毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

Rの飾り面を入れる額はケガキ線のカーブまで反り台鉋で削ります。
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ケガキ線が消えるまでサンドペーパーを掛けて仕上げます。
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枠の基本加工が出来上がりました。
7面分ありますが樹種は5種類、構造は4種類、各々違います。
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工房のシンボルツリーのクヌギの若葉です。
今年は例年よりもなぜか葉っぱの数が多いんです!
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昨夜の雨に濡れて今日は色も格段に鮮やかです。
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布袋工房さんの桐も見事に花を付けました。
葉っぱはまだ小さいですがこれが見る見るうちにあの巨大な葉になるんですね。
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これは八重咲きの山吹でしょうか?昨年はなかったように思うんですが・・・
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今回は少し大きめの額、A3より少し小さめです。
いつもは留め(45°)のカットは専用のペティワークを使うのですが今回の額は額縁の巾を50mmと大きくしたのでペティワークのブレードでは届きません。
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そこで登場するのがこの「マイタートリマー」です。
マイタートリマーは斜めにセットされた刃がレバー操作で前後(この写真では左右)にスライドし、ワークの木口または木端を削り取る物です。(カットはできません。あくまで薄くスライスする物です。)
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昇降盤で留め切りした材料をさらに精度よく正確な45°にマイタートリマーで仕上げます。
レバーの根元には巨大なラック&ピニオンがあり、レバーを前後に動かすと前後にセットされた斜めの刃がギロチンの様にスライドします。押し切りと同じような切り方に見えますがマイタートリマーは刃が常に同じ角度で切り進んで行くので分厚い物でも切削抵抗が少なく、きれいに削れます。
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ワーク側から見たところです。手前のガイドにしっかりワークを当てて手で押さえ、レバーを手前に倒すと簡単に削れます。
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ガイドは45°、90°の位置で確実に固定できるようになっています。また別個に微調整機能がついていますので事前に調整しておけばいつでも正確な45°、90°の位置にセットできます。
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ガイドは45°〜90°の任意の位置にも固定できるので特殊な用途にも対応可能です。
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この写真は後方のガイドを90°にセットして50×25mmのチーク材を削っているところです。
最初に書いたように切断ではなくこのように0.1〜0.5mmくらいの厚みで削る感覚です。

後方にも対称に同じ機能があるので勝手違いの加工や逆目の出ない方向で削る事が出来ます。
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これは少し厚めの0.5mmくらいに削った面ですがカンナ掛けしたのと同程度の切断面が得られます。
写真ではちょっとわかりませんが削りカスの面には昇降盤のチップソーの僅かな鋸目が残っています。
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3面分の留め切りが完了しました。
左の残り3面は接合部の仕口を違ったものにする予定なので留め切りはしていません。
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今日は久々に使ったマイタートリマーの説明でした。

 

今日は工房でスモークパーティです。
タバコを吸うわけではありません。薫製の方です。娘夫婦が結婚祝いにスモーカーをいただいたのでそのお披露目なんですが、本当はマンションでやると煙が充満して、部屋が煙臭くなる、近所迷惑 になるのでは?との心配から当工房のテラスが最適地ということで白羽の矢が立ったわけですが、まあ私的にはこの種のパーティは大歓迎でして・・・トントン拍子に実施が決まった訳です。

これがそのスモーカー「いぶし銀」なる物ですが伊賀焼の陶器で一応、「煙も匂いも外に逃がしません」というのが売りみたいです。
形を見ると本体と蓋の間に水封用の溝があってここに水を少量入れる事によって煙を逃がさずに内圧も少し上がって効率よく燻蒸できる仕組みのようです。
火力調節も不要でマニュアル通りに時間で管理すれば30分で本格的な薫製ができあがります。(大きな物は無理ですが)
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このいぶし銀はいちばん大きい物で網が3段重ねられます。これは一番上の網に食材を並べたところです。
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鍋を火に掛けて蓋をし蓋の隙間から煙が出て来たら溝に水を入れて水封します。
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規定時間経ったら火を消してそのまま20分置けばできあがりです。

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約30分でこのとおり!
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パスタも茹でて豪華な昼食となりました。
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このスモーカーなら室内でも換気扇の下でやれば問題なさそうですが、気分的には天気のよい日にアウトドアでやるのが気分的にも最高ですね!
 

