新しく考案したロック機構兼用のハンドルをウッドレースで挽きます。
左右2面分を1本の材料から作ります。今回はちょうどφ30に挽いてあった一位を使いました。
針葉樹としてはとても削り易く、色、艶も申し分ない材です。
先ず右側を挽いてそれを見ながら左右対称になるように挽きますが、これが超ムツカシイ!!
削りすぎると、それに合わせて右側をまた削ることになります。
結局左の玉の部分が少し大きくなりました。ま、これでいいか!作品ではないので妥協の産物です。
仕上げのペーパーを掛けてから、切り離す部分を極限まで削り込みます。
ほんのわずかな振動の変化を察知した所でやめて、鋸で切り離します。
玉の両面をフライスでフラットにします。
玉が真球に挽けていると、フライス加工面が真円になるはずですが、少し楕円になりました!
旋盤技術はまだまだですね。
ハンドルが取り付きました。
これは窓をロックした状態です。
この位置で窓が開けられます。
左右の窓受けとストッパーも付きました。
昨日までは窓が開かないように養生テープで止めて帰りましたが今日から安心して帰れます。(笑)
後は塗装だけですが、一旦窓を外して帰りには取付けるので、晴れた日に朝一番の仕事ですね。
昨日の午後ははハンドルの硬さや締まり具合等を確認するために開けたり閉めたりをずっとしてましたので布袋さんに、何をやっとるんやろ?と思われていたみたいです。(笑)