毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2015年06月

この辺りでは見慣れぬ小鳥(かなりでっかいですけど・・・)が飛来してきました。


実は工房整理中に見つけた大昔に形取った欅の端材です。それに即興でビー玉を埋め込んでみました。



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ということでウエルカムサインの様な形でいつもここにぶら下がることになりました。


蜘蛛の皆さん、ここはクモの巣設営禁止ですよ、もし見つけた場合は即刻撤去しますよ! くれぐれも、よろしゅうに!


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バンドー君に切断部分を照らす照明が付きました!




これも工房整理中に出てきた物ですが山田照明の初期のZ-ライトです。確か45年前位に買った物です。
デスクライトとしてはとても高かった記憶があります。(笑)
当初はアームがもう1本あって名前通りZ型だったんですが、改造して第一アームを取り去り、壁取付け型として、レコードプレーヤーの照明用として活躍しておりました。CD時代になってからはあまり出番がなく、工房の隅で埃をかぶっておりましたが、バンドー君のために不死鳥のごとくよみがえりました!!




このZ-ライト、元々は工場の局所照明用として開発された物でレトロな外観と相まって少々でかいですが、バンドー君とは相性ぴったりと思います。



電球はオリジナルのままの”オパーク”レフライト(もちろん何回か交換していると思いますが多分もう手に入らないかも・・。)ですが、とてもソフトな光です。ウォールナッツを挽く時には必需品ですね。


取付けはバンドー君の上部カバーに付ければ簡単だったのですがブレード交換時のことを考えて羽子板ボルト(これも工房にあった不良在庫品です)を改造して本体側に取付けました。これでブレード交換時はZ-ライトを上に跳ね上げればぜんぜんじゃまになりません。


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プレーナーと手押し鉋の集塵システムが完璧となり、そうすると気になるのがバンドソーのバンドー君の集塵です。


バンドー君ももうマキタにも保守部品がないという古いマシンなので元から集塵なんて全く考えられていません。φ100のダストポートを付けるのが大変だったのでφ50のパイプで前面のソーブレードの部分で吸い込んでいたのですが、集塵率は50%以下でした!


先日から工房の整理中に手頃なアルミ製のφ100フランジポートを見つけたのでこれを加工して背面からダイレクトにコレクターに接続することにしました。


主軸のプーリーを外してダストポートを取付けるためのバッフル板を合板で隙間ができないように加工します。
Dainichyの改良で慣れているので手慣れたものです!(笑)


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ダストコレクターと接続完了!
φ100ホースで最短距離で接続出来たので配管抵抗も少なく、大風量での吸引が見込めます。


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ベルトカバーも干渉する部分をカットして背面はこれで完璧な出来映えです。


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問題は前面のスキマというよりは窓?空間?を塞ぐにはコーナーが3カ所もあって合板では厚みがあるので加工が面倒になるため板金で塞ぐことにしましたが、適当なアルミ板がありませんでした。
かなり大きな銅板の薄板があったので、これを使いましたが、かなり豪華絢爛ハデハデになりました(笑)まあ、しばらくすれば酸化して落ち着いた色調になるでしょう。


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早速巾200mm長さ1.5mのウォールナッツを挽いてみましたが外部に飛散した挽き粉はご覧の通りで以前に比べてずいぶん減りました。集塵率は90%以上を達成していると思います。


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今回作るベルは外径135mm必要なので70mm角のウォールナッツ材を4本接着して使用します。


この寸法を掴めるチャックは持っていないので先ず4つ爪のドライブセンターで駆動して外周を挽きます。


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これだけ大きいと中グリも大変なので接着する前に途中までφ60のフォスナービットで深さ80mmまで切り欠いておきました。そのためテールストックのセンターは80mm先を保持することになるので慎重にセンター位置を決めます。


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外周の形をざっと削り、チャックで掴むためのテーパーも削ります。


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テーパー部をチャックで掴んで中グリします。


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響板を取付ける段を作り、内部を側面の厚さが10mm以下になるまで抉ります。


しかし旋盤加工というのはチャックで掴んだ片端以外の端材が出ませんが残りは全部挽き屑となります。
考えてみると実に材料効率の悪い加工法です。金属なら集めてリサイクル出来ますが木屑は元の木にはなりません。


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内側の寸法を内パスで確認しながら出来るだけ外周に近い形に削ります。



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外周のフォルムを整えてある程度仕上げておきます。


とりあえず第一工程は形が出来たところで終了で、試作品のため、次の行程を考えながらボチボチとやることにします。
考えがまとまってから台座と切り離すことにします。


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今日も工房内の整理をしていますが、製材した板を片付けている時にふと思い浮かんで各種の板の響きを聞き比べてみました。



他の木の上に乗せると音が混じって正確な音がわからないと思ったので「トレブルテーブル」のガラス板を外したコルクシートの上で聴いてみました。



スプルースで「標準の音」を聴いた後



先ずは楠です。
この楠はとても美しい杢で厚さは20mm、巾は200mm、長さは1.5mです。
とても深みのあるしっとりとした音色です。どちらかというと低音域が強いですがバランスのいい音です。


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次はサペリ
厚みは15mm、巾は150mm、長さは1.5mです。
う〜ん、軽快によく鳴りますねぇ、私のイメージで言うとサテンのような・・・光沢のある音・・・重量感はないです。


