時の音色さんのお友達?のアクセサリー作家さんがもらった屋久杉の塊、ご本人は「どうしたらいいかわからへ〜ん!」と困っているらしいので、この貴重な屋久杉のためにも、お助けを!
先ずはバンドソーにかけるための基準面を作るのに手鋸で出っ張っている部分を切り取ります。
女木挽き職人登場!
気分はもう、いっぱしの木挽き職人です!(この真剣な眼差し!![E:eye])
なんとか手押しカンナDynichyの定盤に収まるようになりました。
基準面を作ってバンドソーで挽くと屋久杉独特の芳香が漂ってきます。
美しい切断面は時の音色さんのブログを参照下さい。
http://blog.goo.ne.jp/tokinoneiro-orgel/e/599ae397f817081da9349ea90b95e6f7
かんざし用に5cm巾で3cm厚の板を3枚、残りは2cmと1cmの板材にしました。
樹齢千年以上の物を「屋久杉」と呼ぶ(千年未満の物は「小杉」)らしいので、このブロックが千年を超えた木の一部ならこの木に触らせてもらえるだけでもありがたいことです。
まして、これを切り刻んで製材する訳ですから、できるかぎりよい表情を見せてくれるような木取りをし、できた材からはそれ相当の物を作らなければなりません。
(これはちょっとプレッシャーですね!)
この悠久の時を刻んだ杢を眺めつつ、そんなことを思いながら製材しました。
せいぜい表面をタワシで磨いて床の間の置物にするか、床の間ない家はどうするの?(笑)
希望の寸法に製材できて、よかったよかった!
後は彼女の努力次第で、どんなかんざしができるか楽しみですね。