毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

50弁新型ケース-宝箱-2

足を旋盤で作ります。
最初一台分4個をを一度に挽いて切り離すつもりでしたが軸部分が6.5mmと細く、芯押し台側は安定して削れるのですが中央へ行くほどワークの剛性が弱くなって安定して削れません。(右の細い部分と左の挽き肌を見てください。)仕方がないので1個ずつ挽く事にしました。
一線上に4個並んでいる方が同じ形で挽き易いし、1個作るたびに切り離すとその都度正確なセンターを出さなければならないのでとても面倒なんです。
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こんな足になります。
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こちらはまた違った形状
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蓋の上の目玉を気にされていた方もおられたのでちょっと付けてみました。(笑)
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山椒の実

お向かいの山椒の実が真っ赤に熟して来ました。
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一足先に秋の色ですが・・・まだまだ暑いですね。
しかし今日は気温、湿度共にそんなでもなくずいぶん過ごしやすかったですが・・・。
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50弁新型ケース-宝箱

前板と後板の出っ張った部分を側板のカーブに合わせて削ります。
指で触って段差が無くなったら、天板を当てがって確認し、高い部分を少しづつ削って調整します。
曲面をピッタリ合わせるのは実に難しいですね。(平面同士を合わせるのもけっこう難しいんですが・・・。)
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接着のできた天板の表面を鉋で凸型に削りますが鉋掛けの労力をセーブするために例によって昇降盤で大体のカーブになるように切削しておきます。全部を切削してしまうと不安定になるので両側2mmくらいは元の高さで残しておきます。
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箱の表面が仕上がり、蓋と本体を切り離しました。
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50弁新型ケースの製作-3

宝箱形が接着中にもう一つの形の箱に掛かりますがこれは断面が長方形ではなく、一辺だけが10°の傾斜があるのでドロワーロック継ぎ手や留め継ぎ等は使えません。ボックスジョイント(アラレ組み)にしようと思いますが90°以外の角度でつなぐ場合は手加工をするか専用のジグを作ってルーターで加工、または手加工との併用でしかできません。
とりあえず80°と100°でルーターで加工するためのアタッチメントを作ることにしました。
10°の角度を持った小片をワークに貼付けてLeighジグでの加工を考え、10°の小片を作ります。
ところがこの小片を作るのがけっこうやっかいでして下のようなたいそうな角度切りのジグを使って切り出します。
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巾75mm厚み8mmの小片を2枚切り出しました。
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さっそくこの10°の楔をワークの前後に挟んで加工しました。
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写真ではよくわかりませんが左が10°の傾斜を付けた板、右は通常の直角です。
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ところがここで問題発生!
多少心配はしていましたが左側板は後でカーブを付けるために 厚みが22mmありますが楔を挟むと30mmを越えてしまい、ワークのホールドはなんとかできますが可動テンプレートの長さが足りずに設定不可能となってしまいました。

仕方がないので側板はLeighジグで加工できた前後板に合わせて昇降盤で加工することにします。
ということは新たに任意の角度で加工できる昇降盤用のジグを作らなくてはなりません。 

