今回は粉挽き臼、これは蕎麦用かな?のハンドルです。


まず、手で握る部分をウッドレースで挽きます。指定の図面ではφ30のストレートでしたが、中央に少しふくらみを持たせてゆるやかなカーブを付けてみました。この方が挽いてても楽しいし、手触り、使用感もいいと思います。


実は木工旋盤で端から端まで同じ直径で挽くのはけっこう難しいんです。このハンドルの握り部分は14cmですが30cmの一定の径の丸棒を作るのは至難の技です。金属加工用の旋盤のようにワークと並行に動く刃物台にバイトを固定して挽けばわけないんですが・・・。


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表面をツルツルに仕上げるためにバイトの先端だけを#1000のダイヤモンド砥石で研磨しました。


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臼に固定する部分に15mm厚の木目の似た材をタイトボンドで貼付けます。
あとの鉋掛けで逆目が出ないように木目の方向も合わせておきます。


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曲線部分は貼り合わせた材との段差を繰り小刀で少しづつ削って均します。


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上臼に取り付く面はR150なのでそれより若干小さいアールになるように削りますが中央部に昇降盤で切り込みを入れ、これを基準として削ります。


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切り込みの痕が無くなるまで外丸鉋と丸ノミで削ります。
丸ノミは刃を立ててスクレーパーのように削ります。


上臼にしっかりとエッジが付いて固定できるように指定のR(臼の半径)より少し小さめのRになるように削ります。


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完成しました。
桜はだんだん深みを増したいい色になって来るのでどんな臼になるか楽しみです。


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