ざっと工房の整理をしましたが年末に木のかおり展で買った「グラナデロ」なる材木がちょっと気になったので端の方を削ってみました。


グラナデロ(Granadillo)はメキシコ原産のマメ科の広葉樹で重く硬い木です。ブラジリアンローズウッドの代替品としてよく使われるらしいですがローズウッドよりも硬い感じですね。削った時の匂いはバラの薫りではないですが、それなりの芳香があります。



「グラナデラ」(Grenadilla)という名前の木もありますがこちらは別名、アフリカンブラックウッドと呼ばれるこれまたマメ科の硬い木で色は漆黒、乾燥比重は1.3ということでグラナデロよりさらに硬い木です。グラナデラはオーボエやクラリネットの木として有名です。乾燥してしまうと吸湿が非常に少なく寸法安定性がいいので管楽器には最適なんでしょう。
それにしてもややこしい名前です。


グラナデロは入手が困難なハカランダー(ブラジリアンローズウッド)の替わりにギターに使われたり、近年は洋風仏壇にもよく使われているらしいです。


href="http://yamagomori.blog.eonet.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2016/12/31/img_8458.jpg" onclick="window.open( this.href, '_blank', 'width=567,height=425,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0' ); return false">Img_8458



IMG_8458

IMG_8458