デジタルハイトゲージ

先日、蝶番を発注した時についでに?買ってしまったデジタルハイトゲージです。
特徴は
1)デジタル直読(あたりまえ!)
2)リーチが長い(オーバーハングが50mm近くあります。これは用途によっては不便な時もありますが手押しカンナのインフィードテーブルや刃高調整には便利です。)
3)プランジャ(測定子)がスプリングで常に押されているのでセットしたままビットやブレードの出具合をを調整しながら読み取れる。
4)ベース下部にはマグネットが埋め込まれているので鋳鉄のテーブルの場合は両手が自由になる。
5)オートシャットオフ機能
6)値段が安い!(税込み¥2,900)そのかわりオールプラスチック製ですが、バリ等もなくきれいな仕上がりです。プロの現場には向かないでしょうが我々の使用頻度であれば十分でしょう。
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計測部分のクローズアップです。
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ベース下部に埋め込まれたマグネット
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トリマーテーブルやルーターテーブル上での使用はとても便利です。
ただし、私の感覚ではプランジャーのリターンスプリングが少し強すぎて鉄鋳物のテーブルではマグネットで固定されているため問題ありませんがアルミや樹脂の場合は本体を手で押さえていないと0.02〜0.04mm程度の誤差が出ます。解決策はハイトゲージのベース部に錘を付けるかスプリングを弱い物に交換、あるいはその両方を実施する事ですのでわりと簡単にできそうです。
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問題はトリマーやルーターを手持ちで使う時ですが、オーバーハングが大きいためにベースの小さなトリマーでは計測できません。
そこで3mm厚の鉄製フラットバーを下部マグネットを利用して取付けてみました。
マイナス側は7mmまで計測できるので7mm以下の厚さであれば挟んだ状態でゼロ校正すれば測定には不都合ありません。
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これで一応使えますが・・・ちょっと使いにくいです・・・。
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測定子の先端は円盤状のフラットな物とボールポイントがネジで交換できますが・・・これが収納できるようになっていない!!(これは絶対に失える!)
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早速アームの先の方にM3のタップを立てて、ここに収容できるように改良?しました。
タップ穴がもう一つあるのは予備です。後日ビットに優しい真鍮で作るかもしれませんので・・。
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50弁新型ケースの製作-2

New宝箱の部材を規定の寸法に正確にカットし中心線を墨付けしました。
手前はウォールナッツ、奥の2列はササフラスです。
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枠の溝入れと曲線カット、響板の寸法合わせができました。
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残暑

ここ、連日きびしい残暑が続きますが樹木達はすでに秋の準備を始めております。
お向かいの辛夷の木は今年もいっぱい実を付けました。今はまだ薄緑から紫がかったピンクですが秋が深まると鮮やかな深紅に染まります。
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我が工房のシンボルツリー、クヌギのドングリも成長して来ましたが今年は少し数が少ないように思います。
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クヌギの枝にぶら下がっているのは何かの繭のようですが、ヤママユだともっときれいな薄緑色なんですけど・・・。
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薔薇のステンド入オルゴールの製作-6

いよいよステンドグラスの取付です。
2mm厚のEVAスポンジを4mm巾に切ってステンドグラスの周囲に緩衝材として嵌め込みます。
きつい所は伸ばしながら押し込みます。桟を木ネジで止めて完成!桟は塗装前に合わせてあるので楽々完成です。
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これは表から見た所です。なかなかきれいに収まったと思います。
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本体に取付けて出来上がりです。
同時進行の72弁と50弁のオルゴールも続々完成しました。
明日から毎朝だれも来ないうちに表面をワックスで磨きながら試聴する楽しみがふえました。(笑)
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50弁新型ケースの製作-1

またまたオルゴール製作ですが今度は50弁用を2種類作ります。
一つは先日作った宝箱に似た形ですが若干意匠が異なります。
天板は同じ形ですのでまず凹面の加工をしておきます。
今までは昇降盤で始めから横ズリをしましたがブレードへの負担が大きいので今回は縦に何本も溝を切る方法でラフな凹面を作りました。
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こうしておけば横ズリは10回程度で終わります。
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スクレーパーとサンドペーパーで仕上げて完了です。
中央はウォールナッツ、左右はササフラスという木です。
ササフラスはアメリカ東部に産するクスノキ科の広葉樹で根から石鹸等の香料となるササフラス油が採れるらしいです。材にも芳香があり、切削中はちょっと楠に似た臭いが漂いますが楠ほど強烈ではありません。楠もよく響く木ですが、このササフラスも変わったところでテイラーの一部のギターに使われているようです。(テイラーのは北米ではなくタスマニア産のようです。)
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これで6台分の材料を木取りしました。
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薔薇のステンド入オルゴールの製作-5

蝶番が入荷しました。(早い!!)
ステンドグラスがけっこう重いので最近よく使っている極小ピアノヒンジ(長蝶番)ではなく、アンティーク仕上で肉厚の真鍮蝶番を使いました。
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但しこの蝶番は180°開きのため、蓋が95〜100°で止まるようにしなければなりません。
箱内部にはステーを付ける余裕がないため、後部に蓋受けのストッパーを作って取付けました。
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こんな感じで止まります。
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なかなかいい感じに仕上がりました。
蝶番を一旦外して軽く研磨し、2回目のオイルを塗布しておきました。
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