毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2014年06月

中古研磨盤の整備(1)

5年程前に中古の研磨盤を購入しました。現状渡し(つまり、整備なし)という事で格安だったのと100V仕様だったのでついつい買ってしまいました。


最近、時間が出来たので全てを分解して錆落とし、グリスアップ、再塗装を徹底的に行いました。


水を使う機械だけにその錆たるや、尋常のものではありません。調整ネジ部や砥石の締め付けナットはさすがにその辺を考慮して真鍮が使用されていたので、錆び付いて外れないということはありませんでした。当時はステンレススチールが高価であったのか、水タンク等も鉄板にクロームメッキです。


整備前の外観



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刃物台を前後させる慴動部はグリスがこってり塗ってあったので固まっていましたが、心臓部は錆はありません。


全部分解して古いグリスを落とし、グリスアップして調整すると、スムーズに動くようになりました。


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さて、問題は右側の荒研ぎ用の砥石を固定するフランジの内側が錆で膨れて使用に耐えなくなっていました。


仕方なく、各部の寸法を当たって、図面を起こし、知り合いの機械加工屋さんにステンレスで製作してもらうよう、依頼しました。2つのフランジが出来て来るまで、各パーツや本体の錆を落として、塗装をしておきます。




べっぴんさんになりました!


銘板もピッカピカ! 銘板は亜鉛の鋳物製です。ハリマ機械(姫路)とありますが、すでにこのメーカーは存在しないようです。電話番号入りの鋳物の銘板は始めてですが、シリアル名板がどこにもないので年式はわかりません。使用している電気部品や内部の三菱製のモーターなどから、おそらく30年位前のものでは?と思います。


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ビッグテーブルのメンテナンス(2)

テーブルの高さを700mmにするためには脚を15mm延長する必要がありますが、このテーブルは座卓兼用のため、脚の片方だけ伸ばすと見た目のバランスが悪くなってしまいます。そこで天板の裏に木ネジで取付けてある脚の位置決め枠に15mmの下駄を履かせることにしました。こうしておけば元の高さに戻すのも簡単です。また、置く場所などにより、少しの高さのガタがある場合、ここにスペーサーとなる薄板の小片をかませば外から見えないのですっきり収まります。



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色の薄い(まだオイル仕上げしていない)部材が今回追加する15mmのスペーサーです。


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テーブル時の脚のセッティングです。


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座卓の時です。これで見た目も今まで通りですっきりと収まりました。


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次は天板の表面を再研磨してオイルを塗り直します。



ビッグテーブルのメンテナンス(1)

昨年秋に納めたテーブルの足の高さを少し高くして欲しいのと、天板が収縮して、天板両端のコバに入れた反り止めが出て来たので修正を依頼されました。


天板は5枚矧ぎで材料は十分に乾燥した材でしたが、何せ巾が1m近くあるので、やはりエアコン等の影響で繊維と直角方向には収縮を起こし、一番多い所は5mm程反り止めが出ています。



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当て木をして、出っぱっている部分を手鋸でカットします。



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カンナで面と形を元通り整えます。


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天板表面の微妙に出っぱっている部分や段差をローアングルプレーンで滑らかにします。



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次回は脚の延長です。


ドングリ発芽

工房の前の草刈をしていたら、ドングリが発芽しているのを3個見つけました。


踏みつけたり誤って苅らないように側に赤色のマークを打ち込みました。


すくすく育ちますように・・・



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豆カンナの刃研ぎジグ(3)

きれいに研げました。


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ミニチュアローアングルプレーン用に研ぎ角25°の物も作りました。



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これらのミニチュアプレーンは思っていたより使い勝手、切れ味も良く、オルゴールや小箱の面取りや接合部の目違い払いに大活躍するのですが、刃先が簡単に研げるようになったのでさらに活躍の場が増えそうです。


豆カンナの刃研ぎジグ(2)

平面(分厚いガラスまたはアクリル板や平滑な木でもよい、この方が刃先に安全かも)の上にブロックを置いて、フラットバーの先端が平面より1〜2mm高くなるようにM6ノブを締めます。次にブレードをフラットバーに平行で先端が平面にぴったり着くようにM3ビスで固定します。


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10mm巾で厚みが葉書くらいの紙をグロック先端部と平面の間に挟む。


ブレードの先端が平面にぴったり着くようにM6ノブを弛めてフラットバーの位置を調整し、固定する。


紙を取り去るとブロック先端部とへいめんの間に隙間が出来ます。この隙間の分が研ぎ代となります。



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後は砥石でいとも簡単に研げます。


最初はVeritasとブロックの角度の相互誤差により、多めに研ぐ必要があるかもしれません。


2回目からは研ぎ角がぴったり合うので、ダイヤモンドの中砥なら20回もとげば十分でしょう。


必要に応じて仕上砥で研ぎ上げます。



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豆カンナの刃研ぎジグ(1)

Veritasのインセットプレーンやミニローアングルプレーンをよく使いますが、カンナ刃も小さく、市販のジグにはセットできません。また、刃も薄いので一定角度で研ぐのは至難のわざです。


