100弁オルゴールの巻き上げレバーのおよその形が浮かんできましたが、まずレバーの長さを決定しなければなりません。
レバーの長さは80mm程度が適当では?と思いますが、90、75、60、45mmの4種類の長さを試せるようにを端材で作ってみました。
箱のサイズも関係しますが、やはり75〜90mmがベストのようです。これならお年寄りで指の力の弱い方でも簡単に巻き上げ出来ると思います。
実際のレバーは4mm厚の真鍮フラットバーを切り抜いて製作します。また取付けは写真のように後ろではなくケースの右横方向でアンティークオルゴールのようなラチェット式となります。
響板へのムーブメントの取付ですが、あのJIS規格の無粋な6角ナットの先にM4のネジが頭を出していてはさらに興ざめなので真鍮で袋ナットを製作してみました。
うん、これならまずまずのできかな? ちょっと袴部分が高すぎたかも?
リュージュの144弁の箱はあの優雅な形の箱なので表に巻き上げハンドルを持って来るとバランス上、難しいかもしれませんね。
一方、サンキョーの100弁は箱の後方に標準のハンドルが突き出していますが、これも使用感は今一?と思います。
アンティークのオルゴールはその巻き上げレバーも見て下さいとばかりに立派なラチェット式のハンドルが箱の左または右側に付いています。もっともアンティークのはゼンマイも巨大な物ですからあのハンドルを持ってしても、かなり力がいりますが・・・
どうせ作るのなら使い勝手も見た目も手を抜かずに特別な物を!ということでラチェット式ハンドルに挑戦です。