毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2014年10月

オルゴールコンサート用のディスクを運ぶのに少し丈夫な紙袋を使用していましたが、なんせステンレスの板ですから枚数が多くなると中途半端な重さではありません。丈夫といっても所詮紙ですから、かなりくたびれて参りました!


そこで運搬用のケースを作る事にしましたが、木工家のはしくれとしてはやはり木で作らなくてはなりません。もちろん強度は必要ですが軽量でなくては使いづらいので枠は黄檗、側板(鏡板)は国産材では最も軽い桐を使う事にしました。


明日は大山崎の手織りつづれ工房さんでコンサートがあるのですが、これには到底間に合いませんので、くだんの紙袋君には最後のご奉公よろしく頑張ってもらおうと思います。(笑)


この手の物は思い立った時に作らないと、たぶんずっと作らないと思いますので、さっそく材を選んで取りかかりました。


側板は180mm巾で23mm厚の桐を2枚に引いて接ぎ合わせ、330mm巾の板を2枚作ります。


接ぎ合わせた板に鉋を掛けて9mm厚に仕上げます。



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枠の接合はボックスジョイント(あられ継ぎ)とします。


本当は両端は留めにしたいところですが、時間がないので ←言い訳


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ボックスジョイントはダブテールジグを使えばあっという間にせいどの高い加工ができます。


(加工は早いですが機械の設定とマニュアルを読むのに時間がかかります。・・滅多に使わないので・・汗)


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ワークとなる材を専用バイスで固定して、ストレートビットを付けたルーターで加工します。


先ずはテストピースを加工してピン(凸部)とソケット(凹部)の嵌め合いを確認します。(右は加工したテストピース)


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加工中の材をガイドフィンガーの下から見たところです。


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かの有名なカナダLEIGH社のダブテールジグです。


ずらっと並んでるのがガイドフィンガーですが、なにやらオルゴールの櫛歯に似ていて、わくわくしますね!(オルゴール病?)弾いても音は出ませんが・・・(笑)


このジグの優れている所はこの櫛歯じゃなかった、ガイドフィンガーの位置が任意に変えられる事で、ピンとソケットの間隔をある程度自由に変更できます。(いろいろなバリエーションの設定ができるんですが、その分設定が複雑なので常時使ってないと覚えられません!)


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枠に側板の入る溝を切って、今日はここまでです。


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次女の友人がやっている柴洋-京都店(ボルベール)というレストラン(カフェ?)へ行ってきました。


食材を盛りつける木のプレートが作りたいと次女と二人で工房に来たのがきっかけで、2枚ほど作って帰られたのですがその後お店で使いたいので10枚以上必要だが削るの大変なので作って欲しいとの依頼で14枚を作りました。


材は食材が映えて、匂い等のあまりしない木がいいので楓を使いました。(楓はけっこう硬いのでカンナ掛けは力いります・・・笑)



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ついでにプレートの保管と乾燥用のラックも・・・15枚収納できます。


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柴洋-京都店はとてもこじんまりしたしゃれたお店で、とってもアットホームで居心地の良い場所です。


但し、営業は不定期なので以下のホームページ、フェースブックで確認下さい。


http://sibayo.net/


https://www.facebook.com/pages/柴洋-京都店/224770944304154?sk=info&ref=page_internal


お待たせしました。


お料理は季節の野菜をメインにいろいろなメニューがあります。素材が生かされたとても優しい味で、しかもリーズナブルです!!


季節の野菜とチーズ、トマト、ブドウ、クルミのサラダ、上に乗ってるうす〜いのは人参のスライス!です。


野菜の名前、忘れましたがカラシ菜の一種らしいです。・・・で、先ずは白ワインで・・・ほんのり甘口ですが、とても料理にマッチしてます。


カウンターの上に仲良く並んでるのは野菜の巻き寿司です。・・もちろん、これもいただきました。



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鱧の南蛮付け焼き ←これがまた超うまい!・・・ワインが進む・・こんどは赤・・ちょっと濁っててフルーティです。


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写真ありませんが、メイン?は牛テールの黒胡椒風味シチュー(とろけるよう!)


デザートはミントのシャーベット(とても爽やか!)


今日のおみやげは、これ、ハーブとホワイトチョコのクッキーです。ハーブが効いて素朴なのに超美味です!


