毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

久々のオルゴール製作

エアコンカバーが一段落したので時の音色さん経由で注文をいただいたオルゴールの製作に取りかかりました。
今回注文いただいたのは18弁ですが”できるだけ良い音色で”とのご要望です。
実は18弁のムーブメントでバランスの良い音色で鳴らすのは案外むつかしいんです!
音を大きくしたり低音を響かせるには大きな寸法の箱にすればそれなりに鳴るんですが、単に大きくしただけでは低音の勝ったブーミーな音になるだけでバランスのいい音とは言えません。
50弁や72弁のムーブメントの場合は装飾音が多く含まれているのでほどほどに良いバランスで響いてくれるんですが18弁ではほとんどメロディだけですからそうはいかないようです。

今回は30弁の標準型と同じサイズで、通常より少し硬めのウォールナッツを箱に使い響板にはスプルースではなく5.5mm厚のサペリを使う事にしました。通常、18弁の時は3〜4mm厚の響板を使いますが厚みを増して振動を少し押さえ、締まった音で鳴るようにとのもくろみです。
これでバランスのいい音になるかは作ってみないとわかりませんが今までの経験からいくと少しは期待できるように思います。
曲は「月の砂漠」ですのでそのイメージに合うと思われるウォールナッツを木取りしました。
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ドイツ紀行−3 ローテンブルク2日目

昨日はビールを飲んで早く寝たせいか(ほんとは歳のせい?)6時過ぎには目が覚めました。
今日は13:00のバスでフュッセンに向いますが午前中はローテンブルクで昨日行けなかった 所を回ります。まだ時間も早いので朝食(7:30から)まで昨日行ったブルクガルテンに朝の散歩に行く事にしました。
公園側から見たブルク門です。
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公園の木々にはこんな巣箱が数多くぶら下がっていました。
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大きな木には名称が書いてあるのですがドイツ語なのでよくわかりません!
帰ってから調べるとこれは Rosskastanie・・マロニエ(セイヨウトチノキ)のようです。
Gewohnlicheとあるので通常の(普通の)マロニエ?
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Sommerrinde 夏シナノキ・・・リンデンですね。
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Nelken kirsche チョウジザクラ
Japanische ”日本の”と明記してあります!
桜としては花が小さく淡いピンクなので目立たないせいか日本でもあまり植えてないようです。
京都の植物園にはありますが・・・
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朝も早いせいか観光客は一人もおりません。地元の人がジョギングしたり犬を散歩させていましたがすれちがう人全員が笑顔で挨拶してくれます!! Moregn!  Morning!・・・ 

ホテルへ戻り、朝食です。どこへ行ってもパン、チーズ、ハムの種類が多くておいしいです。
玉子はどうする?と聞かれたので私はスクランブルをお願いしましたが・・・
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次女はボイルドにしました・・・しばらくして持って来てくれたゆで卵を見て大笑い!
何と似顔絵が書いてありました(笑)
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9時過ぎになったのでマルクト広場にある市庁舎の展望タワーに登りに行きました。
建物の後の白い塔です。
そんなに高い塔ではありませんが、町自体の建物が低いので全てが見渡せます。
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塔に登る途中の部屋にもいろいろな展示物があります。
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塔の展望台への最後の階段は傾斜も急で正に梯子です。展望台と言っても非常に狭くて10人位しか一度に登れません!(道理で最後の下の部屋には改札口のようなゲートがあって緑のランプが点灯していないと通れないようになっていました。ここで入場制限をしているようです。我々は一番乗りだったので待たずに登れましたが降りて来ると皆さん、並んでました!)

