


戸隠へ 2日目

今日は曇ってはいますが、雨は降っていません。三人とも早く寝たせいか、みんな目覚ましが鳴るまでに起床!


7:30の朝食まで奥社入口付近の鏡池と小鳥の池を散策です。曇ってても早朝の空気は気持ちがいいです。


鏡池はその名のごとく、水面に戸隠山が映ります。紅葉の時はさぞ美しいでしょう。また晴れた早朝には山肌に朝日が当たって、さらに美しいことと思います。



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小鳥の池もとても静かな場所です。一羽のカルガモが一直線に池の中央に・・・


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水辺にはいろんな高山植物が咲いています。こんな面白いのも・・・


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朝食の後は森林植物園を散策、残念ながら水芭蕉は5月頃なので、今は巨大に成長した葉だけですが、色々な夏の花が咲いているので見飽きる事はありません。


ポピュラーなアザミですが、やっぱりきれいですね。


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水楢のドングリの赤ちゃんも育ってます。


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シシウドに似ていますが、たぶん、同じ仲間のシラネセンキュウと思います。


A



戸隠牧場にもちょっと寄ってみました。


牛が放牧されていますが、時折、小雨が降るためみんな牛舎の屋根の下にいるようです。


ポニーたちは元気よく草を食んでいます。とても人懐っこく、手を差し伸べると牧柵越しに顔を近づけてきます。


なんと言っても背景の山々と緑が美しい牧場です。


ホルスタインの軽トラもいました(笑)


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牧場の入り口に瀟洒なカフェがあったので、10時のティータイムをいたしました。


ローズヒップティーとレモングラスティーです。色、かおり共にGood!!


ケーキは蕎麦を使った物があり、あっさりとおいしかったです。


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台風も気になるので早めに戸隠を後にして、安曇野のわさび農場経由で帰る事にしました。

昼食はもちろん新鮮わさびで食べる信州蕎麦です! ここの蕎麦もまた旨い!


戸隠へ 1日目

8日から一泊で戸隠に行ってきました。


最近、長岡京ICが出来たので長野ICまで、ずっと高速道路です。(早く行けるけどおもしろくないな!)


長野市内が少し混雑してましたが11時前には善行寺に着いて、休息を兼ねて、ちょっとご挨拶。



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戸隠方面へは善行寺の裏山を巻くようにかなりの急坂とヘアピンカーブの連続する「七曲がり」を登ってぐんぐん高度を上げて行きます。バードラインに出ると緩やかなカーブと直線部分のアップダウンが続く緑のトンネルの道となります。この道はまるでメルヘンの森を抜けて行くような、いつ通っても気持ちの良い道路です。途中の飯綱高原も緑の中にキャンプ場や瀟洒なペンションが点在して、ゆっくり滞在してみたくなる場所です。飯綱高原を過ぎると、俄然、蕎麦屋と宿坊らしき旧い造りの建物が増えて来ます。戸隠神社は宝香社、中社、奥社に分かれていて、中社付近は有名な蕎麦屋が多く、参拝客も多いので結構混雑しています。


今回は蕎麦ツアーも兼ねていますので中社前の蕎麦屋さんでちょっと遅い昼食です。1:30でも人気の店は長蛇の列!


と言っても麺類はわりと回転が速いので、20分位で座席に!並んでる人が少ない店にしましたが、蕎麦も天ぷらも超旨い!!



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腹が減ってるから・・・いえいえそんな事は有馬温泉! 蕎麦があまり好きではなかった下の娘が「これは美味しい!」と言ってましたから本物です。(後でペンションのご主人に聞いたらどこでも味はほとんど同じですよ、名前だけ!とおっしゃってました。・・笑)


蕎麦を食べて幸せな気分で出て来ると、ほとんど降ってなかった雨が急に豪雨に! とりあえず奥社とスキー場の中程にあるペンション「あぜりあ」に直行。荷物を降ろして暖かいコーヒーをよばれ、部屋でしばしの休息です。気温は20℃、別天地ですね!


