何の前触れもなく本体3台の組立てが完成です。
構造的にはいつもの箱と同じですから手慣れたものです。
今回は蝶番も木で作ります。
6mmのボックスジョイントのジグがそのまま使えます。
管となる噛み合わせ部分をトリマースタンドで加工後、必要な寸法にカットします。
ハンドル(把手)は衝撃に対する強度を上げるために3枚の木を貼り合わせます。
芯になる木は木目方向を縦にして付け根部分の割れに対する強度アップを図ります。
両サイドはウォールナッツとカリンの2種類、心材は粘りがあって強度の高い桜です。
蝶番を組み合わせてピンを入れる穴の墨付けをします。
ピン穴の位置と加工精度で蝶番の可否が決まりますので慎重に墨付けを行い、バイスに固定して穴開けします。
(慌てると失敗するので明日の朝に加工します。3mmのドリルで50mmの深さの穴をまっすぐ開けるのは実に難しいのです。)
取付け用の穴位置も墨付けしておきます。
表側の管の削り具合で決まります。
市販の蝶番では全開か90°開きしかありません。
オルゴールやブリーフケースに使う場合は90°開きを無理矢理少し曲げて100°くらいにして使っています。
炊飯器オルゴールにも木製蝶番使ってま〜す。♪