毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

5月になりましたが朝晩の冷え込みはけっこう厳しいです。暑いのが苦手な私にとってはとても過ごしやすい気候ですが・・・

セントウソウ(仙洞草)だと思います。
仙洞とは仙人のいる場所という意味で私の工房にはふさわしい?
とても小さな花です。(5mmくらい)
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葉っぱの親子?
これは珍しい出方ですね!初めて見ました。(何の葉っぱかわかりませ〜ん。)
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お向かいの藤の花が咲きました。
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工房の地主さんから石灯籠の木枠の製作を依頼されました。
写真が古くなって桟の一部が欠けたり接合部が外れたりしている枠です。
材質は杉、接合は留め形3枚継ぎの変形で真鍮釘で止めてあります。
この枠を2面ずつ作ります。
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杉はこの枠に使えそうな材の在庫がないので、水濡れに強く、丈夫な欅の柾目材を使うことにしました。
所定の寸法に木取りした角材を4本ずつまとめて養生テープで固定し、溝切り用のブレードを付けた昇降盤で溝をカットします。
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3枚継ぎの一番上の部分だけを留め切りします。
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反対側も左右対称にカットします。
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枠の周囲の接合加工ができました。
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飾り桟を固定するためのホゾ穴を角ノミ盤で加工します。
フェンスにストッパーとなる角材を固定して4種類の枠の正確な位置に角穴を開けます。
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角ノミで加工した角穴です。
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角ノミで掘った穴を突きノミできれいにさらえておきます。
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外枠の加工ができあがりました。
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昨日はエリーザベトのお嫁入りでした!
彼女が誕生したのが昨年の3月12日、デビューはギャラリー翔さんでの前回の個展(2016/04/19)でしたからちょうど1年と少しで私の手元から旅立って行きました。
1年の短い期間でしたが、8つの展示会と6回のコンサートに出演し、大活躍をしてくれました。
しかも、神戸、国東、名古屋の遠方にも出向いて各地の方々にも聴いていただけました。
このたび、縁あって彼女の事をとても大切にしてくださる方の所に嫁いで行きましたが、これからも麗しい音色と容姿で聴く人を魅了させてくれるものと思います。
愛しいエリーザベトへ、愛を込めて!! 2017/04/30
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今日はいつもお世話になっている中源銘木さんの「春の銘木市」に行って来ました。
朝早くから時の音色さんと西山天王山駅で待ち合わせて会場へ・・・一番乗りです!(笑) 
まだ材木をリフトでトラックから降ろしているところですからちょっとフライングですが、その分じっくりと品定めが出来ます。
けっこう大きな材から小さくてカンナ掛けされた物まで樹種も豊富に揃っています。
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9時を過ぎるとお客さんが続々と集まって来られました。今日は好天に恵まれて何よりの銘木市でした。
私は先日、摂津の銘木団地でけっこう買いましたので今回は少なかったですが、それでもきれいな縮み杢の出た朴の盤と桐の厚板を買ってしまいました!
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Kさんからの依頼で古いリュージュのオルゴールの修理をしました。
18弁の小さなオルゴールですがKさんの知り合いの方の思い出の品らしく、もう一度いい音で聴きたいらしいのですが、巻上げハンドルを紛失されたようで、先ずハンドルを作って巻いてみなくては状態がわかりません。
(写真では櫛歯の本数は19本ですが一番右の歯は使われないので18弁です。)
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このオルゴールは多分30年以上前に製造された物と思います。
上の写真のようにストッパーはシリンダー式、そしてムーブメントの止めネジは真鍮のマイナス皿ネジなんですが今時の転造ではなく、旋盤で加工された物です。この頃の物はネジも美しい・・・!
頭の半分が黒いのはネジの上に貼ってあったチューンノート(曲名を書いたシール)の糊のためです。
旋盤の刃物痕の目も細かいし、マイナスのスリ割りの溝も実にきれいに切削されています。
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巻上げハンドルのネジは18〜30弁の一般的なM3.5だったので今までに何度も作っています。
今回はこの古いリュージュのイメージに合わせて作ってみました。

チューンノートは1.英語、2.ドイツ語、3.フランス語の表記で「魔笛」です。
これが電動工具のマニュアルだと1.英語、2.スペイン語、3.フランス語、4.ドイツ語となるわけですが、輸出国の台数の多い順序なんでしょうか?
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うん、なかなかいい感じですね。
ハンドルがちょっとピカピカですが10年もすれば本体の色合いになじんでくるでしょう。
ムーブメント自体には不具合が無く、注油だけで完了しました。
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このオルゴールは非常にコンパクトなアクリルの丸いケースに収められていますが底部の袴の一部が欠けているのでムーブメントをそれなりの木の箱に収納すればけっこういい音で鳴ってくれると思います。(それはご本人の予算の都合もありますので・・・あくまで推奨です・・笑)
 

イタリアへ行ったわけではありません。「イタリアの旅ーバロックのフォリア」という演奏会に行って来ました。

夕方から久々の府民ホールアルティへ、そうです先日MTBでギャラリー翔へ行く途中に購入したチケットです。
フォリアとはイベリア半島で15世紀ごろに発する舞曲でサラバンドと同じ3拍子のゆるやかな曲ですが元々は「狂気」、「常軌を逸した」という意味ですから騒がしい踊りのための曲だったようですが時代とともに優雅な舞曲になったようです。17世紀にはイタリアで大流行し、コレルリやヴィヴァルディが曲を残しています。
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演奏はイタリアのリコーダーの名手、ロレンツォ・カヴァサンティをトップにこれまた名手のマヌエル・スタロポリそしてバロックチェロのアントニオ・ファンティヌオーリ、チェンバロのクラウディア・フェッレーロといった顔ぶれです。
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 今夜はすばらしいバロックのイタリアの旅を満喫しました。

今朝は放射冷却により10℃を下回る冷え込みでしたが日が昇ると気温は一気に上昇し、暖かい一日となりました。工房にもやっと春が来たという感じです。
お向かいの八重桜が満開です。
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辛夷と入れ替わって紫木蓮も咲き誇っています。
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これは我が工房のシンボルツリー、クヌギの花穂です。
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人家の近くや林のへりでよく見かけるシャガですがアヤメ科の花で三倍体のため、種子を付けないので、全てが同じ遺伝子を持っているらしいです。(ふ〜ん、むつかしいですね!)
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おなじみのセイヨウタンポポ
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チューリップのこの太陽光を通した色がたまらないですね!
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他のどんな花より逆光で見た色が美しいと思います。
これを見るために毎年植えていると言っても過言ではありません。
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今年のオルゴールと木工展が昨日で終了しました。
今年は連日、好天に恵まれ初日のオープニングコンサートを始めとしてたくさんの方々に来ていただけました。この場を借りてご来場いただいた皆様にお礼申し上げます。
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お魚シリーズのバランス(やじろべえ)が今日から仲間入りしました。
コースターを吊るすスタンドも。
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そして今日はエリーザベトのお嫁入りが決まった記念すべき日となりました!
血統書じゃなかった、使用説明書を作成して展示会終了後にお輿入れの予定です。
明日までの展示期間中はギャラリーにおりますのでお聴きになりたい方は明日中にどうぞ!
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