雨も小降りになって来たので、奥社前まで車で行き、奥社まで傘を片手にハイキング、中間地点の随神門までとその奥の杉並木の参道は平坦で門までは緑のトンネル、随神門からは樹齢400年の杉並木が続いて、どちらも清々しい気持ちの良い道です。杉並木は巨木で枝の位置も高く、通常の杉林特有の湿った暗さはありません。杉並木の後がほとんど広葉樹のためかもしれません。



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杉並木を過ぎると、400mぐらい石段が続いて、奥社に到着です。昔は奥社の後に戸隠山が迫って見えたのですが、木々が生い茂ったのと、葉の多い季節なのでほとんど見えません。



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往復で約一時間半、夕食前のちょうどよい運動です。(笑)入口の駐車場まで車で来たので、行きがけの駄賃に、戸隠山がよく見えるスキー場まで偵察に行ってきました。ここは正面に戸隠連山が一望できて絶景です!明日の朝早くもう一度来る事にします。



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ひと風呂浴びたあと、ペンションのおいしいディナーとワインで午後9時過ぎにはもう就寝!! おやすみなさい・・・


二人展開催のお知らせ

革工芸の花岡さんと9月に光明寺前のカフェTATRAで二人展を催す事になりました。ブログをご覧の皆様にはDMの発送より先にご覧いただけます。(笑)



花岡さんはステンドグラスも製作されますので、それらの作品もご覧になれます。私の木工とのコラボ作品もありますので、ご高覧ください。また、毎日午後一時からオルゴールのミニコンサートを行う予定です。曲目は毎日変わりますのでお楽しみに・・・♪


カフェTATRAはソプラノ歌手、中平一二三さんが主宰されるカフェ(一階)とホール兼ギャラリー(二階)で、若い演奏家のコンサートや音楽教室、展示会が開催されています。長岡京粟生の光明寺前の空色の印象的な建物が目印です。


TATRAはチェコとポーランドの国境にある山脈で、彼等にとっては日本人の富士山に匹敵するような山らしいです。


中平さんが過去におられたチェコでの思い出の山らしいです。日本には輸入されていませんがチェコにはタトラブランドの自動車メーカーがあり、私はチェコには行った事ありませんが、以前ライプチヒに行った時、見慣れない乗用車が停まっていたのでエンブレムを見るとTATRAでした。大型トラックや軍用車でも有名ですし、過去には航空機や路面電車も製造していたようです。


http://www.eonet.ne.jp/~k-harikyuu/tatra.html


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オルゴール製作再開の再開

長らく放ったらかしであったボックス型のオルゴールの製作再開です。今日は蓋の天板の裏面の彫り込みです。


これが終わるとやっと箱の形に接着できます。


ボール盤にX-Yテーブルをセットしてフライス加工で彫り込みます。


本当はボール盤はこの使い方をしてはいけないのですが、これだけ大きな物の加工ができるフライス盤は目の玉が飛び出る程高価ですので・・・できるだけボール盤の主軸に水平方向の過大な力がかからないように一回の切削深さは3mm以下、送りもできるだけスローに、そしてビットはよく研磨して切れ味のいい物を使用します。切れ味のいいビットはコーナーでの焼けも出ないし、切削面がきれいなので後の仕上げも楽です。


ワークはX-Yテーブルにしっかり固定して、強制的に送るので通常のルーター加工時の逆の送りで加工します。この方が切削面がきれいに仕上がります。(通常のルーター加工では安全上、絶対にこの方向の加工はしてはいけません。)


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ルーター加工完了です。この加工を手加工で行うと一枚仕上げるのに丸一日かかります。(下手をすると一日でできない?)


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Jesada (USA) のディッシュビットです。精度も良く、調子良く切れます。


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これでやっと接着して、本組立ができます。


一旦、接着剤を塗布して組み立てると途中では行きも戻りもできなくなるので加工忘れはないか、接合部の勘合具合はOKかなど再度、入念にチェックします。


また、夏期は接着剤の乾きが早いので接着剤を塗る順番、組み立て順を考え、締め具やヘラ、水で絞った布(はみ出た接着剤を拭き取る)、ティッシュペーパーなど必要な物を漏れなく傍に用意し、真剣勝負で組み立てます。時間との戦いです。


この間、蚊が攻撃して来ても防戦できません。刺されるがままです。(心頭滅却すれば火もまた涼し・・・)


蚊取り線香も足元に忘れぬよう・・・(笑)


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3台の箱が接着できました。


一晩おいて、接着が完了したら側面を仕上げ、本体と蓋になる部分を切り離します。


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カナヘビ君のお昼寝

今日はちっこいカナヘビ君がブロックの上でお昼寝(日光浴?)です。


これだけ近づいてもぜんぜん動きませんが、目玉は動いてるようです。(笑)小さくてもなかなか精悍な顔つきしてますねえ。それにしても、この色つやと見事なグラデーションはすばらしいです。


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花壇その後のその後

先日、かすみ草の蕾が膨らんできました。


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今日は少しだけ開いた花に似合った小さなお客さんが早速来ていました。


メアリーも満足そうに見守っております。(笑)


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スピンドリル?

