毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2015年07月

またしてもカマキリちゃん

今日は手洗い用のポリタンの上に掛けた古いズボンの上に昨日よりさらにちっちゃいのが・・・体長25mm


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ン、ワタシニナニカゴヨウデスカ?


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音の椅子 背板の取付

背板はM6ジョイントボルトによるノックダウン方式です。
取付、取外し時に安全、確実にできるように背板受けを取付け、現物合わせでM6インサートナットを埋め込みます。


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バッチリ取り付きました。


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後は背板の形を整え、ワンポイントの彫刻を入れればほぼ完成です。
今回はどんな形にするかな〜?


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背板受け、飾り板を一旦外し、笠木とともにオイルで拭いておきます。


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音の椅子 背板の鋤き取り

横から見た時に野暮ったくならないように、背板の裏側を鋤き取ります。
また贅肉を取っておくと後ろから見た時に美しく見えます。


背板の両面の木端に墨付けし、バンドソーで慎重にゆっくりと挽きます。
バンドソーの刃の痕を反り台鉋で均して行きます。
この暑い中、昨日の座の加工に引き続いての鉋掛けで汗びしょりです!


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鋤き取った分は最大で12mmくらいですが見た目と持った時の重さはかなり変わってきます。


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加工前の背板です。一番分厚い部分は38mmあります。


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音の椅子

ご注文をいただいている音の椅子の木取りしてある部材が安定してきたので製作に取掛かりました。



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今回はウォールナッツの座です。
丸ノミで輪郭を彫り、Veritasのプルシェイプでひたすら削ります。
所定の深さまで彫り込んだら四方反り鉋で平滑になるように整えます。
しかし、この作業は冬向きですね、特に湿度の高い暑い日はこたえます!


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ランダムアクションサンダーにソフトパッド(スポンジを丸く切ってベルクロテープを貼付けただけの物ですが)を付けて#120→#240でさらに平滑にします。後はオイルを塗る前に#400で手で磨きます。


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座の裏面のアールに合わせて脚の角にも丸みを付けます。
ちょっとしたことですが、これで見た雰囲気がずいぶん変わってきます。


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全体のフォルムを確かめます。


背板ができるまで、オイルを塗って乾燥させ、#400のペーパーで軽く磨いてからオイルを掛けます。


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今日は湿度が高く、オイルも乾かないので午後は扇風機の風に当りながらチークの製材をしました。


カマキリちゃん

夕方帰りがけに鍵をかけようとすると、鍵穴の上の方に何か止まっています。


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アップで見ると・・・カマキリでした。
小さいながらいっちょまえに三角頭で威嚇してきます。(笑)
しかしよく見ると左の前足がない!・・どうしたんでしょうか?
こんなにちっこいのに生きて行けるのか、心配ですが自然の成り行きにまかせるしかありません。


鍵を掛けた後もじっとしておりました・・・。


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音の椅子用ストッパー改良

音の椅子1号機のストッパーです。
ノブを90°回転させることによってムーブメントのカンチレバーを左右に動かしてスタート/ストップします。
回転運動を平行運動に変換するためカムの角度や位置関係が微妙で調整が面倒でした。


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これは音の椅子2号機のストッパーです。
今度はノブ(シャフト)を押したり引いたりするプッシュ/プル方式なので位置調整がわりと楽にできます。


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2号機のストッパーは3点支持のため、この穴開けが大変でセンターが0.1mmずれたら、シャフトがスムーズに動きません。
かと言って穴径を大きくするとガタが大きくなって、使用感を損ねます。
そこでラッチ機能をノブ側のジャーナルに持ってきて中央のジャーナルをなくして2点支持としました。
これで4mmのシャフト径に対して4.1mmの穴でガタもなくスムーズに作動します。


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シャフトの左方向への規制はノブとジャーナルの間にジュラコンのスペーサーを入れました。
これが標準型になりそうです。


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朴の製材

カステラ焼き枠を作った時に一緒に引っ張り出した朴の耳付の薄板、長さは2m弱で計8枚ありましたが耳付で20mm厚に挽いてあるので反りや捻れでそのままでは使えません。


まあ、この2枚が欲しくて買ったら付いてきたのが6枚です。
幸いこの2枚はほとんど白太がないので反りも少なく先端をカットしただけでそのまま使えそうです。



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使えそうな材は結局これだけでした。
手押しで平面を出してプレーナーを通すと厚みは10〜18mm程度、使えるのは50%程度で後は焚き付けと木屑となりました!


