二人展まであと一ヶ月を切りました。気合いを入れて最後の追い込みと木彫オルゴールの製作も急がれてますので、刃物の整備をして臨みます。今日は洋カンナの刃を研ぎました。


洋カンナや洋ノミは合わせ鋼ではなく全てが鋼で出来ています。そのため刃の厚みが薄く、分厚いものでも3.2mmしかないので和鉋の刃のように手でホールドして一定の角度で研ぐのはきわめて難しいです。


そこで専用のジグを使って研ぎますが、中央上の”ちびカンナ”用は市販品にないので自作の専用ジグを使います。


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まずはちびカンナからですが研ぐ面積が少ないだけに、角度を正確に固定してダイヤモンド砥石で研ぐとあっという間に研ぎ上がります。写真は専用ジグに取付けたちびカンナの刃と#8000の仕上げ砥石です。(仕上げ砥の方が時間かかります。)


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研ぎ上がりました。緑色に光っているのはお向かいの辛夷の葉が砥面に映っています。


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かくして、全ての刃を研ぎ終えました。防錆油で軽く拭いておきます。


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試し削りです。写真はエッジトリミングプレーンで木の木端や木口を直角に整えるためのカンナです。


しゅるしゅると調子良く削れます。


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削り屑の厚さを計測してみました。0.04mm(40μm) もっと薄く削れますが、薄い削り屑を出すのが目的ではないので実用的にはこれで十分です(笑)


測定器もマイクロメーターではなく、ノギスなので小数点下二桁目はちょっと?です。(温度で結構測定値が変わります。内部ICの温度ドリフトか機構の温度による寸法変化なのかはわかりません。この桁まで表示できるという事は0.1mmの桁は安定して測れていると考えられます。)


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