裏面に和紙を貼って灯籠の窓らしくなりました。
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嵌め込む相手は石ですから多少の凸凹があります。
がたつかないように嵌め込む方法を考えていましたがいい方法を思いつきました。
枠の上下に2カ所づつ鍋頭の真鍮木ネジをねじ込んで高さを調節します。
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木ネジの頭の高さは1.8mm、枠の高さは石灯籠の窓の高さより平均で3mm低くしてありますので木ネジの頭が少し潜るように枠に1.5mm深さの座グリをしてねじ込みました。
ドライバーさえ持って行けば現場でピッタリに調整できます。

この方法のもう一つの利点は枠の底面が石に付かないので水が溜まりにくく、木が腐りにくいということです。
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西山高原アトリエ村から工房に戻って仕上げてあった枠に木材保護塗料を塗りました。
明日、塗料が乾いたら裏に和紙を貼って完成です。
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今日は工房からMTBで西山高原アトリエ村まで行って来ました。
自転車ですから徹底的に裏道を走ります。光明寺の北側から竹薮を抜けて大原野へ、善峰川を渡って灰方方面へ向うと西山を背景に畑が広がります。とても気持ちのいい道です。
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大原野小学校付近のカカシの群落です。(笑)
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後方は小塩山(アンテナがいっぱい立っているのですぐわかる!)
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富有柿で有名な大枝の集落を抜けて9号線に出ます。
ちょうど新しい柿の葉が出て来たところですね。
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アトリエ村の入口までは少しの間ですが国道9号線を走らなければなりませんが今は歩道が整備されているので怖い目をしなくても大丈夫です。
国道沓掛から京都霊園の入口で、左の山道へ入りますがここからアトリエ村まで3km、地獄の上り坂がずっと続きます。
アトリエ村は大枝山の頂上の台地にありますが標高が430m、京都霊園の入口は多分90〜100mですから330mを一気に登る訳です!
山道は普通車が十分にすれ違える巾があるんですが路面が荒れているのと平坦部がまったくない登りが最後まで続きます。
途中に展望の開ける場所が2カ所あるので一休みして汗を拭き、給水をします。
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二つ目の展望箇所です。
眼下に広がっているのは桂坂の住宅地です。
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アトリエ村に到着しました!!
私の工房への山道もかなりきつい勾配ですが、途中に少し平坦な部分があったりしますのでまだましです。ここはずっと同じ上り勾配が続きますのでこたえます! さすがにちょっと疲れました。
しかし、行く先々で「よくここまで登って来たな!」と賞賛?されましたが・・・本当は物好きなご仁もいるものだと呆れられてるのでしょう(笑)
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木工仲間のTさんの工房のガレージにはIさんがテントの店を出してました!
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Tさんの工房です。すごい種類の樹種と(樹種の数では完全に負ける・・・)木の色を生かしたカワイイ小物や崑虫達が展示されていました。
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ここで痛恨のi-Phone電池切れです。昨夜、充電するのをすっかり忘れてました。

たまに材木でお世話になったりするSさんや、木のかおり展で一緒のYさんの工房、そしていくつかの工房を見学させてもらい、帰路につきました。

帰りは3kmのダウンヒル、しかし路面が荒れているのでスピードは出せません。ハンドルのグリップを握りしめるのと路面からのキックバックで手の平がしびれて来ます。サイクリングの時は本来は指抜きの皮手袋をするんですが・・・何はともあれ、久々のヒルクライムと田園のポタリングが満喫できました。
 

先日修理したリュージュ18弁のオルゴールを今日Kさんと一緒に取りに来られました。
お勧めのこのウォールナッツの小箱に取付けると、オリジナルのアクリルのコンパクトな箱に比べて、格段に良い音色で鳴ってくれたので、とても気に入っていただけたようでした。
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この箱は”小町はん”と基本的に同じ造りで、小さくても各部に良い音で鳴るような工夫を凝らしてあります。
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この30年以上前にしっかりと丁寧に作られた小さなムーブメントに収められた音をできるかぎり引出してあげられたので私としても非常に嬉しかったです。
末永く大切に聴いてあげて下さい。
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ムーブメントを取付けた写真を撮るのを忘れました!!
曲はW.A.Mozart 「魔笛」から”グロッケンシュピール”のメロディでした。 

お向かいの藤の花に足しげくクマバチ君が飛来しています。
忙しそうにあっちの花、こっちの花と縦横に飛び回っては一心不乱に蜜を吸っております。
1mくらいまで近づいてもまったく意に介せず蜜集めです。
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藤の下にはキュウリグサが密生しています。
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キュウリグサはシソ族ムラサキ科で2〜3mmのかわいい可憐な花をいっぱい付けます。
名前の由来は葉を揉むとキュウリのような匂いがする事から付いた名だそうです。
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 実に穏やかで平和な春です!

昨日仮組した外枠の内寸を測り、横枠を所定の寸法に切り揃えます。
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ホイールマーカーでホゾの深さをけがきます。
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ガイドをセットしてホゾの加工をします。
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横枠が取り付きました。
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縦枠のホゾも同様に行い、横枠と縦枠を相欠きで接合します。
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飾り枠を一旦外してバンドソーで曲線カットします。
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曲線部分の目違いを修正しなければなりませんが、一応組み上がりました。
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