回転押し出し式に最適なピボットヒンジは一般に市販されていませんので自分の設計に合わせて自作しますが窓枠(柱側)に設けるピボット受けにはこの金具がピッタリです。これは鋳物のフランジ付のボスですが本来は鬼目ナットとして使う物でボスの内面にはM8のネジが切ってあります。このネジをφ8.2のドリルでさらえると格好のピボット受けになる訳ですが、ジャンク箱には2個しかありませんでした。
K-ホームセンター、R-ホームセンターとも探したのですが売っていませんでした!
昔はどこのホームセンターにも置いてあったんですが・・・
しかたがないのでもう一面分の2個は真鍮のフラットバーを加工して作ることにしました。
鬼目ナットを使う方もピボット軸受け(上の2つ、これは市販のM8高ナットをφ8.2のドリルでさらえた物)や真鍮棒のピボット、押しバネは一式必要です。下の写真は窓一面分の金具です。
夕方までには2面の窓の仮付けが完了し、ガラスが入りました。
まだまだ気密性を良くするための枠の取付やストッパーー、ハンドルを作って付けなくてはなりません。
細部まで完全に整ってから、一旦ガラスを外して塗装後、ほんとうの完成となります。