何年か前に何かに使えるだろうと買ってあった模様入りのカットガラス入りの小箱を作ってみました。


材はケンポナシ、クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木で熟した果実の根元の枝が膨れて、食べると甘い事から梨の名がありますが、果実の梨の木はバラ科、ナシ族なので違う種類の樹木です。


広葉樹としては割合と軽く、加工も楽で、一種独特の雰囲気があります。よく、杢理が欅に似ていると言われますが、欅には欅の良さが、ケンポナシにはケンポナシの良さがありますので、人間同様、その個性を尊重すべきと思います。


それにしてもこのケンポナシは色が濃いです!! オイルを塗るといっそうその濃さと木目が強調されて、ほれぼれします。


さて、どんな小箱になりますか・・・


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