突然ですが「寿司桶」の登場!


Img_4583


蓋付の寿司桶?・・・。


Img_4585



ではありません。蓋をあけるとオルゴールでした。


橡の220mm角のブロックから挽いたんですが、思ったより豊かな柔らかい音色で鳴ってくれます。
これは早急に蓋の開閉機構とストッパーを考えなくてはなりません。


Img_4586




乾燥した橡と言えども220mm角もあればかなりな重量です。
まずは8角形にした橡にフェイスプレートをネジ止めしてチャックで掴めるようにダブテールを作り、パワーグリップジョーで掴んさらに安全のため、センターを押して低速で円柱状に挽きます。きれいな円柱になれば回転バランスも取れているので回転数もある程度上げられます。


底となる部分を中グリします。


Img_4573




外周も形を整えます。外周はこの時点でほとんど最終に近い状態まで仕上げておきます。


Img_4578


50弁のムーブメントが入るように充分に考えて蓋を切り離します。


Img_4580


この後、先日作った大径コールジョーも大活躍するんですが・・・残念ながらi-Phoneの電池切れで撮影できませんでした〜!


しかし、この「寿司桶」を挽くと一輪車いっぱいの削り屑ができました!「寿司桶」の重量は元のブロックの1/10程度になってますのでターニングというのは実に材料効率の悪いものです!!