毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2014年07月

榀の製材

木彫教室を開いているTさんから教室で使うオルゴール組み込みの箱と小型チェストの製作の依頼を受けました。


材は榀(科の木)の人工乾燥材で16mmと19mmに挽いて、プレーナーがかけてありますが、耳付材で若干、小節のある物や多少の反りもあるので製作に必要な巾と厚みに揃える必要があります。


取り敢えず、効率的な製材とできるだけ捨てる部分が少なくなるようにするために2mの材を半分に切り、片方の耳をバンドソーで落として手押し鉋で平面を出します。私が日頃よく使う材と異なり榀は柔らかく、木目もはっきりしていないので紙を切るようにすいすい切れます。



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所定の板巾になるようにもう一方の耳を昇降板で切り落とします。


割れや段差のある木端を直角に切り落とします。


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木口に板巾と厚みを記入しておきます。無節の材には○を付けておきます。


この中から、箱やチェストの各部分に合った材を選んでできるだけ半端な材が出ないように考えて木取りします。


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落とした耳は30cmくらいの長さに揃えて今年のストーブシーズンのための焚き付けとして取っておきます。


これで捨てるのは大鋸屑のみとなりました! 長年かかって育った木は貴重な資源ですから無駄の出ないように使わなくてはなりません。


最終木取りをすると又、端材が出ますが、(寸法が足りない分や節の部分)節の部分は別として奇麗な材なので他の用途には使えるでしょう。


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ステンドグラスの枠

9月に私と二人展をする人の作品のステンドグラスを納める枠の製作です。


作品のイメージに合わせて虎斑の出た柾目の水楢を使います。今回、枠の巾をできるだけ細くとの要望もあり、強度と変形の点や色味からも最適と思います。


額縁等の枠を作る場合、特にガラスを入れる時は枠の収縮や変形による寸法変化をどこかで逃がす事を考えておかなくてはなりません。最悪の場合、ガラスが割れるか木が割れたり接合部が外れたりします。


木の場合、柾目でも程度の差こそあれ、変形しますので寸法の大きい丸額では4分割にして鉾の車輪のように組みます。(鉾の車輪は8分割です。)45°の正確なカットが命です。(絶対に隙間がでない事)接合部に2枚の雇いザネを入れて接着します。


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一晩置いて接着できたら、外周をバンドソー、内側を糸鋸で切り抜き、スピンドルサンダーで仕上げたら、ステンドグラスの入るくぼみと外周のアクセントになる段差をルーターテーブルで彫り込みます。


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ステンドグラスを押さえる裏板と裏板押さえ、ハンガー金具を裏面に取付ける加工をします。


納まり具合を確認したら、裏板の内側を円形に切り抜きます。


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表面に緩やかなかまぼこ型のアールを付けます。基準線までカンナで削ります。


接合部では順目、逆目が交互にあるのでカンナをかける方向を変えます。


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サンドペーパーで仕上げた後、オイルフィニッシュ仕上げを行います。


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すみません。ステンドグラスは9月の展示会までお預けです。お楽しみに〜。


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ちびカンナの実力

からが小さいからと馬鹿にしてはいけません。


小箱の目違い払いはもちろん得意中の得意ですが・・・


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特に曲面を含む部分の仕上げや目違い払いも独壇場です。


曲面にほぼ合うまでは小カンナで削りますが、曲面との段差が0.5mm程度になると、ちびカンナの出番です。


なんと言っても削る直前まで接合部が直視できるので失敗がありません。洋カンナは削る先がよく見えるのですが、ちびカンナはさらによく見えます。



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そして、アクリル板の切断面までも削れちゃいます!


ちびだからと侮ってはいけません。その実力はなかなかのものです。[E:punch]


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クレヨンしんちゃん?

娘が同系列の会社で扱っているクレヨンをもらって来たので譲り受けました。


材木に寸法や購入年月等を書いたり、製材寺にマーキングするのに昔、子供が使っていたクレパスを使ってますが油分が多いのと柔らかすぎてすぐ減るので、余り使い勝手がよくありません。


その点、クレヨンは固さも手頃でちょうど良い感じです。


早速、ホルダーを作って工房の入口に取付けました。鉛筆削り(クレヨン削り?)も付いてます。



木創舎の工房もちょっとファッショナブルになってきたかな?



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7月の工房

最近、適度に雨が降るので、水やりをしてなかったんですが、ふと見ると新しいドングリ君の仲間が増えている!!


