昨日は夕方から画廊用のオルゴール枠(額)を届けに時の音色さんの工房へ寄り、その足で一緒にギャラリー翔さんへと向いました。
今週はギャラリー翔さんで昨年、国東の濤音寮でお会いした和紙人形作家の筒井さんがはるばる小倉から来られて展示しておられます。時の音色さんも友情出展ということでちょこっと出展されています。
筒井さんの紙人形は大正から昭和初期のロマンを彷彿とさせるような作品が多く、ちょっと異空間に迷い込んだような独特の雰囲気があります。
彼は古い映画に造詣が深く、人形のとても繊細な表情や切り取られた動き、細やかな衣装等にもその影響が表れているようです。
話に夢中になって写真を完全に取り忘れましたー!!
大正ロマンの和紙人形に会いたい方は下記ギャラリー翔さんまでどうぞ。
http://www.yk.rim.or.jp/~ga-sho/thisweek.html

午後6時で展示会を後にし、近くの新々堂で軽めの夕食を3人で取って私はまたまたカフェ・モンタージュへ!
筒井さん、泊まっているホテルでも朝はパンだったらしく、「何で京都まで来てパンやねん!」と思ってるでしょうが、京都人はパン好きなんです。悪しからず(笑)


そして、やって来ました「カフェ・モンタージュ」
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今回はカフェモンタージュの「ウィーン音楽祭」ということで今夜のプログラムはW.A.Mozartのヴァイオリンとヴィオラのためのデュオ2曲とR.フックスの作品です。
演奏は京都市交響楽団のコンサートマスター、渡邊 譲さんと主席ヴィオラ奏者の小峰航一さんです。

モーツァルトのデュオK.423とK.424は私の大好きな曲ですが、2曲とも同時に演奏されるというのはけっこう珍しいと思います。(LPやCDではカップリングされている事が多いですが・・)というよりこの曲自体が演奏会で取り上げられる事がまれです。
モーツァルトはヴィオラの名手でもあったと言われており、通常は縁の下の力持ちであるヴィオラにも光を当てたこれらの作品はモーツァルト以前にも以降にも存在しません!
ということで今夜もすばらしいひと時でした。  Viva Mozart!!
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