木工旋盤のインデックス機能を使って、旋盤のベッド上でトリマー加工するためのジグです。
経験から十分な剛性がないと、きれいな加工ができないので、旋盤のベッドに取付けるテーブルは35mm厚のアパ材、トリマーは45mm厚の桜材に10mm厚のアルミ板を直角に固定してベースとしました。
案内ガイドは1/4"長ネジの先をボール状に削り研磨しました。後部のハンドルで突き出し量を調整できます。
トリマーに90°の三角ビットを装着して欅の丸棒で試しにフリーハンドで削ってみました。けっこうきれいに加工できます。
本番はテーブル上に型板を取付けて、案内ガイドをこれに沿わして切削します。
KC-14木工旋盤のインデックス機能は24分割なので15°ステップでの加工ができます。また外部に大型のインデックスプレートを作って取付ければ、もっと細かい加工も可能です。
まずまずの出来具合ですがまだまだ改良の余地があります。
また、このユニットを発展させて他の加工にも使用できそうです。
これによって、例えば旋盤等と併用すると普通は加工しにくい丸棒等に並行に加工が行えます。
3枚目の写真のチャックに掴まれているのはその一例で、これはレモンやオレンジの搾り器なんですが・・・私はこれはガラス製が良いと思うんですがねぇ・・・木製のがいいとおっしゃる方がおられまして・・・