蓋に入れる寄せ木のピースを作るために10mm角の朴と橡の角材を用意し、長さ25mmに45°カットします。まったく同じ形の細かいピースをたくさん切り出すために昔に製作した額縁の留め切り用のジグを使いました。
IMG_5900

10mmの角材なら7本一度にカットできます。
細かくカットされたピースが飛び散らないように先端もガッチリ固定します。
IMG_5902

左側の押さえアームは本来額縁のもう一方の辺を固定してトリミングカットするためのものですが、こんな所で役に立つとは思いませんでした。(笑)これで細かい部品も安定して安全にきれいにカットする事ができました。
IMG_5903

サランラップを敷いてピースを接着すると矢絣ができました!
矢羽根の中央に入れてあるのは2mm厚のウォールナッツです。
本当はもっと細かいパターンにしたいんですが・・・それこそ専用のジグが必要となります。
IMG_5907

こうして見るとパターンがやはり少し大きいですが今回は我慢しましょう。
IMG_5908

バンドソーで慎重に切り抜き、隙間が出来ると台無しなのでヤスリと木片に貼付けたサンドペーパーで少しづつ削っては蓋の凹部に合わせます。根気のいる作業です。
ピッタリ合ったところで接着剤を凹部に均一に薄く塗って貼り合わせ、クランプで締めて一晩置きます。
IMG_5909