毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

オルゴールの修理

昨年カノンさんに購入いただいたウォールナッツのオルゴールの蓋が見事に?反ってしまいました。
いちばん大きい所で約3mm!これはかなり重傷です。
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蓋の枠の厚みに対して天板の厚みがけっこうあるのでその応力を下げるために天板の裏側を7mm鋤き取りました。
今後、さらに天板が反ろうとした時に多少なりとも影響が少なくなると思います。
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本体に当たる所の高い部分を鉋で削って平面を出します。
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鉋で削った分、蝶番の取付け溝がなくなってしまったので取付けネジの穴を基に掘り込みのテンプレートを合板で作りました。(曲面なのでテンプレートがないと正確な元の位置に加工できません。)
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トリマーテーブルで掘り込み完了です。
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本体にぴったりかぶさりました。
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再加工した部分を研磨後、オイルを塗布して乾燥させておきます。
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一年間、エアコンがよく効くけっこう過酷な 場所でメロディを奏でてくれたことと思います。
天然木のことですから、まだ多少は暴れるかもしれませんがこれで安定してくれる事を祈ります。 

氷の音符

今朝は厳しい冷え込みで家のガレージで0℃、朝8時の工房はー2.5℃でした!
朝は気が付きませんでしたが昼ご飯を食べて外に出ると、庇からツララがまだ融けずに残っていました!
これは大屋根ではなく軒下に積んである建材の丸太や古い柱が濡れないように付けてある窓下のトタンの庇です。
長いのや短いのやら・・氷の鍵盤のようですが、どうも私にはオルゴールの櫛歯のように見えるんですが・・・(笑)
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庇の下にある枯れ草には、こんな物もくっついてました〜!
寒すぎるのも困りますが、それに引き換え、こんな造形美が見られれば我慢できます。
しかし、これはどうやってできたんでしょうか?庇のツララは垂直に垂れ下がってますが、この泡ガラスのような宝石はこの写真の向き、角度なんです。
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ちなみに午後4時に帰る時にもまだツララは残ってました! 

カノン二人展オープン

いよいよ今日から「おるごーると木工二人展」がオープンしました。
昨日の天気予報ではちょっと心配な予報でしたが気温は低いものの、快晴だったので風の強かった昨日に比べて体感温度はそんなに寒くありませんでした。
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午後1時より、恒例のオープニングコンサートです。
BGMの軽やかなメリーウィドウワルツ♬に乗って創作紙芝居を熱演する時の音色さん。
毎回、新しい物語を作って来てくれます♪ 拍手!!
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私も紙芝居風のオルゴールレクチャーをやらせていただきました。
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コンサート終了後のティータイム
味はもちろんのこと、この少しルビーがかった透明感のある琥珀色がとても美しいです。
これを眺めているだけでも幸せな気分に浸れます。
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お客様が帰られた後、オルゴールの音色に耳を傾けるKオーナーさんです。
連日のおいしい紅茶やお心遣いに感謝致します。
3週間、よろしくお願いします。
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カノン二人展搬入

名古屋のギャラリー&カフェKanonさんに二人展の搬入に行って来ました。
誰との二人展?・・・もちろん、時の音色森の旅人さんです。
えっ、なに?、私の作品しか写ってないって!?
実は設営が終わって帰りがけに急いで撮ったんですが、なぜかi-Phoneの画面が入ったままになってたようでこの一枚でオートシャットオフになってしまったんです。

しかし、この建物の空間は本当に音色が良く響きます!
オルゴール達もまるで水を得た魚のごとくに鳴ってくれるようです。
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彼女の作品はこの反対側に展示してあったんですが、以下は時の音色さんのブログから無断拝借した映像です。
来週にはニューイヤーコンサート用の新作が増えるとのことですので楽しみです!
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会期はあすから3週間ですが毎週日曜日から火曜日まではお休みですので実質12日間となります。
2018カノン二人展DM表

明日(10日)と20日、27日には恒例のオルゴールコンサートも開催致します。
多分まだお席も空いていると思いますのでご希望の方はカノンさんに直接、又は私か時の音色さんまでお申し込み下さい。
パンフ2018カノン_A4
 