しかし展望台からの眺めは絶景!です。
でも足元は鉄板一枚で手すりはベルトより少し上くらい、なんせ狭いのでカメラや携帯を落とさないように緊張します! 高所恐怖症の人はちょっとむりかも・・・
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 市庁舎の後は北側にあるクリンゲン門から城壁へ登り、北側の城壁めぐりを楽しみました。
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シュランネ広場前には客待ちの観光馬車が
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再び市街に戻って職人の家を見に行きました。
この家は1270年頃に建てられた木組みの3階建てで、桶職人、染め物師、織物師、靴屋、鋳掛け屋等様々な職人が生活と作業場として使っていたらしいです。その後、廻りが近代化されても隠者が住んでいたことからほとんど改修されずに部屋や調度品がそのままの状態で残っているとのことです。
これは裏庭からの写真です。
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当時の食堂
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壁にかけられた左官道具
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靴職人の部屋
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居間
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織物
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寝室と子供部屋
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この窓には変わったガラスが入っています。
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1:00発のバスに乗るので職人の家近くのパン屋さんで軽い昼食を取ってシュランネ広場のバス停へと向います。
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途中で見かけたミゼット?風の3輪トラック
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こんな呼び鈴?が街角の壁にありました。"Wetterstation"ですから測候所なんですね!
我が工房の呼び鈴にどこか似ているのである種の親近感が・・・(笑)
しかし紐の先が小石というのが奇抜です!!
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かわいい小窓!
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バス停に行くと12:35にフランクフルトから着いたバスがすでに停車していましたが運転手は不在でドアは閉まっています。まだ少し早いのできっとどこかで昼食を食べているんでしょう。バス停には日陰にベンチがあり公衆トイレもすぐそこにあるので安心して座っていられます。
バスの発車待ちとおぼしき人が数名おられましたが今日のバスも空いているようです。
発車10分前になると運転手が帰って来られました。
この愛すべき小さな美しい町に後ろ髪を引かれる思いでバスに乗り込みました。
  ”歩み入る者には安らぎを、去りゆく人には幸せを”
いざ、フュッセンへ〜これから7時間半のバスの旅が始まります。
今回はMAN(ドイツの有名な重車両メーカー)の純白のバスでした!
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エアコン室内機のカバー 2

左右の側板に上下のフレームをビスケットジョイントで接着し、クランプしておきます。
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接着ができたフレーム本体と前板に柿渋を塗りました。
日が経つに連れてだんだん濃くなって来ます。
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ドイツ紀行−2 ローテンブルク1日目

