ユーロバスは定刻の12:35にローテンブルク・オプ・ディア・タウバーのシュランネ広場に到着しました!(ローテンブルクという町は何カ所かあるようでここはタウバー川の傍にあるのでオプ・ディア・タウバーと呼ばれています。)
先ずは今日宿泊するホテル”クロスタースチューブレ”をめざして歩きます。
事前に地図で確認したところでは1km弱ですから10分弱ですがどの通りも完璧な!石畳ですのでスーツケースのキャスターが悲鳴をあげます!!(笑)しかも緩やかな登りなので・・・ゆっくり歩くより手はないようです。(まだお土産も入ってませんからたいした重量ではないんですが・・)
街並はとてもわかりやすいのでほどなくホテルが見えてきました。
”クロスター”は修道院の意味もあるようでそれに似つかわしいシンプルな壁と入口です。
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建物は4階建てですがエレベーターはもちろんありません。部屋は幸運にも2階でした。(笑)
でも階段の壁にはシンプルながらステンドグラスや絵画が飾られてとてもいい雰囲気です。
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2階の吹き抜けから見た1階のホールです。
部屋は豪華ではありませんがこじんまりとしたとてもくつろげる空間で今回の旅行で、一番気に入ったホテルでした。
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ホテルのチェックインを済ませてさっそく街の散策に出かけます。
ホテルから歩いてすぐの”プレーンライン”、超有名な場所でローテンブルクといえばこのアングルの写真が載っているんですがやはりここへ来るとだれでも写真を撮りたくなります。(笑)
マルクト広場から南に少し降りて来て石畳の道が左右に分かれる所に木組みの古い家、その両側奥に2つの塔が見えます。(左がジーバー塔、右手の坂の下はコーボルツェラー門)
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ちょうどお昼過ぎでバスに揺られておなかも空いているのでローテンブルク名物のシュネーバル(雪玉)というお菓子とローストビーフサンドをプレーンライン近くのパン屋さんで食べました。
”シュネーバル”は紐状に細くしたパイ生地を丸めて油であげ、粉砂糖をまぶした物ですがチョコレートやモカ風味の物等、6種類ほどあります。プレーンな砂糖の物とモカを頼んで半分に切ってもらいました。直径10cmほどありますからでかいんです!
味は思ったほど甘くなくてほどよい甘さでした。そしてサンドイッチはパンの種類がいくつかあり、この胡桃やひまわりの種?のトッピングのパンがとても美味しいんです。どのパンもおいしそうで決めるのに迷いました(笑)
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プレーンラインの木組みの家の窓です。
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ジーバー塔をくぐって南の入口、シュピタール門へと向います。
シュピタール門の外側のアーチにはかの有名な「Pax intrantibus, Salus exeuntibus」”歩み入る者には安らぎを、去りゆく人には幸せを”というラテン語の文字が刻まれています。この門ができた中世期には戦いが絶えず、本当は反語を入れて”来る者とは戦いを、去る者には不運を”という意味だったらしいです。
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シュピタール門は数あるローテンブルクの城壁の門でも大規模な物で門の内側には円形の要塞が築かれています。(シュピタールバスタイ)
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要塞の中も見学でき、当時の大砲が城壁の外へ向って3台も置かれていました。
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シュピタール門から城壁に登り、城壁巡り、家々の屋根や通りが手に取るように望めます。
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 夕方いったんホテルに戻り、シャワーを浴びてホテルからすぐ近くのブルクガルテンまで散歩に行きました。ブルクガルテンにはキャッスルタワー(門)をくぐって行きます。
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ブルクガルテンは緑がいっぱいで元はお城(宮殿?)があったらしいですが今は無く敷地内にはユダヤ人の礼拝堂が残っています。
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ブルクガルテンからのタウバー川を隔てた旧市街地の眺めです。
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ふたたび旧市街へもどり、昼間に見つけておいたレストラン”Zum Schwan"で夕食。
(実はこのレストラン、日本語のメニューありますと表に書いてあったのです。・・笑)
焼きソーセージとポークのなんとか煮、なんとかパスタ添えというのをいただきました。(いい加減度全開!)ここ、ローテンブルクはフランケンワインの産地でもあるので気になったのですが、今日は良く歩いたのでスカッとビールにしました!ドイツはどこの町に行ってもビールが旨い!もちろん、乾燥した気候のせいもあると思いますが。
旨いビールに酔いしれて写真をすっかり忘れてましたー。
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夕食を終えて外に出ましたが午後8時でまだこんなに明るいんです!!
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