コメント一覧 (11)
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- 2015年03月04日 21:10
- 内部損失に比重などまたまた、難しい話になりましたね(笑)硬い木材を使ったギターはサスティーンが大きく高音、弱音の余韻が長く続くのはオルゴールと同じく気持ちが良いですね。正目と板目の理論は理解できますが、ギターの場合はホンジュラスローズウッドの板目を奇麗に出してるのが有りますが、それは本当に奇麗です、音質を少し犠牲にしてるのかなぁ~と思います。
比重1以上の黒檀をボディーに使ったギターは有りませんがなぜでしょうね?一部ブリッジに使う場合いはありますが?オルゴールに黒檀を使いますか?
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- 2015年03月04日 20:50
- 時の音色森の旅人様
そうですか、カリンはきれいな高音が出ますか!
じつはカリンはまだ試した事がなかったので・・・(汗)
カリンは薄板の幅広材も分厚いのも在庫、けっこうあります。(色のかなり赤いのはテチガイシタンかもしれませんが・・・)
キラキラ〜(笑)
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- 2015年03月04日 20:31
- ギター仙人様
オルゴールも楽器も見た目や手触りももちろん重要です。
一般的にはQが高い材料はサスティーンは大きくなると思います。木材の場合は内部損失が小さい程、音が持続すると思いますが、一般的には硬い木の方が内部損失が小さいと思います。特に楽器の場合は正目材が使われるのが一般的ですが、杢理が直通しているので振動の持続性が板目に比べて大きいのでは?と思います。
オルゴールの箱の場合はあまり気にしませんが、(それより見た目にきれいな杢理の物を使う)響板には必ず正目材を使っています。最後の弱音の余韻が長く続くのは気持ちがいいです。
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- 2015年03月04日 11:53
- 知識はないですがこの前仙人の工房からもらってきたかりんは鈴をふるような音色になりました。インディアンローズウッドにはかなわないけど、この種の硬い木質は時として奇跡的な美しい高音を響かせてくれますね。仙人の工房に行くとオルゴールのための宝物が無造作に!?置かれているわけで、もしかしたらすさまじい音色の元となる逸材はわんさかかもしれません。
おめめキラキラしますぅ。(笑)
一番キラキラしてるの仙人かなあ?(笑)
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- 2015年03月04日 09:37
- 時の音色森の旅人さんの言われるとおり、手触りフォルム、色合い、見た目はとても重要なファクターですね。私のような一般人はどうしても見た目と値段で購入を決めるので失敗してしまいます。(笑)ギターもブラジリアンローズウッドやインディアンローズウッドなどの高級材を使ったものはサスティーンが良いと聞いています。野山のおるごーる仙人さんの話を聞くと音質や楽器の材料に関してとても勉強になりますし、オルゴール制作姿勢や材料知識には脱帽です。
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- 2015年03月04日 06:32
- ギター仙人さんとの専門的な会話を見せて頂き勉強になります。(笑)密かにメモしてる私です。(笑)
しかし右脳人間感覚星人かわいい絶賛族としましては、手触り、フォルムもオルゴールとしての価値の一環に入れて頂きたく存じます。(笑)まぁるくてかわいい!!
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- 2015年03月03日 22:19
- ギター仙人様
木は同じくらいの密度(比重)でも樹種によって内部の細胞、構造が異なるため一概に比重だけでは判断できませんが、かなり重要な音質のファクターの一つです。
ちなみにアクリル樹脂は比重が1.15(黒檀とほぼ同じ)、ガラスは2.5です。オルゴールのカバーにガラスを使うと音が小さくなってしまいます。アクリルはけっこう良く響きます。これらの材料は均質ですから寸法や厚さだけで予想通りの音になりますが、木はそうはいきません。それがまた面白いところではあります!
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- 2015年03月03日 20:39
- さすがに野山のおるごーる仙人さんです材木、音質に関しての考察力には感心いたします、私「都会のギター仙人」には思いもつかないことです(笑)。確かに硬い超ブランド材のインディアンローズウッドを使用したハンドメードギターは楽器店へ行っても鍵のかかったガラスケースに入っていて、そんな高級品は恥ずかしながら一度も触ったこともありません。(笑)比重や低音のでかた高音でかたを計算してオルゴールやギターを制作したなら当然良い音が出るものと思います。良いものは良いですね。(笑)
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- 2015年03月02日 22:08
- ギター仙人様、
このイエローサブマリンの材質は榧(かや)です。
お察しのとおり、柔らかくて(シナほどではないですが)非常に加工し易い木です。
バスウッド(シナ)は立ち上がりが悪いと言っても比較の問題で、硬い木(楓やオーク、ローズウッド等)に比べればという程度です。でも同じ曲で続けて聴くとはっきりわかります。曲との相性、好みもあります。
このイエローサブマリンは音よりも形、動きが重視ですし、黄色であまり色が変わりにくいということで榧を選びました。もちろん加工性も考えてです。
比重が大きい、つまり密度が高い木は硬質です。
桐:0.3
シナ:0.45〜0.5
ウォールナッツ:0.6
ホワイトオーク:0.68
インディアンローズウッド:0.85
黒檀:1〜1.15
オルゴールの箱や楽器の共鳴胴は櫛歯や弦の振動をいかに効率よく音、つまり空気の振動に変換できるかですからその密度や繊維、分子の構造、木の場合は導管の配列や構造等も影響すると考えられるので、とても一筋縄ではまいりません。見た目の雰囲気も大切ですし(笑)
私の考えでは金属は振動の伝達効率はいいのですが木に比べて密度が大きいので低い周波数は吸収(熱エネルギーに変換)してしまい、高い周波数は吸収できないので、いわゆる金属音になってしまう(ブリキのバケツを叩いたような音)。木は中庸の密度で高い周波数は吸収し、低周波は吸収が小さく、結果的に人間の耳に優しいバランスのいい音になります。
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- 2015年03月02日 21:03
- こんなからくりオルゴールも制作するのですね?手で鉋をかけてるので柔らかい木を使ってるのですね?バスウッドは音の立ち上がりが悪く木目が目立たないから、オルゴールには使用しないのですね。比重も音質に関係しますか?
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オーボエやクラリネットは一般的には黒檀といわれていますがほんとうに良い楽器にはグラナディラという(確か中米産)黒い木が使われているらしいです。
管楽器は息を吹き込むので湿度100%以上の飽和状態から保管中は乾燥するので黒檀では割れ易いらしいです。
我々の手に入る黒檀は幅広の物がなく、近年よい材は手に入りません。また必ずと言っていいほどどこかにヒビが入っています。(加工してからでないとわからない事が多い)そんな訳で私はオルゴールには黒檀は使いません。使っても装飾用ですね。
どちらかというと私は紫檀系の方が杢理の変化に富むので好きです。漆黒の黒檀はそれはそれで価値がありますが・・