ユーロバスは定刻の12:35にローテンブルク・オプ・ディア・タウバーのシュランネ広場に到着しました!(ローテンブルクという町は何カ所かあるようでここはタウバー川の傍にあるのでオプ・ディア・タウバーと呼ばれています。)
先ずは今日宿泊するホテル”クロスタースチューブレ”をめざして歩きます。
事前に地図で確認したところでは1km弱ですから10分弱ですがどの通りも完璧な!石畳ですのでスーツケースのキャスターが悲鳴をあげます!!(笑)しかも緩やかな登りなので・・・ゆっくり歩くより手はないようです。(まだお土産も入ってませんからたいした重量ではないんですが・・)
街並はとてもわかりやすいのでほどなくホテルが見えてきました。
”クロスター”は修道院の意味もあるようでそれに似つかわしいシンプルな壁と入口です。
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建物は4階建てですがエレベーターはもちろんありません。部屋は幸運にも2階でした。(笑)
でも階段の壁にはシンプルながらステンドグラスや絵画が飾られてとてもいい雰囲気です。
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2階の吹き抜けから見た1階のホールです。
部屋は豪華ではありませんがこじんまりとしたとてもくつろげる空間で今回の旅行で、一番気に入ったホテルでした。
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ホテルのチェックインを済ませてさっそく街の散策に出かけます。
ホテルから歩いてすぐの”プレーンライン”、超有名な場所でローテンブルクといえばこのアングルの写真が載っているんですがやはりここへ来るとだれでも写真を撮りたくなります。(笑)
マルクト広場から南に少し降りて来て石畳の道が左右に分かれる所に木組みの古い家、その両側奥に2つの塔が見えます。(左がジーバー塔、右手の坂の下はコーボルツェラー門)
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ちょうどお昼過ぎでバスに揺られておなかも空いているのでローテンブルク名物のシュネーバル(雪玉)というお菓子とローストビーフサンドをプレーンライン近くのパン屋さんで食べました。
”シュネーバル”は紐状に細くしたパイ生地を丸めて油であげ、粉砂糖をまぶした物ですがチョコレートやモカ風味の物等、6種類ほどあります。プレーンな砂糖の物とモカを頼んで半分に切ってもらいました。直径10cmほどありますからでかいんです!
味は思ったほど甘くなくてほどよい甘さでした。そしてサンドイッチはパンの種類がいくつかあり、この胡桃やひまわりの種?のトッピングのパンがとても美味しいんです。どのパンもおいしそうで決めるのに迷いました(笑)
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プレーンラインの木組みの家の窓です。
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ジーバー塔をくぐって南の入口、シュピタール門へと向います。
シュピタール門の外側のアーチにはかの有名な「Pax intrantibus, Salus exeuntibus」”歩み入る者には安らぎを、去りゆく人には幸せを”というラテン語の文字が刻まれています。この門ができた中世期には戦いが絶えず、本当は反語を入れて”来る者とは戦いを、去る者には不運を”という意味だったらしいです。
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シュピタール門は数あるローテンブルクの城壁の門でも大規模な物で門の内側には円形の要塞が築かれています。(シュピタールバスタイ)
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要塞の中も見学でき、当時の大砲が城壁の外へ向って3台も置かれていました。
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シュピタール門から城壁に登り、城壁巡り、家々の屋根や通りが手に取るように望めます。
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 夕方いったんホテルに戻り、シャワーを浴びてホテルからすぐ近くのブルクガルテンまで散歩に行きました。ブルクガルテンにはキャッスルタワー(門)をくぐって行きます。
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ブルクガルテンは緑がいっぱいで元はお城(宮殿?)があったらしいですが今は無く敷地内にはユダヤ人の礼拝堂が残っています。
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ブルクガルテンからのタウバー川を隔てた旧市街地の眺めです。
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ふたたび旧市街へもどり、昼間に見つけておいたレストラン”Zum Schwan"で夕食。
(実はこのレストラン、日本語のメニューありますと表に書いてあったのです。・・笑)
焼きソーセージとポークのなんとか煮、なんとかパスタ添えというのをいただきました。(いい加減度全開!)ここ、ローテンブルクはフランケンワインの産地でもあるので気になったのですが、今日は良く歩いたのでスカッとビールにしました!ドイツはどこの町に行ってもビールが旨い!もちろん、乾燥した気候のせいもあると思いますが。
旨いビールに酔いしれて写真をすっかり忘れてましたー。
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夕食を終えて外に出ましたが午後8時でまだこんなに明るいんです!!
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エアコン室内機のカバー

長らくブログをお休みしていましたが、エアコン室内機のカバーに取掛かっています。
こちらの方は室外機に比べて構造的に非常に簡単で、強いて言うならフィルターを掃除する時に前カバーを開閉できるようにすることくらいです。
部材の木取りと仕口の加工も終わり、後は組立て、接着をして塗装(柿渋とオイル仕上)をすれば完成です。(材は黄肌)
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前カバー用の特性ヒンジのパーツです。
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ドイツ紀行−1 フランクフルト〜ローテンブルク

