鉛筆毛引き2本、左は0.9mmのシャープペンシルを付けた主に製材時のラフ毛書き用、右は0.5mmの汎用です。


どちらも15年ほど前に自作したものですが、近頃竿の動きが悪くなったり、落としてシャーペンの調子が悪くなったりしてしまいました。


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0.9mmの方はステッドラーの製図用を使ってましたが何回か机の上から落下させてしまい、ついに先端のスリーブが曲がってしまいました!
確か当時は0.9mmというサイズは高価な製図用しかありませんでしたが今はどこでも売ってますのでグリップ部分がしっかりしていてホールドが簡単、確実にできそうなペンテルGRAPHGEAR500に交換しました。(¥450・・ステッドラーの約1/3)グリップ部分の直径が少し太いので竿の穴を1.0mm拡げました。



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竿の固定はM6ボルトで直接押さずに真鍮棒とパープルハート材のストッパーを介して押すようになっているので閉め具合はソフトですが確実に止まります。竿前部のR面に木鑞を拭き込んでスムーズな動きになりました。




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0.9mmの赤の芯を入れてみました。


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こちらは0.5mm仕様、シャーペンは無印良品のアルミ製です。
本体は市販の鎌毛引きを改造したものです。竿はローズウッド、ペンシル取付部はチークです。
(多分そこらに転がってた端材を使ったんだと思います。)


こちらは竿のR部分を磨き直して木鑞を塗り、完了です。


2本ともとても調子よくなりました。


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