鏡の枠と支えを切り離す前に止めねじの穴を両側から開けます。


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鏡と鏡押さえの入る段欠き加工も切り離す前にルーターで掘っておきます。
その方が部材がある程度大きいので安全に安定して加工できます。


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段欠き加工が出来ました。鏡を入れて確認しておきます。
鏡と枠のクリアランスは1〜2mm程度なければなりません。ピッタリだと木が収縮した時、枠か鏡のどちらかが割れてしまいます。


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バンドソーで枠と支えを切り離します。


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支えの外周を加工し、枠に支持金具をネジ止めして鏡固定ネジを仮止めし、枠の動き具合や固定状態を確認しておきます。


枠の上部は彫刻のデザインによりカットされるので少し余裕の長さにしてあります。


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鏡押さえを杉板で切り抜き、真鍮木ネジで裏から固定します。
デザイン上、段欠きの巾が狭いので木ネジによる枠の割れを防ぐため木ネジは5°傾けてねじ込みます。


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一応、鏡枠と支えの部分が完成しました。次は下部の引出し部分にかかります。


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