からくりオルゴールの側板を加工します。窓を開けた左右の側板の裏側にRの付いた凹加工をしますが、これを昇降盤で彫り込みます。


通常の使い方とは異なり、横摺りで切削します。
通常の切削とは異なり、昇降盤の手前方向(画面の左方向)の強い力がかかりますので直角の出た板をフェンスとして正確な位置にクランプで固定します。ワークを横摺りした時に斜めにならないように反対側にもフェンスを固定します。できるだけピッタリでワークがスムーズに動くようにセットします。
今回の凹加工は途中で止めるので、通常の並行ガイドは切り込みのストッパーの役目をします。


1回の切削量はビットの高さ分だけはいけるはずですが、安全を見て1回1.5mmとします。
切り込み深さ9mmですから6回通すことになります。


Img_2162_2


左側の側板はフェンスの位置を変えて左右対称となるようにします。


この方法は昇降盤やテーブルソーではかなり特殊な使い方ですがフェンスをきっちりと正確にセットすると安定して奇麗な加工ができます。注意点は切込量を欲張らずに回数で稼ぐ事とテーブル上の切削屑を常にきれいにする事です。


Img_2163


バンドソーで真鍮板を切り抜いてカムを作ります。円形の間までもいいのですが軽量化のため不要な部分を切り取ります。


Img_2170_2


3方にM2のタップを立ててビスをねじ込みます。センターに真鍮棒で作ったボスを取付けて出来上がりです。


Img_2172


だいたいのパーツが揃ったので組み立てて動きを確認します。


Img_2174


外箱になるパーツも組み合わせて位置の確認をします。


実際にメカを動かして当る場所がないか等を確認しておきます。


Img_2177_2