今回の旅行はドイツのロマンチック街道です。
ロマンチック街道と言っても北のヴェルツブルクを起点に南のフェッセンまで410kmに渡って30もの街が点在しています。5日間ですべて回る事は当然無理ですからロマンチック街道のハイライトであるローテンブルクとフェッセンに行く事にしました。
ところがフランクフルトからローテンブルクへの列車を調べると最低2回は乗り継いで3時間半はかかります。もし乗り継ぎに失敗すると列車の本数も少ないので1〜2時間のロスは見ておかなければなりません。そこでフランクフルト中央駅から毎朝1本だけ出ている”ユーロバス”で行く事にしました。
このバスはフランクフルトを朝8:00に出発してローテンブルクに12:30に到着します。4時間半掛かりますが途中の主要な街で30分程度休息してくれるので息抜きとプチ観光も楽しめます。
そして一番楽なのは大きなスーツケースを乗り継ぎの度に引っ張って歩かなくてもバスに積んだままで目的地に行けるし、バスは旧市街地の中心部であるマルクト広場かその近くに停車してくれます。(鉄道の駅は少し離れている事が多い。)
はい、このバスです。なかなかいい感じですね〜。
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最初の休息はロマンチック街道の起点、ヴェルツブルクです。
ここはけっこう大きな街でマルクト広場も広大です。
写真は広場正面にある市庁舎です。
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広場の横には観光用の列車?が停まっていました。
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ヴェルツブルクのマルクト広場に停車中のユーロバス
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次の停車はヴィーカスハイム、ここには広場のすぐそこに宮殿があり、バスの乗客約15名の希望者でガイド付きの見学ができました。
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宮殿の入り口にある塔の屋根、美しい形です。
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宮殿はルネサンス様式の建物で内部の騎士の間は天上や壁の装飾が見事でした。
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広大な庭園・・・時間があればじっくり見られるのですが、バスの発車時間が迫っているので・・・
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宮殿の出入り口からマルクト広場を見たところです。
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ドイツではどこもそうですが窓辺には必ずと言っていいほど花がかざられています。
その横の垂れ幕には
生きている
住んでいる
働いている・・・
写真を撮ってる時には気付きませんでしたが何か哲学的な・・その下は隠れて見えないのでわかりません。(笑)
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 次回はいよいよローテンブルクです。おたのしみに・・・

エアコン室外機のカバー完成

アリ溝の端を杉材で埋めます。
溝に耐水性の接着剤を塗って少しきつめに作ったアリ形の材を打ち込み、はみ出した部分をカットします。
打ち込む時は桟との間に約5mmの隙間を残しておきます。これは屋根材の収縮に対応するためです。
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キシラデコール(水性マホガニー色)で塗装して完成です。
昔、工房の壁に使った時は油性で溶剤が強烈な臭いでしたが、水性になってほとんど臭いがなくなりました。
多分エマルジョンになっているせいか少し粘度が高くて油性に比べると細いスリットの部分等、塗りにくいです。しかし、その分を差し引いても臭いで頭が痛くならないし、VOC飛散も少ないでしょうから環境には優しいようです。
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明日から一週間旅に出ますので、帰って来たら完全に乾燥していると思います。

クロアゲハ

今朝、工房内でパタパタ音がするので見てみると大きなクロアゲハが迷い込んでいました。
例によって写真撮影後、窓を開けて逃がしてやりました。窓辺でもがいていた分、ちょっと弱っていたようですが元気よく飛んで行きました。
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鞍馬苔復活

一昨年の土砂崩れの余波でダメージを受けていた杉林の鞍馬苔ですが最近やや勢力を盛り返してきたようです。
これは杉林の一番下の付近、昨年はもう少しまばらで普通のシダに負けていたんですが色鮮やかに復活してきました!
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こちらはもう少し上で土砂崩れの残土を入れた所の真下まで勢力を伸ばしてきました。
この中間の水が激しく流れた所がかなりまばらなんですがなんとかがんばって元の群落に戻って欲しいです。
がんばれ!! 鞍馬苔
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エアコン室外機のカバー製作-8

アリ溝を彫って桟を通すとけっこうしっかりした屋根になりました。
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本体枠に屋根を固定するための金具をアルミのフラットバーから作ります。
エアコンのメンテナンスや修理時にも簡単に取外しできるように、また確実に固定できるようにしておく必要があるので市販品の金具では合う物がありません。
所定の角度に折り曲げてビス穴の加工をします。
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面取りをして完成
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屋根がぴったり収まったので造作用の切れ味の良いブレードを丸鋸に付けて屋根の周囲を設計図面通りの寸法に切り揃えました。組み上げて固定してから切り揃える事により板の木口がピッタリ合います。見た目のバランスも良くなりました!
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アリ溝の端に埋め木で蓋をして屋根の面取りをすれば加工は終了です。
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