手織りつづれ工房のKさんから糸にスピンをかける道具の改造を頼まれました。写真のような太めの竹ヒゴの先端に釣り鐘状の錘(フライホイール?)が付いたものですが、木製の錘なので、軽くて十分なテンションとスピンが掛からないので、重くしたいが・・・外に貼付けたのでは折角のこのアンティークなディテールが台無しになってしまいます。


木の錘をくり抜いて鉛を詰めれば・・・と言ったところ、私がやるはめになりました!(笑)


錘の直径は38mmあるので25mmの孔なら割れ等を起こさずに開けられそうです。


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ちょうどいい重さは80g程度とのことで鉛の比重は11.34ですから直径2.5cmの場合55.6g/cmとなり、80gだと厚みは1.4cmとなります。当初、鉛を溶かして直径2.5cmの鋳型に流し込んで重りを作るつもりでしたが手持ちに10mm厚の鉛板があったのでプラグカッターにより切削加工する事にしました。10mm厚を2枚入れると約110gとなりますが、Kさんに確認してもらったところ、少し重めの方がテンションが良く掛かるので良いとのことと、重りの直径が小さいので回転の慣性モーメントも小さくなるので少し重い方がいいでしょう。


先ずはプラグカッターをボール盤に取付けて25mmの円盤を6枚作ります。ワークをバイスでしっかり固定して、一定の遅い送りで加工します。鉛は柔らかいので木材より切削抵抗が小さく、紙を切っているようですが、一旦ビビらせたりカッターに食い付くと材料が変形して悲惨なことになるので慎重にカッターを送ります。切削音はほとんどしませんが、少しでも音が変わったらCRCを吹き付けるとスムーズに切削できます。(本当はワークの右側もクランプすべきです。)


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6枚の25mmの鉛円盤ができました。右の工具がプラグカッターです。これは木工用ですが、HSSなので金属も3mm位のアルミ板なら加工できます。センター孔のない円盤が加工できるのがミソです。上の写真のヒラヒラは鉛の切削屑できれいに切削できていると0.1〜0.2mm厚くらいのリボン状の削りくずが繋がって出て来ます。鉛の場合は削り屑や切り落とした材もフライパンで溶かせば、また使えます。加工前に周囲を掃除して削りくずを全部集めれば廃棄するものな何も出ません。(木材ではそんなわけにはまいりませんが・・・うらやましい!)


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次は釣り鐘状の錘部分に25mmの孔をあけますが、この形状にボール盤で正しくセンターに垂直に孔をあけるのは思ったより難しく、専用のジグを作らないとできません。そこで旋盤で直径25mm、深さ22mmの孔をあける事にします。


ワークに傷が付かないように中央に竹ヒゴの通る孔をあけた革を当てて4つ爪チャックでホールドします。ワークさえうまく掴めれば旋盤の場合はセンター合わせに何の苦労もいりません。ドリルさえよく切れれば、スイスイときれいな孔加工ができます。


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この錘、年代物で、とても良い艶がでて、材質が解りませんでしたが孔をあけてみると一位であることが判明しました!


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錘の内部と鉛の重りにエポキシ接着剤を均等に薄く塗り、錘に鉛を圧入します。


出来ました。ずっしり重いです!。Kさん、明日の夜に持って行きます。



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小箱の製作

何年か前に何かに使えるだろうと買ってあった模様入りのカットガラス入りの小箱を作ってみました。


材はケンポナシ、クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木で熟した果実の根元の枝が膨れて、食べると甘い事から梨の名がありますが、果実の梨の木はバラ科、ナシ族なので違う種類の樹木です。


広葉樹としては割合と軽く、加工も楽で、一種独特の雰囲気があります。よく、杢理が欅に似ていると言われますが、欅には欅の良さが、ケンポナシにはケンポナシの良さがありますので、人間同様、その個性を尊重すべきと思います。


それにしてもこのケンポナシは色が濃いです!! オイルを塗るといっそうその濃さと木目が強調されて、ほれぼれします。


さて、どんな小箱になりますか・・・


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