昨日はビールを飲んで早く寝たせいか(ほんとは歳のせい?)6時過ぎには目が覚めました。
今日は13:00のバスでフュッセンに向いますが午前中はローテンブルクで昨日行けなかった 所を回ります。まだ時間も早いので朝食(7:30から)まで昨日行ったブルクガルテンに朝の散歩に行く事にしました。
公園側から見たブルク門です。
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公園の木々にはこんな巣箱が数多くぶら下がっていました。
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大きな木には名称が書いてあるのですがドイツ語なのでよくわかりません!
帰ってから調べるとこれは Rosskastanie・・マロニエ(セイヨウトチノキ)のようです。
Gewohnlicheとあるので通常の(普通の)マロニエ?
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Sommerrinde 夏シナノキ・・・リンデンですね。
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Nelken kirsche チョウジザクラ
Japanische ”日本の”と明記してあります!
桜としては花が小さく淡いピンクなので目立たないせいか日本でもあまり植えてないようです。
京都の植物園にはありますが・・・
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朝も早いせいか観光客は一人もおりません。地元の人がジョギングしたり犬を散歩させていましたがすれちがう人全員が笑顔で挨拶してくれます!! Moregn!  Morning!・・・ 

ホテルへ戻り、朝食です。どこへ行ってもパン、チーズ、ハムの種類が多くておいしいです。
玉子はどうする?と聞かれたので私はスクランブルをお願いしましたが・・・
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次女はボイルドにしました・・・しばらくして持って来てくれたゆで卵を見て大笑い!
何と似顔絵が書いてありました(笑)
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9時過ぎになったのでマルクト広場にある市庁舎の展望タワーに登りに行きました。
建物の後の白い塔です。
そんなに高い塔ではありませんが、町自体の建物が低いので全てが見渡せます。
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塔に登る途中の部屋にもいろいろな展示物があります。
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塔の展望台への最後の階段は傾斜も急で正に梯子です。展望台と言っても非常に狭くて10人位しか一度に登れません!(道理で最後の下の部屋には改札口のようなゲートがあって緑のランプが点灯していないと通れないようになっていました。ここで入場制限をしているようです。我々は一番乗りだったので待たずに登れましたが降りて来ると皆さん、並んでました!)

しかし展望台からの眺めは絶景!です。
でも足元は鉄板一枚で手すりはベルトより少し上くらい、なんせ狭いのでカメラや携帯を落とさないように緊張します! 高所恐怖症の人はちょっとむりかも・・・
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 市庁舎の後は北側にあるクリンゲン門から城壁へ登り、北側の城壁めぐりを楽しみました。
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シュランネ広場前には客待ちの観光馬車が
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再び市街に戻って職人の家を見に行きました。
この家は1270年頃に建てられた木組みの3階建てで、桶職人、染め物師、織物師、靴屋、鋳掛け屋等様々な職人が生活と作業場として使っていたらしいです。その後、廻りが近代化されても隠者が住んでいたことからほとんど改修されずに部屋や調度品がそのままの状態で残っているとのことです。
これは裏庭からの写真です。
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当時の食堂
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壁にかけられた左官道具
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靴職人の部屋
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居間
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織物
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寝室と子供部屋
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この窓には変わったガラスが入っています。
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1:00発のバスに乗るので職人の家近くのパン屋さんで軽い昼食を取ってシュランネ広場のバス停へと向います。
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途中で見かけたミゼット?風の3輪トラック
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こんな呼び鈴?が街角の壁にありました。"Wetterstation"ですから測候所なんですね!
我が工房の呼び鈴にどこか似ているのである種の親近感が・・・(笑)
しかし紐の先が小石というのが奇抜です!!
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かわいい小窓!
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バス停に行くと12:35にフランクフルトから着いたバスがすでに停車していましたが運転手は不在でドアは閉まっています。まだ少し早いのできっとどこかで昼食を食べているんでしょう。バス停には日陰にベンチがあり公衆トイレもすぐそこにあるので安心して座っていられます。
バスの発車待ちとおぼしき人が数名おられましたが今日のバスも空いているようです。
発車10分前になると運転手が帰って来られました。
この愛すべき小さな美しい町に後ろ髪を引かれる思いでバスに乗り込みました。
  ”歩み入る者には安らぎを、去りゆく人には幸せを”
いざ、フュッセンへ〜これから7時間半のバスの旅が始まります。
今回はMAN(ドイツの有名な重車両メーカー)の純白のバスでした!
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