リョービの100mm巾ベルトサンダーです。凸面のラフな整形に使用します。研削力はピカイチですが、どうがんばっても完全な平面にはなりませんので直線部分の整形には使用しません。


ほとんど縦位置で使用しますので、ワークが安定するように広いテーブルを増設しています。(もともとテーブルなど無く、ストッパーフェンスが付いてるだけですが)


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もう一台はデルタのオシレーティングスピンドルサンダーで、これは数少ない新品で購入した物です。(笑)


このサンダーは特に凹面のサンディングに威力を発揮し、ペーパーの目の後もほとんど残りませんし、基準面に対する直角度もかなり優れているので大変重宝しています。価格も手頃ながら、けっこう広いテーブルには鋳鉄が使われているのでコストパフォーマンスは高いです。(アルミダイキャストのテーブルは滑りが悪く、軽いので制振性も悪いです。)


また、ドラムが上下動しながら回転するので目詰まりしにくく、ペーパーの寿命も長いようです。


このサンダーを導入してから曲面の加工が格段にスピードアップしました。


6種類の径のサンディングスリーブを交換する事により、R6.5以上の凹面に対応できます。


慣れれば凸面の研磨も可能で、フェンスやジグを作れば直線でも研磨できます。(できるだけ一定スピードで送る必要がありますが)


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