とても素敵なディナーでした。Bolverさん、ありがとうございました。


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作品や部品の研磨はいちばん手間のかかる行程で、ストイックで単調な作業です。


しかしながら、これを怠るとオイル仕上げをしても冴えない作品になってしまいます。先日のタジマのYH-75は平面と凸面の場合はオールラウンドでこなせますが、凸面や凹面にもフィットするホルダーなるものがありました。


ベースに柔軟性があり、どちらにもしなるんですが・・・


しかし、これは使ってみたところ、確かにフィットしますが、実に使いづらく、手になじみません。(使い易そうな形に見えますが・・・)ということで2本購入しましたがほとんど使用していません。(笑)



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凸面の場合は手首の動きでYH-75の全面を使って舐めるようにサンディングする事で対応できます。YH-75の何の変哲もないシンプルなハンドルがこれを可能にしてくれます。



さて、凹面の場合は自作のホルダーを作るしか良い方法がありません。


写真の左から約150R、2番目は短辺方向にわずかなRの付いた物で裏面は平面になっています。3番目は緩やかな2000R、4番目は両面テープで直接サンドペーパーを貼付けるもので両側に番手の違う物を貼って使います。5番目、6番目はコルクシートなしで、完全な平面に仕上げたい時に使います。手前のは細い入り組んだ部分の研磨に使います。一番奥はコバの凸面仕上げ用です。


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下の写真は2番目のホルダーの拡大です。手前のローレットネジ付のブロックでサンドペーパーを固定します。


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20年以上使って来たサンドペーパー研磨用のヤスリホルダーのペーパーが当る面に貼ってあるゴムシートがひび割れてきました。また、ハンドルのガタツキも気になります。


粗目(#120)、中目(#240)、細目(#400)専用に3本使っています。以前に他のメーカーの物も2、3使ってみましたが使いにくかったり、全く使い物にならなかった!(私の用途では)物もありました。このホルダーはタジマ製のYH-75で、しっかりした造りで、平面度、強度も良く、ハンドルには藤が巻いてあり、とても握り易くバランスのいい形状です。(20年以上ノーメンテでハンドルのガタ以外はまったく問題ありません。)


ネットで調べるとまだ現役で販売されております。(やはり良い物は製品寿命も長いようです。)


ハンドルのガタツキはゴムシートの内側にある止めネジのゆるみなので、この際、ひび割れて来たゴムシートを剥がして薄いコルクを貼る事にしました。


 


まず、スクレーパーでゴムシートを剥がします。



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残った粘着材をアルコールでふやかして、こそげとります。アルコールを染ませて2〜3分置くと簡単にはがれます。


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3本とも新品のようにきれいになりました! 右の2本はサンドペーパを取付ける面、左はハンドルの付く面です。


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ハンドルの止めネジに緩み防止剤を塗って締め付け、1nn厚のコルクシートを貼って完成です。


一番左はサンドペーパーを装着したところです。


ついでに手製の凹面用にもコルクシートを貼付けました。


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サンディングで完全な平面を出すのは至難の技です。このようなヤスリホルダーを使うと必ず両端がダレます。


そんなに平面性が重要でない場合は注意して掛ければこれで十分ですが・・・

コルクシートやゴムシートなしの物にサンドペーパーを貼付ければかなり平面性はよくなりますがサンディングした粉の逃げ道がなくなるため、目詰まりしやすくなります。


小型のワークの場合は定盤(又は分厚いガラス板)に貼付けたサンドペーパーの上で注意深く往復させれば良い平面性が出せます。(どの場合も同じですが、押す、引く、左右のバランスのクセが出るのでワークを前後反対向けて平均して摺ることが重要です。)


リョービの100mm巾ベルトサンダーです。凸面のラフな整形に使用します。研削力はピカイチですが、どうがんばっても完全な平面にはなりませんので直線部分の整形には使用しません。


ほとんど縦位置で使用しますので、ワークが安定するように広いテーブルを増設しています。(もともとテーブルなど無く、ストッパーフェンスが付いてるだけですが)


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もう一台はデルタのオシレーティングスピンドルサンダーで、これは数少ない新品で購入した物です。(笑)


このサンダーは特に凹面のサンディングに威力を発揮し、ペーパーの目の後もほとんど残りませんし、基準面に対する直角度もかなり優れているので大変重宝しています。価格も手頃ながら、けっこう広いテーブルには鋳鉄が使われているのでコストパフォーマンスは高いです。(アルミダイキャストのテーブルは滑りが悪く、軽いので制振性も悪いです。)


また、ドラムが上下動しながら回転するので目詰まりしにくく、ペーパーの寿命も長いようです。


このサンダーを導入してから曲面の加工が格段にスピードアップしました。


6種類の径のサンディングスリーブを交換する事により、R6.5以上の凹面に対応できます。


慣れれば凸面の研磨も可能で、フェンスやジグを作れば直線でも研磨できます。(できるだけ一定スピードで送る必要がありますが)


