靴べら用の柄をウッドレースで挽いてみました。
左から欅,山桜、橡です。
柄に開けたφ12.7のホゾ穴に合わせて靴べらの反対側を丸く削りますが先ずちびカンナでだいたいの形に削ります。
12.7mm用のダゥエルカッターで先端を丸棒にします。
このカッターは角材から丸棒を作るための物で通常は電ドルで角材を回しますが、今回は先端の55mmだけなので手でゆっくりと回して削ります。
要するに鉛筆削りみたいな物ですが、刃が円弧状になっているので角材からでも丸く削る事ができます。
大根の桂剥きよろしく、こんな削り屑が出てきます。
靴べら本体をきれいに磨いて面取りし、柄を挿げればできあがりです。
柄が3本できたので本体をもう一本作らなくてはなりません。
一番上のは当工房で使用中の靴べらです。この長さがベストサイズですね。