100弁Orpheusuと一緒に20弁のオルガニートも入荷しました。


ディスクオルゴールと同じ原理ですがディスクの代わりにストリートオルガンに使われるような穴のあいた長いカード(楽譜)を使います。


楽譜を差し込んでハンドルを回すと楽譜に開けられた穴がスターホイールを回してスターホイールの反対側の爪が櫛歯を弾いて演奏します。


いやいや、これは楽しいですね!
欠点は・・・ちょっと曲が短い・・・楽譜をセロテープでつなげばいいのでは?
自分で穴をあけて作曲、編曲できるブランクカードもあるので、いろいろ試してみるかな?


そして、メカを共鳴箱の上に乗せて演奏すると・・・なんとストリートオルガンにも負けないくらいの音量です!!!
繊細な音ではないですが、まぎれもないオルゴールの音です。


これ、家で夜に鳴らしたら怒られるわ!


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分解病が発症してカードドライブ部を外し、内部を覗いてみました。


構造はいたってシンプルです。
2枚のカード押さえ板がリーフスプリングとピアノ線のスプリングで押さえられているだけで、簡単で巧妙な機構です。


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低音部は巾3mmはあろうかというほどの巨大な櫛歯です!(お世辞にも繊細とは言えませんが・・・笑)
それで、あの大音量が出せるんですね。ベースプレートはしっかりとした亜鉛ダイキャストで、けっこう重量があります。


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どんな形で製作するか、これから考えますが、いろんなバリエーションが出来そうで楽しみです。