昨日切り抜いた額の内面を滑らかに仕上げます。
墨線から0.5mm以上ずれている物はこのマイクロプレーンで墨線近くまで削って滑らかにします。
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マイクロプレーンは以前にも紹介したと思いますがその名の通りヤスリではなく鉋に近いです。
ヤスリのように粉ではなく、細切れの鉋屑が出ます。
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次に細目の鉄工ヤスリでフラットに削ります。
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入隅のコーナーは鉄工ヤスリの側面を利用して直角に仕上げます。
鉄工ヤスリの一方の側面にはこのように刃が付いています。
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一方、反対側の側面には刃がありません。
ドリルで開けた丸孔の部分を最初、刃が付いている方で削り、直角になったらヤスリを裏返して刃のない方を側面に当てて仕上げます。
形が整ったらサンドペーパーで滑らかに仕上げます。
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ルーターテーブルにラベッティングビットを装着し、裏面に所定の深さに切り欠きます。
コーナーはビットの半径のアールになるのでコーナーチゼルと突きノミで直角に欠き取ります。
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だんだん額の形になってきました。
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