先日お知らせした光明寺での工芸作家展ですが、今年は諸事情により、展示スペースが半分しかないのです。


新しい共鳴箱も展示したいのですが通常のレイアウトでは無理なので、今までの組み立て式展示台を改良して下部に共鳴箱を設置できるようにします。


まず、共鳴箱を置く棚板というか下部の台を軽い桐材で作ります。
奥行きが35cm必要なので例によって2枚矧ぎした25mm厚の板を鉋で仕上げます。


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上部の棚を受ける枠材と畳摺り、左右の枠をつなぐ貫件補強材が完成しました。
枠と畳摺りは鬼胡桃、貫はウォールナッツですが、これは丸テーブルを作った時の切り落とし材で、ちょうどいいアールが付いています。
これらは全てノックダウン式で専用のネジ及び楔で簡単に組立て、分解が可能なようになっています。


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組み立て完了です。


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既存の組み立て式展示台とのドッキングもOK


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共鳴箱をセットしてみました。


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