そこで、簡単に研げるジグを作ってみました。


材料は35〜40mm厚の端材(今回はチークを使用)、25mmの真鍮フラットバー(t=3)80mm程度、M6インサートナット、M6ノブ付ボルト、M3×6バインドネジ



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木のブロックは正確に30°にカットし、斜面にフラットバーのスライドできる溝を掘り、センターにM6インサートナットを埋め込みます。


形が整ったら、オイルを十分に浸透させ、良く乾燥させます。(耐水性向上と変形防止、滑りを良くするために)


フラットバーのセンターにφ7×15の長穴、先端にM3のタップを立てます。先端は約30°の面取りをしておきます。(だいたいでよい)


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この真鍮のセットネジは左ネジです。ブレードをロックする時は時計方向(右)に回しますが、この操作でブレードが押し上げられて、てこの原理で固定されるわけです。ですからブレードを取り外す時は刃の反対側の大きな穴を真鍮ネジのセンターに合わせて真鍮ネジを反時計方向に回せば、外す事が出来ます。また、取付、取り外しの際はブレードが水平になるようにボディを保持すれば操作しやすいでしょう。(この辺はマニュアルには記載されていません。)慣れればいとも簡単に着脱できます。なかなか巧妙な固定方法だと思います。



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コーヒーのおいしい工房とギャラリー

大山崎にある手織りつづれ工房「河野」さんに縁があって、二階のぎゃらりーに私の作品も置いていただく事になりました。


普通の民家を改装して一階は工房兼河野さんご夫妻の作品を展示販売されています。つづれ織りの他にも草木染めのストールなどがあり、とても落ち着いたいい色です。


入口脇にはお手製のウッドデッキがあり、自分でドリップして飲むコーヒーが格別においしいです。そしてなんと¥200!!


二階はいろんな作家さんの展示コーナーとなっており、私の作品もすこしばかりあります。


ここへおじゃまするとついつい時間の経つのを忘れて長居をしてしまいます。


そんな心地よい空間ですので皆さんもぜひ、お立ち寄り下さい。


http://www.eonet.ne.jp/~kouno-tudureori/



河野様、勝手にリンクさせていただきました。(事後承諾ですみません。)


ヒカリゴケ

工房への途中、杉木立の中に一部分だけ他とは違う色のシダのような物が群生していました。


前から気にかかっていたのですが、隣人の布袋さんにあれ、ヒカリゴケやで!と言われてそれで他と色や光沢が違うんやと解りました。


最近、自転車通勤するようになって、目線が変わり、さらにどこででも気安く停めて写真等撮れるのでこれも自転車通勤の効用のひとつです。


今朝は高曇りで光が柔らかく、いつにも増してヒカリゴケの群落が輝いて見えました!


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ヒカリゴケについて調べると、自身が発光するのではなく、原子体の細胞がレンズ状になっており、細胞の奥に偏在する葉緑体に集光し、この光を反射する事によって独特のエメラルドグリーンに光って見えるらしいです。


また、葉緑体の数が多いために他の植物と違って、深い金緑色の反射光になるらしいです。そしてほんのわずかな光で光合成が出来るとのことです。


うーん、これは吸い込まれるような色ですね! 一枚目の写真の手前の方は普通の雑草?二枚目の切り株や倒木についているのは通常見かける一般的な苔です。その違いが私の稚拙な写真でもおわかりいただけるかと思います。


自転車通勤

退職してから出張も行かず、あまり歩かないせいか脚力が弱って来たような気がします。


20年前に乗っていたMTBを整備し、タイヤ、チューブも交換して家から工房まで自転車通勤することにしました。


スペシャライズド「ハード・ロック」ですが今でも同じ名前のモデルが販売されています。現在のはフロントサスペンション等が付いたりしていて、全然ちがう車種のように見えます。


私のはディレイラー(変速機)に「サンツアー」が付いてますが、すでにこのメーカーは存在しません。まさにMTBのクラシックカーのようです。(笑)でもオーバーホルの甲斐あって、とても調子よくなりました。


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タイヤはMTBのトレードマークのようなブロックパターンはやめて、シティタイプのミシュラン「カントリー・ロック」にしてみました。


このタイヤ、漕ぎ出しがとても軽くまた、ブロックパターンのような「ゴォーッ」という走行音もなくとても静かで快適です。舗装路でのコーナーリングも素直でブロックパターンのようなあの「グニャッ」とした感じは皆無です。ダートでのグリップ、コーナーリングは今一ですが工房への山道は簡易舗装がされているため問題ありません。


街乗りではMTBでも絶対にこの種のタイヤの方がベターです。ルックスもスマートでなかなかいいし・・・



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距離は3km程度ですが、我が工房は西山の中腹にあり、登りの勾配は半端ではありません。


2週間前は2回程休息して工房に辿り着きましたが、最近はノンストップで登れるようになりました。


それでも行きは25分、下り(帰り)は7分です。(笑)


おかげで膝の調子も良くなってきたようです。(ビールも旨い!)


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