毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

今日は大山崎でつづれ織りのKさんの工房で、その筋では有名な元蕎麦屋さん、今は石臼職人の若きI師匠を招いての手打ち蕎麦パーティに行って来ました。
私やKさんは昨年の12月に我々の工房村で年越し蕎麦を打ってもらったので2回目ですがKさんの奥さんはその時たまたま出席できずに悔しがっておられましたが、それがきっかけで今回のパーティと相成ったわけです。しかし今回は主催者側ですから準備等、さぞかし大変だったろうと思いますが、その分、手打ち蕎麦の醍醐味を十二分に満喫されたことと思います。(笑)
私は今回はゲストですので10時半にゆったりとMTBで乗り付けました。少し早いかな?と思いましたがすでに先客(布袋さん)がおりました。(笑)
わいわい喋っているうちに続々と来られて蕎麦打ちの実演が始まりです。

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簡単にこねているように見えますがかなり力が要りそうです。そしてこのときの水加減で蕎麦の腰が決まるらしいです。
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伸ばすところも圧巻ですが例によって写真撮り忘れです。
伸ばした麺を重ねてリズミカルな包丁さばきで切っていきます。
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余分な粉を落とすと同時に茹でる時にくっ付かないように切り口にも粉をまぶします。
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Kオーナーも挑戦ですが織物のようにはうまくいかないようで・・・みんな人ごとのように(人ごとですが・・)好きな事を言いながら写真撮りまくっています。(笑)
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茹で上がりを今や遅しと待つゲスト達・・はい、私は3番です!
3枚もお代わりさせてもらったんですが肝心の蕎麦の写真なしというテイタラク!!
蕎麦の香り、喉越し最高でした。
そして今日は食後にだったん蕎麦のアイスクリームのデザート付きでした。
Iさんの打つ蕎麦はとても洗練された都会的なセンスに溢れる蕎麦という感じがします。
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Kさんご夫妻、そしてIさん、ありがとうございました。
ここに来ると愉しく嬉しい仲間がどんどん広がって行きます。 

昨年暮れにダウンしたメイン発電機のホンダEBR2300CXがやっと復活しました。

建機修理業者に依頼していた部品が入り、さっそく取付けてガソリンを入れ、リコイルスターターを引くと一発で掛かって100Vが出力されました。(エンジンはもともと調子良かったんですが)
これで製材室以外の電力は燃費の比較的良好なこの発電機が使えるようになったのでやれやれです。
騒音もスバルの3.5KVAよりは低いので落ち着いて作業できそうです。
(スバルの車のエンジンは静かなんですけどね〜、燃費はどちらも悪いですね!・・・笑)
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今日は京都市内に所用があったのでその帰りがけに「京の木工芸」展を見に行ってきました。
場所は京都のど真ん中、東洞院御池、御池通りに面した旧家を改装したギャラリーです。
これで「しまだい」と読むんですね!
元々は糸割符商(江戸時代に幕府の認可を得て中国産の上質の生糸を一括輸入する機構、組合?)として1608年に操業し、江戸中期には銘酒「嶋臺」を扱う酒問屋も兼業して当時は東洞院から車屋町通りまで続いていたらしいです!今の建物は1883年(明治16年)の建てられた物で中庭を有した伝統的な豪商の町や建築で国の登録文化財に指定
されているらしいです。(京都に長らく住んでいながら知りませんでした!)
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建物もさることながらその悠久の空間で展示される京指物の展示会です。
京指物の特長はその種類と技法が多岐にわたるわけですが一般的な意味での指物(箱物)、彫物、挽物、曲物、刳物などの技法を駆使して作られています。
その技法や精密さ等すばらしい物ですが、どうしても型にはまった物が多いような気がします。
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残念ながら撮影禁止という事ですので不鮮明なパンフレットで・・・
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ちなみに「嶋臺」とは松竹梅、鶴亀、尉姥等を配し、蓬莱山をかたどって作った飾り物の事です。
 

時の音色さんから依頼されたメルヘンオルゴール用の枠を大、中、小あわせて13面作る事になりました。
よく響く樹種という事で小には栗、中と大には鬼胡桃を使う事にしました。
栗は元の材の長さが40cmだったのでそのまま所定の暑さに挽き割りましたが胡桃は2mの長尺材のままで平面を出してプレーナーを通す方が効率的なんですが反った板から平面を出す時に長尺材のままだと切削量が増えて、その分、厚みが取れなくなってしまいます。そこで枠の一辺の長さプラスαにカットしてから所定の厚みに揃えました。