手前の小さいのと左の育ちの良いのが・・合計5本になりました。


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お花畑の方も新芽がいっぱい、すくすくと・・・メアリーちゃん、がんばってまーす。


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今年はムラサキカタバミが俄然勢力を伸ばしてきました。


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なぜか今年はヒメジョオンも多いですね。


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もちろん、ポピュラーな露草も、しかし、この花とてもおしゃれで可憐ですね。


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布袋工房さんの柿の木もかなり大きくなってきましたが、柿が成るのはいつのことやら(8年間も通わなくては・・笑)


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カラスアゲハのヴァリアシオン

布袋工房さんで3時のティータイムの後、戻って来ると我が工房の前でなにやら見かけぬ、かなり大きい蝶が地面を這うような低空飛行で舞っています。よく見ると、黒のベースに青と緑のグラデーションの模様に後翅にはオレンジ色の斑点が・・ネットで調べると間違いなくカラスアゲハでした。


地面すれすれに飛んで、小石に留まった瞬間、羽を拡げるのですが、そのあとせわしなく羽をバタつかせるのでなかなか決定的なシャッターチャンスを与えてくれません。


こちらが動いても逃げる様子もなく、布袋さんと私の周りを回ってみせたりして、まるで「私のこの奇麗な羽を見てよ!!でも写真はだめよ!」と言っているような、とても思わせっぷりな態度です。(私を蝶々の国の王子様と知ってや、知らずや!)


お互いに戯れる事、20分以上、ついにあきらめて工房に入り作業に戻ったのですが、くだんのアゲハ嬢はまだ一人ヴァリアシオンを踊っていたようです。


今日は生産性”ゼロ”のたのしい楽しいひと時を過ごさせてもらえました。


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衣笠茸

昨日は湿度が高かったですが、こんな日はもしや・・・と思って、工房への道すがら、やっぱり出てました!


衣笠茸です。今回のはどうも2つがくっついたようで、形がもうひとつですが、きれいなヴェールをかけていました。



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コンサート三昧

昨日は府民ホールアルティ今日は京都文化博物館・別館ホールです。


今日のコンサートはバロックヴァイオリンの名手、シギスヴァルト・クイケン氏が演奏する「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」という珍しい楽器によるバッハの無伴奏チェロ組曲から1、2、5番です。


ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラはその名の示すようにチェロなんですが、股に挟んで弾くのではなく、肩から吊るしてヴァイオリンやヴィオラの様に弾きます。大きさはチェロの子供かヴィオラの姉はんという感じですが、音色はヴィオラのようなくすんだ感じ(これがまた渋くていいのですが・・・)はなく、ヴァイオリンのような輝きはありませんがよく鳴る中音域とけっこうしっかりとした低音域で、男性の肉声に近いのではと思いました。


この楽器についての詳しい説明が寺神戸 亮氏のブログに書かれています。


http://boreades.exblog.jp/1634907


アルティの榎

府民ホール「アルティ」の玄関横に榎(えのき)の巨木があり、前から気になっていましたが、コンサートに来たついでに写真を1枚撮らせていただきました。


太い所は幹周り3m近くあるのでは?と思われます。こんな巨木が烏丸通のすぐ近くにあるんですが、江戸時代には街道の一里塚としてよく植えられたらしいので、その名残かもしれません。


さすがに大きくて立派な木だけあって、「区民の誇りの木」という看板が掲げられております!


午後7時前で雨も降っており、すでに暗かったのですが、何とか撮れました。



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それで、昨日のメインイベント、コンサートの方は若くて美しい!クロアチア生まれの“ギターの妖精”アナ・ヴィドヴィチのギターリサイタルでした。木曜日にもかかわらず、ほとんど満席です!


彼女の演奏はものすごいテクニックなんですが、それを表に出さない卓越した音楽性とピアニシモの美しさ、そしてあのギター演奏特有の低音弦をこする?音がほとんど出ない!というすばらしいものでした。


そして万雷の拍手に応えてアンコールにイエスタディを弾いてくれました。



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土方焼け?

昨日の清水行きで腕が赤銅色に焼けました!


特に帰りはちょうど日中で日射しを遮る物もなく、一気に・・・



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お風呂に入ると、ちょっと「ひりひり」(笑)



今日はむさ苦しい物をお見せしてすみません。


お詫びに昨日の清水から我が西山の工房への上り坂にある秘密の鞍馬苔の妖しいながらさわやかなグリーンをお見せします。



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この日は光線の加減により、またいつもとは違ったグリーンに輝いていました。


汗が噴き出すのも忘れて、自転車を停め、激写しました!


中央のシダとの違いがお解りいただけると思います。


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