昨夜は京都文化博物館別館ホールでピアノ、声楽、オルゴールとストリートオルガンによる「愛とやすらぎのコンサート」を満喫してきたのですが、今夜は私としてはめずらしく、お茶会「除夜窯」に行って参りました。


いつもお世話になっている中源銘木の奥さんがずっと茶道をやっておられるのと8年位前に茶席用の机と椅子を作ってあげた関係でお誘いを受けました。私はお茶の作法等よくわからないのですが、ご主人やお知り合いの茶道の素人?の方も来られるとのことで、行って来ました。


「除夜窯」はその年の最後に点てられる窯で、この日に限り夜に行われます。


場所は上七軒にある西芳尼寺という北野の天神さんの東側、歌舞練場の近くにあるお寺です。お寺の内部は全ての一般的な電気の照明を点けずに廊下や受付、待合室もほのかな行灯の灯りだけ、茶席は和蝋燭の燭台のみです!
現代の生活からみると異次元の世界のようです(笑)、しかしある種の緊張の中に時間がゆったりと流れてゆきます。
そしていろいろな方々が集いますが、地位や肩書き、職業等無関係のまさにおもてなしの世界ですね。


とてもぜいたくな時間を過ごさせていただきました。


茶席の後は広間でそばが振る舞われました。そして、この広間に私の製作した机と椅子が鎮座しておりました!


8年ぶりの再会ですが、とても大切に使っていただいているようで傷ひとつありません。
毎月の月窯にも活躍しているとのことであまりにうれしくて激写してきました!


茶席や広間などいろいろな場所へ移動するので軽く、丈夫に、見た目も茶席にふさわしくというけっこう難しい注文でしたが、材に軽い杉を使い、構造を考慮して製作したものです。


しかし、けっこうぜいたくな材料を使ってます。フレーム、脚は神代杉、天板は霧島杉、椅子の座板は同じく霧島杉のブックマッチ、机の前板は秋田杉の柾目に一位の柾目をアクセントに象嵌しています。一位以外の杉は中源銘木さんの材料支給ですから、できたわけですが、ご主人が材料代高くついたわ!といってました(笑)


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