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昨日挽いたばかりの時の音色さんの檜を拝借!
厚みは22mm、巾は270mm、長さは60cm
思ったよりよく鳴ります。明るいバランスのいい音です。
薄い方の8mm厚も試してみましたが22mmに比べると低音が良く響きますがちょっとプアーな音になってしまいます。
柔らかい木は少し厚い方がいいようです。(桐や鬼胡桃もそうです)


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4番目はアサメラです。アフリカンチークとも呼ばれますがアサメラはマメ科の木でクマツズラ科のチークとは全く違う木です。重くて硬い木です。
実はあまり期待してなかったのですが、予想に反して、硬い木としてはとても豊かな音で鳴るではありませんか!!
音の立ち上がり、切れもいいです。このアサメラはちょうど柾目なのでこれは響板にするべきかも・・・


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このアサメラを聴く前にカリンを試したのですが、低音の伸びがさっぱりで・・・板の寸法が他の木に比べてかなり小さかったので正当な評価ができなかったかもしれません。
次回は正当な評価ができる”標準試聴装置”を作ってできるだけ同一寸法の板で試してみようと思います。
樹種により最適な厚さや同じ樹種でも個体差もありますのでそのままオルゴールの音色には結びつきませんがかなり正確な指標にはなると思います。


こんなことを思いつくままにやりながらの工房整理ですのでなかなか前に進みませ〜ん。(笑)
それでも床に散らばっていた今後使うことのない物等をかなり処分してフットワークがよくなってきました!


工房の整理、改良もあと一息ですが、連日の作業で少々疲れたのでティータイムの後、気分転換を兼ねて時の音色さんから預かっている檜を製材しました。リクエストは20mm厚程度なので35mm厚の板を一回挽くだけです。


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檜の製材は初めてですが広葉樹に比べて柔らかい割には挽きにくいです。杉やスプルースほどではないですが、夏目と冬目の差がはっきりしているので目に流され易いようです。写真では何回か軌道修正した後が残っています。


しかし、檜を挽くと部屋中檜の香りが充満して気分は森林浴です!


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プレーナーを掛けて22mm厚と8mm厚の板が取れました。


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工房の一画にこんな窓があります。


右の窓は右ヒンジのごく普通の窓ですが、左側は左ヒンジにして左右対称にするのが普通ですが、この窓もなぜか右ヒンジです。しかも通常の蝶番ではなく中央の窓枠から10cmほど離れたところに支点があります!



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理由は窓のすぐ外に丸太の柱があるため左ヒンジにすると外に開けられない、(中折れ戸にするという手はありますが加工がめんどうで、手持ちのガラスの寸法が合わない・・・etc.)それで、やむなくピボットヒンジを窓枠に埋め込んで柱をクリヤーするようにしました。
窓を閉じた時の雨仕舞いと密閉に少しばかり苦労しましたが、私的にはこの窓かなり気に入っています。(♡)


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何が気に入ってるって、そう、この開閉する感じ、左の取っ手を外に押し出すと同時に右側が少し遠慮がちに室内に入ってきます! そして可動部が短くなり、右側の一部がカウンターウエイトとして作用する分、開閉が軽いのです!
おまけにこの真鍮鋳物の煽り止め、これが実にピッタリの雰囲気を醸し出してくれます。
(この煽り止めは今はなきP-ホームセンターで見つけてその時は特に使う予定もないのに衝動買いをした物なんです。)


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昨年6月にブログを開設して今日でちょうど1年となりました。
と言っても特別に何をするわけでもなく、気持ち良く便利で安全に作業ができるよう、先日から工房内の整備と整理整頓にひたすら時間を費やしております。(笑)


今日は昨日作った板材ストック用のラックの上に短い板をストックする棚を設けました。
短い板と言っても巾1.8m並べるとかなりな重量になります。大人が棚の上で寝ても大丈夫な位の棚受けで3カ所支えました。
これでかなり板材が収納出来、床が自由に使えるようになりましたがまだまだそこらに散らばっている材料があります。


DeWaltとバンドー君の台の下のスペースが空いているので明日はここを整備しましょう。



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製材した材や作品を作った残りの端材が溜まりに溜って足の踏み場もなくなってきました!


仕方なく、板材を立てかけられる自立型のラックを作ってみました。
これに立てかければすぐに取り出せるし、後からも見えます。またレイアウトを変更する時も簡単に移動出来ます。



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あっという間に満員御礼!!(笑)
長めの板材はこれでOKですが問題は短い板と角材です。
やっぱり棚かなあ?棚に乗せてしまうとほとんど取り出さなくなるし・・・うーむ・・!


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長らく材料置場の様になっていた木工旋盤の前のスペースを整理し棚を増やして、ろくろ加工用の材料等をストック出来るようにしました。まだ棚が足りないなあ・・・もう一段作るかな?


そして本日の改良のハイライトは製材作業時の巨大扇風機を梁から吊るすようにしました。
これでじゃまになる3本足のスタンドがなくなり、旋盤の前がすっきりすると共にスタンドを引っ掛けたりけつまずくこともなくなります。(その代り頭上注意!ですが・・・)


明日はさらに整理を進めて見違えるように、使い易く・・・なるといいのですが・・・


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お払い箱となったトライポッドです・・・。


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