結局7月からオルゴールの箱を数えてみれば10台も作ったのできれいな端材が溜って来るのですがその整理をしていると、ついついそのきれいな杢を生かしたくなってくるのです。

ということでまたしても額です!
今回は一枚の板を左、中、右と3枚に切断し、レイル&スタイルビットで溝を加工して継ぎ合わせます。その結果、杢目がほぼ完全に繋がって一枚の板を切り抜いたようになります。
レイル&スタイルビットはもともとドアやキャビネットの框組を簡単に行うためのツールですが額作りにも有用なビットです。本来は鏡板やガラスを嵌め込むための溝と飾りのモール加工が一発で仕上がるので、あと少しだけ手を加えれば簡単に額縁が出来上がります。
通常は横枠は杢目の流れが横方向に木取りますが、今回のように縦枠と同じ向きにすると一枚の板を切り抜いた感じと、仕上のペーパー磨きが非常に楽になります。(木目方向が揃っているので)
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そして中板の残った中央部分でさらに切手用のミニ額を・・・捨てる所がありません!
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整理をしている途中でこんな事を思いついてやっているので整理の方はほとんどおあずけ状態です。
困ったものだ!