昨夜はカフェ・モンタージュへ、昨日のプログラムはシューベルトの「美しき水車屋の娘」です。
ミュラーの詩を元に作曲された名曲で全20曲で1時間ちょっとの演奏時間です。
粉挽き職人の青年の恋と失恋、入水を歌ったものですが、モンタージュの髙田さんが話されていた小川の意味合いも、当時のシューベルト自身の悩み等を考えるとう〜ん、なるほどと思わせるものがあります。
小川はドイツ語でBACHですが、冒頭、2曲目で小川よと問いかけ、また小川への感謝等、たびたび出て来ます。そして終曲では小川の子守歌「海が飲み尽くすまで、私のもとに横たわりなさい。やがて目覚めるその時まで」と締めくくります。
うーん、対位法と大BACH(小川)そしてシューベルト・・・
昨夜もすばらしい時間をいただきました。
シューベルトがこの曲においてJ.S.BACHを意識していたかは別としてモーツァルトはもちろんのこと、メンデルスゾーンやベートーヴェンもBACHを研究し、尊敬していたらしいですから、シューベルトもそうだったのかもしれません。