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これは焚き付けとなる耳を落とした部分です。


こんな材がけっこうあるので少しずつ製材して材料倉庫のスペースファクターを上げて行かなくてはなりません。


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カステラ焼き枠完成

勾配なしの30mmと45mm高さの枠の部材を勾配付の枠に合わせてカットし、予備加工をします。
桜のダボはホゾの寸法に合わせてφ7.5mmとφ5を用意します。(実はこれが一番手間のいる部材です。)


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完成!


上の2つは傾斜がないので早いです(笑)


しかし、180℃で45分間加熱されたり乾燥と湿潤を繰り返したりされるので木材にとっては非常に過酷な環境です!
接合部分がどうなるか心配ですが、一般的な木工作品とは違って消耗品と考えた方がよさそうです。


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傾斜付枠完成

凹の組み手の方には補強用のダボの下穴をφ9.5のドリルで開けておきます。
各部材の外側を除く3面に鉋を掛けて仕上げます。


ブレードを研いだばかりなのですこぶる快調に削れます。それにしても朴は刃物の切れが良い材です。


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接合部に接着剤を塗って組立て、クランプで約一時間圧着しておきます。


接着剤はタイトボンド、アルティメットです。このボンドは多少、耐水性があり、またFDA認可品です。(食品への間接的な接触に対して)


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接着出来たら接合部の耳を釘切り鋸で落とし、小鉋で整えます。
ベンチバイスに固定して垂直ガイドを使ってドリルでφ9.5深さ65mmの穴を開けます。先に開けておいた凹部の穴がガイドとなります。


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穴に接着剤を均等に塗って桜材のφ9.5のダボを打ち込み、はみ出た部分を釘切り鋸でカットします。


外側4面に鉋を掛けて仕上げます。


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接合部の目違いを払い、捻れが出ないように高い部分を削ります。


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全ての角の糸目を取って完成です。


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カステラ焼き枠傾斜加工

60mm巾の枠は上下で5mmの傾斜を付けます。(約5°・・・正確には4.76°)
このため、噛み合わせ部分にも5°の傾斜が付きます。内面の傾斜は手押し鉋盤で簡単にできますが噛み合わせ部分は手加工で行います。


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端材で切り箱を作ります。写真ではよくわかりませんが短辺が5°の角度が付いた平行四辺形です。


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ワークと切り箱を一緒に固定して手ノコでカットします。


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切り込みが入ったらノミで突いて切断します。


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切り箱をガイドにしてノミで仕上げます。


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反対側の切削量の少ない方は食い付きの良い和鋸でカットします。


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凹の方は5°の墨線通りにノミで両側からカットします。


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サイドバイスで固定してノミで仕上げます。


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勾配付の接合部加工が完了しました。


実はこの傾斜付の枠を木取る段階で他の枠に比べて厚みが5mm厚いことをうっかりして傾斜なしの物と同じ長さに裁断してしまったため、全体の寸法が約10mm小さくなってしまいました。
お伺いをたてたところ、10mmぐらいならOKということで、ことなきを得ましたが痛恨のミスでした。(反省!)


多分、焼き上がったカステラはあのなが〜い包丁で所定の寸法にカットされるので、切り落とす分が細くなるのでしょうが、その分、切りにくいと思うんですが(すんません・・)・・・よーく研いだ包丁とパティシエ殿の腕前でスパッと切ってください。お願いします。


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