どちらもよく乾燥した材なので狂いは出ないと思いますが、念のため2〜3日置いて様子を見ることにします。
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5月〜6月にかけては“竹の秋”ですが今年は特に黄葉する葉が多く、竹林全体が黄色いんです!
竹の葉はタケノコが終わると黄変して落ち、新しい緑の針状の葉が開くので落葉樹の様に葉っぱのない季節はないんですが例年だと落葉するのは1/3くらい?だったように思います。
今年はタケノコも超不作だったようで、そういう周り年なのかもしれません。
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今日は布袋さんと明後日のつづれ織り工房さんでの蕎麦パーティ用に竹を3本ばかり切り出して蕎麦猪口を作りました。
切断面で怪我をしないように面取りをしておきます。
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これは捨てる部分です。
今頃の季節に切った竹は(木もそうですが)水をいっぱい吸い上げているのでカビが生えやすく虫も付きやすいので細工には使えません。明後日使うのは一回切りですからまったく問題ないんですが・・・
竹は2〜3年で使えるようになるのでどんどん切って更新し、竹林に光と風が通るようにする方が竹のためにもいいんです。
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我が工房前と薪小屋の前をシロツメクサでいっぱいにするべく朝の30分間他の雑草をひたすら駆除しています。
下は我が工房の前ですが、春先から天気の良い日はほとんど毎日他の雑草をスコップでやっつけているのでシロツメクサ以外の雑草が少なくなって来ました!
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こちらは薪小屋前ですがここは雑草の勢力がむちゃくちゃ強いんです!
ちょっと油断すると雨の次の日にはもう20cmもの背丈になっています。
シロツメクサは背が低いので背の高い横暴な奴らを片っ端からスコップでなぎ倒さなければなりません。(草刈鎌で苅ってもだめです。根こそぎスコップで掘り返します。)
熾烈な争いが続きます。(笑)
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熾烈な争いに疲れたので工房入り口のあざみの生育状況を見に行ったらこんなヤツがいました。
帰ってネットで調べたらホソバセダカモクメという夜蛾の幼虫のようです。それにしても毒があるぞ!と言わんばかりの危険標識みたいな派手なカラーです。(毒はないらしいですが)成虫の蛾は冴えない色ですね。(笑)朝よく窓の隅等に転がってるヤツです。
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モリアオガエルの玉子のようですがこんなところに産卵しても下には水がないんですけど・・・
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何の蔓でしょうか?よく見ると2本が絡み合って途中から分かれて螺旋状になっています。
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わからん事があったらワシに聞け!
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裏板を止めるトンボ取付けの彫り込みをしますが、今回の額はけっこう大きいので一面に6カ所の彫り込みが必要です。正確な位置に同じ寸法で彫るにはジグが一番です。
トリマーに付属のテンプレートは6mmビットしか使えないので今回は9mm厚のMDFで作りました。
トリマーベース自体をガイドにする方式なので四角い大きな穴を3つ開けました。
左右の穴は長手方向の2カ所をテンプレートを固定したままで加工できるピッチにしてあります。
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反対側を加工する時はテンプレートを裏返して使えばトンボの向きが上下非対称に、表向きで使えば上下対称になります。
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短辺側は中央の穴を使用します。

まったく同じ寸法の額なら額より大きなテンプレートの穴を6つ開ければ一回のセットで全部加工できるんですが、それでは面白くないし、後々いろんな形の額にも使えるようにとなるとこんな形になります。掛かった時間構成はジグ作り7、セット2、加工1ですね。(笑)
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額の製作を再開しました。
さぼっていた訳ではありません。額の内側の飾り面を楽に加工する方法を考えていました。
額の外側はトリマースタンドまたはトリマーの手持ちで簡単に加工できるんですが内面の任意の位置で止めるのは少々やっかいなんです。
そこで専用ストッパー付きのトリマーベースを試作しました。
トリマーはポーターケーブルのラミネートトリマーです。このトリマーはベースがローレットネジ一本で簡単に着脱でき、刃高がダイヤルで微調整できるようになっています。ベースのみを後で追加購入してベースの穴を拡げ、38mmのビットが使えるように改造してあります。欠点はベースが金属のため加工中の刃先がほとんど見えない事です。
今回は38mmのビットを使いたかったのでこのトリマーの登場となったわけです。
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大成功です!
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枠を組む前にトリマースタンドで予め加工しておく方が本当はいいんですが、その場合は長辺、短辺、額の形状によってその都度ストッパーの位置を変更しなければなりません。
この専用ストッパー付きベースを使えば何も考える事無く各コーナーからピッタリの位置で止める事ができます。
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もう5月も中旬ですが今日は日陰にいると少し肌寒いくらいです。(作業するにはちょうど良い気温なんですが・・)
工房入り口前のアザミもまだ蕾は堅いです。昨年はもう咲いてたように思います。
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ニガナ
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これは何の実でしょう? ツルウメモドキ?
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梅の実が大きくなって来ました。
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今夜はちょっと17世紀のスペインまでタイムスリップしてきました。
と言っても地下鉄丸太町駅から10分も歩けばワープできます! そう、おなじみのカフェ・モンタージュです。

今日のプログラムは竹内太郎さんの演奏でバロックギターとビウエラの曲です。
ビウエラとは聞き慣れない楽器ですがルネサンス時代にイベリア半島やイタリアの一部、中南米でも盛んに使われていたらしいです。スペイン語のビウエラとはイタリア語のViolaのことですがヴィオラを冠する楽器は広範囲にあり、今日演奏される「ビウエラ」はギターによく似たビウエラ・デ・マーノのことらしいです。
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さて、竹内さんのモンタージュでの演奏はこれで3回目ですが、今回も曲間の楽器のチューニングを兼ねての軽妙でかつマニアックなお喋りとすばらしいテクニックで17世紀のスペインをたっぷり楽しませていただきました。 
古楽器はガット弦を使うのでホールの温、湿度 によりすぐに音程が低い方へずれて来るのです。
竹内さんはなるべく息を止めて聴いて下さい!とおっしゃってましたが、聴衆のほとんどは「息を飲んで」聴いているので、本人自身の 熱演による熱気が主な原因なのではと思います。(笑)

そして、もしやと思ったのですが、やはり今夜も時の音色さんとばったり出会いました!(笑) 
とても優雅で愉しいスペインの一夜でした。 

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