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木彫オルゴールの第一陣がやっと納品できました。


第一陣はボックス型9台、チェスト型7台です。


あと追加分のボックス型3台とチェスト型8台を作らなければなりませんが、製材、木取りからですのでまだまだかかりそうです。(汗;)


出荷前のチェスト型です。7台あると壮観です。


5月の発表展にはこれらに全て異なる彫刻が施されるので今から楽しみです。


もちろん、曲目もほとんどが異なります。



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木創舎のボール盤は2台ありますが、メインはこの北川鉄工製の中古品です。(ボッシュ製ではありません。・・・笑)


このボール盤も昭和26年生まれで私より2才弟ですが、まだまだ衰えを見せません!(古くても真面目に作られた機械は丈夫です!最近の機械はコストダウンのため、耐用年月から、コンピューターで計算して設計されるので耐用年数が近づくと故障続出→買い替えとなります。また昔の機械は安全率も十分に取ってあるため・・・正確には計算できなかった(笑)重量も十分にあり、その分振動も少ないようです。)



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このボール盤も300Wにしては巨大な?モーターが付いております!


東芝製ですが現在のJIS規格とは取付けベースの寸法が全く異なるので新しいモーターとは互換性がありませんが、まだまだ元気に回っております。(笑)


唯一の問題は使われているビスやボルトが全て旧ネジであることです!(現在では入手できません。)


力のかからない所は現行JISのタップを立て直せば特に問題ありませんが、重要な部分はそうはいきません。


幸い、やくざな台湾製や中国製ではないため ネジがバカになったりする事はありませんのであまり心配はいりませんが・・・


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製材用のバンドソー(バンドー君)です。


この機械も超古そう!マキタ製ですが、上部プーリーのベアリング収納部にガタが発生し、マキタに在庫を探してもらいましたが製造中止後30年以上経っており、さすがのマキタにも在庫がありませんでした。仕方がないのでベアリング部分のボスを知り合いの機械加工屋さんに作ってもらって、何とか稼働しています。



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当初、挽き割り高さは250mmでしたがデルタのライザーブロックよろしく、フレームを自分で切断して、SC材で作ってもらったプレート2枚で延長し、400mmまで挽けるようにしています。ただし、テンションやモーターパワーの関係で堅木は300mmが限度です(笑)



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バンドー君のモーターは1馬力(750W)ですが、なんと反発始動式のモーターが付いています。このモーターはインダクション型の割には低速トルクが大きく、直巻モーターに比べて運転音が静かです。しかし、むちゃくちゃ重たいです!!


購入して、いつものごとく全部分解して整備、改造した時にはその取付に往生しました。(モーターだけで30kgくらいありそう!)



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次は曲線切り用の小型バンドソーでラクソーのU-32です。挽き割り高さは95mmですが、3-プーリー型のため、懐がけっこう深いのでとても重宝しています。通常は3mm巾のブレードを付けていますが、金属を挽く時や分厚い木で、Rが大きい時は6mm巾に交換します。(3mm 巾は折れ易いので)


国産の中古品ですが、フランス、インカ社の完全なコピーですね。フランスのトリコロールが付いてますがこれはシャレです。機械精度はフランス製よりいいかもしれません。(笑)


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U-32のブレードガイドはは今主流のベアリング式ではなく、特殊な形をした鋼のピース2枚(側面)とブレードの後を支える鋼のロッド(丸棒)で、できていますが、全く支障はありません。



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今朝は工房へ行く山道にこんなきれいなのが落ちてました。


紅葉した柿の葉ですが、朱〜オレンジ〜黄色と、まだらに残った緑とその中の斑点との対比がすばらしいです!!


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非常に美しいけど、これは柿の葉寿司には使えんやろうと思ったんですが、なんとなんと、「紅葉柿の葉寿司」なる物が季節限定でありました! (11〜12月)



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箱作りには欠かせない、知る人ぞ知る「ペティワーク」です。


要するに軸傾斜盤なんですが、「ペティワーク」はなんとモーターのシャフトに直接ブレード(ノコ刃)が取り付きます。


そのためブレやガタが皆無でワークのテーブルもリニヤスライドベアリングで送りますのでガタは非常に少ないです。そのため角度切りの再現性が良く、正確な留め切り(45°)ができます。



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もちろん、この機械も中古ですが、たまたま寄った渡辺機械さんに100Vモーター仕様品があり、その場で即決です。(笑)


100Vなので少々パワー不足ですが、私の主に作るオルゴールや小箱は最大で20mm厚ですので一度で切らずにトリミングカットすれば十分な切断精度が出ます。



ブレードの角度調整はデジタル角度計を使いますが、最終的には端材を4枚切って、ぴったり合うように微調整してから本番カットを行います。そのため基本的に45°固定で留め切り専用に使っています。



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