J.S.BACHの無伴奏チェロ組曲

今年始めてのカフェ・モンタージュはJ.S.BACHの無伴奏チェロ組曲でした。
カフェ・モンタージュではもうおなじみの金子鈴太郎さんですが今回の公演はバロック弓とオールガット弦による演奏という、とても力の入ったものでありました。

実はこのコンサートは昨年の年末も押し詰まってからカフェからのメールで案内をいただいたのですが本当は昨夜から続けて第一部〜第三部で全6曲だったのですが昨夜は都合が悪かったので今夜の第三部、2番、6番の組曲を聴きに行って来ました。

この6番目の組曲はバッハが5弦の楽器で演奏するようにとの指定があるらしいのですが、チェロは4弦ですから、この曲をチェロで弾くのは並大抵の技ではないですね。
また、バロックやそれ以前の音楽は作曲者が演奏方法に厳密な指定等を指示していない事が多く、いろんな解釈や演奏方法があって、実におもしろいんです。(ある意味ジャズやロックの考え方に近い?)
今夜の金子さんの演奏も私が今まで聴いたことのない語り口の2番と6番でとても面白かったです。
(昨夜の第二部、第三部も聴いてみたかったですね!)

すばらしいニューイヤーコンサートでした。♫
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楓のテーブルその6

アリ桟と畳摺りの両端を斜めにカットしますがマイターゲージでは30°以下の鋭角は危なくて切れないので鋭角カット用専用ジグを使います。
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貫が入ると俄然テーブルらしくなりました!
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貫の下端にはゆるやかなカーブを付けてみました。
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楓のテーブルその5

脚部のホゾ加工が終わり、仮組しました。
まだ、貫の寸法をを合わさなければなりませんが、やっとテーブルらしい形になってきました。
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楓のテーブルその4

アリ溝にきれいに収まりました。
こちら側は最終的に共木で溝を埋めます。
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反対側です。アリ溝は隠れて見えなくなります。(最終的にはあと5mm程度叩き込みます。)
トレッスルテーブルの場合、天板にアリ桟が上手く収まれば、あとはそんなにシビアでやっかいな加工はありません。
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アリ桟の調整が完了したので脚柱の入るホゾ穴の位置をケガキます。手前の2本は足(畳摺り)です。
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楓のテーブルその3

フェンスを固定してまずストレートビットで平行溝を掘ります。
深さはマイナス1mm、巾はアリの最も細い部分よりマイナス1mmとします。
今回はビットの関係でトリマーを使いましたが硬い楓の板に19mmのビットで深さ14mmの加工は無理なので深さを3回に分けて彫りましたがそれでもかなり荷が重かったです。これはやはりルーターを使うべきでした。
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ルーターにアリ溝ビットを装着し、先ず、左側の面を墨線通りになるようにフェンスを微調整して加工します。
右辺は5/1000勾配となるのでアリ溝の入口側を基準位置より3mm拡げてフェンスをセットします。(L=600mmアリ桟の場合)
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2本の勾配付きアリ溝が掘れました。左はL=600mm、右はL=480mmです。
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アリ桟の両側のアリ部分12mmをカットしておきます。これはアリ送りで桟を天板に通した時に天板のアリ溝を隠すのと天板が収縮した時の逃げの分です。
アリの先端部分は面取りをしておきます。
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右側は軽く叩き込んでちょうどいい位置まで入りました。
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左側は少しきついです!
この程度だとルーターで舐めるとたぶん削り過ぎになる可能性が高いので手で調整することにします。
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アリ桟を抜き差ししては当たり具合を確認し、高い部分を鑿、鉋、アリ形の木に貼付けたサンドペーパー等で調整します。
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初仕事

今年の初仕事は昨年末に近くで拾って来た倒木2本をチェーンソーで玉切りして冬の工房の必需品、薪作りから始めました。
いずれも台風や大雨で倒れた小径木ですが、これでも2日分くらいにはなると思います。
でもこれは乾燥がまだ不十分なので来期用ですね。
ウォーミングアップにはちょうど良い1時間ほどの作業でした。
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