昨日、クロステーブルの「カミソリ」を調整して切削面のビビリがけっこう解消されました。
テストピースを削り直してこれでバイト刃高調整用ジグを作ります。
テストピースを銜え直して反対側を少し小さめに挽きます。
刃物台をトップスライドに替えてテーパー削りを行います。
トップスライドはバイトを任意の角度で斜めに送ることが出来ます。
テーパー加工した方の中心にドリルで穴をあけ、M5のタップを立てます。
旋盤を使うとこういった一連の加工が簡単に精度よくできます。
一作目にしてはまずまずの出来です!
旋盤のチャックにM5ダイスを固定して芯押し台のチャックにφ5の真鍮棒を掴んでM5のネジを切ります。
この場合はもちろん旋盤のチャックを手で回して加工します。
ポイントは芯押し台をフリーにして軽く手で押しながら切っていくのと、真鍮棒にたっぷりタッピンググリスを塗布することです。
こんな感じになりますが真鍮角棒の先端はフライスで斜めにカットすれば完成です。
まだ、現在エンドミルを調達中なのでフライス加工はおあずけです。(笑)
この単純な円錐形のブロックを削り出すだけでも夢中になれます。(笑)
サカイのも検討しましたが価格が・・・
サカイのはインダクションモーターで変速は昔ながらのベルト架け替え、確かに耐久性や機械精度はいいみたいですが、私等はたまにしか使わないので基本構造さえしっかりしていれば調整である程度の精度は出せますからこれにしました。