天板のカーブをガイドとしてバンドソーで側面をカットします。
このバンドソーは刃巾が60mmあり基本的に挽き割り専用ですが今回のように比較的大きいアールで切り落としが薄くてしなってくれる場合は特に問題なくカットできます。
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きれいにカットできました。
この後ベルトサンダーで鋸刃の痕を取り、ホルダーに付けたサンドペーパーで手仕上します。
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天板の前後のわずかな出っ張りを豆鉋で面一にします。
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4側面の仕上ができました。
まだ天板に緩やかな曲面を付けなければなりませんがこの研磨という作業はけっこうな重労働で一番疲れる作業なんです。サンダーを使うと早いのですが微妙なディテールが出しにくい上にちょっと油断すると削り過ぎやどうしても研磨のパターン痕が残りやすいのでオルゴールやジュエリーボックス等では仕上には使いません。
右はステンドグラス入りの箱ですが夕方には同じ工程まで追いついてきました!
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