工房の一画にこんな窓があります。


右の窓は右ヒンジのごく普通の窓ですが、左側は左ヒンジにして左右対称にするのが普通ですが、この窓もなぜか右ヒンジです。しかも通常の蝶番ではなく中央の窓枠から10cmほど離れたところに支点があります!



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理由は窓のすぐ外に丸太の柱があるため左ヒンジにすると外に開けられない、(中折れ戸にするという手はありますが加工がめんどうで、手持ちのガラスの寸法が合わない・・・etc.)それで、やむなくピボットヒンジを窓枠に埋め込んで柱をクリヤーするようにしました。
窓を閉じた時の雨仕舞いと密閉に少しばかり苦労しましたが、私的にはこの窓かなり気に入っています。(♡)


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何が気に入ってるって、そう、この開閉する感じ、左の取っ手を外に押し出すと同時に右側が少し遠慮がちに室内に入ってきます! そして可動部が短くなり、右側の一部がカウンターウエイトとして作用する分、開閉が軽いのです!
おまけにこの真鍮鋳物の煽り止め、これが実にピッタリの雰囲気を醸し出してくれます。
(この煽り止めは今はなきP-ホームセンターで見つけてその時は特に使う予定もないのに衝動買いをした物なんです。)


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