木彫オルゴールの見本と並行して9月の二人展に出す譜面台も進行中です。
この形の譜面台は以前にも作ったことがあるので、機能部分は前のとおりですが、譜面置きの部分は新しい意匠で造ります。
これはDMやポスターに写真を使用するつもりなので急いで作らねばなりません。
先日、脚のテンプレートを作ったので早速、脚部の製作開始です。
蟻加工をして、テンプレート通りにウォールナッツの厚板からバンドソーで切り出した3本の脚をいつもどおりスピンドルサンダーで中仕上げしたらトリマーテーブルに付けたクィーン・アンビットで上面に優しいアールを付けます。
このアン女王ビット、とてもにいい名前ですね! 猫足のつま先に至る脚部の面取りには実に最適のビットです。私の数多いビットの中ではかなり使用頻度の高いビットですが、残念ながら国産品には存在しません。クィーン・アンビットは3本持っていますが2本はUS製、この赤い小さいのは台湾製です。
以前に作ってあった脚の中心部を必要な長さに昇降盤で切断。(あと2台分は取れそうです。)
脚部の部材が揃ったので仮組してみました。アリ溝もちょうどいい固さで、ここから圧入すればバッチリです。
一旦外して明日、細部の面取りと仕上げをして接着します。
譜面置きの部分は一番最後の行程となりますので・・・また追ってお知らせ致します。[E:note]