毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2015年09月

ふいごの内側に貼る三角板の面取りをして板と革の両側に革用ボンドを塗り、しばらく置いてから接着します。
接着したらフェルトを貼った木槌でまんべんなく叩いておきます。


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中央をくり抜いた5mm厚の側板を当てて革で包み込むように接着します。


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折り畳んだ状態です。圧力を加えればもっと、ペっちゃんこになりますが、革がまだ硬いので戻ってきます。


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右はオルガン本体の裏板兼ふいごの後板で空気吐き出し口と吸い込み口(大きい方)の穴があります。
吸い込み口にはフラッパーバルブが付きます。


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後板にセットしてフラッパーバルブとの干渉具合等を確認しておきます。


ふいごの表板(パフパフする方)は本体に取付後、バランスを見て現物合わせで作成します。


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時の音色さんのブログに紹介されていたパンツのぱん子ちゃんが初登場です。
なぜかぼんぼんさん付の帽子をかぶっています。


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早速その演技を見せてもらいましたので分解写真風にしてみました。


それにしてもあの位置から肘も曲げずにものすごい腕力です!!


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ぱん子ちゃんに会いたい方は北山ギャラリー翔までお越し下さい。10月4日まで頑張って演技しています。


コンサートの後は午後からいよいよ作品展の始まりです。


エントランスでフクロウのキョロちゃん?がお出迎えしてくれます。


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みんな「のほほん」といい顔してますね。


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これは72弁の大きいムーブメントが組込まれていますが月の中に三日月があったり、三日月の色が反転していたりしておもしろいです。


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お勉強タイム? なんじまで??


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このツリーはリングが回転しておだんご?のシャフトが順番に落ちた時にかわいい音が出ます。


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これらのほのぼのとしたオルゴールや時計そして川原崎ワールドのメルヘンの世界に浸りたい方はどうぞ北山のギャラリー翔までお出かけ下さい。
10月4日(日)まで開催しています。



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今日から10月4日(日)まで時の音色森の旅人さんの作品展が北山のギャラリー翔で開催され、そのオープニングコンサートに出演?してきました。


私の分は今朝持ち込みましたが、翔さんでのコンサートはもう3回目なので会場設定も手慣れたもので奥様にも手伝っていただき、開演1時間前には設営終了。



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本日のプログラムです。



今回は恒例のオルゴールBGM付創作紙芝居をはじめ、同じ曲を30弁、50弁、72弁の各オルゴールで聴き比べ等をしていただいたり、季節柄、月にちなんだ曲のお話とドビュッシーの月の光など聴いていただきました。


最後に「ふるさと」をオルゴールの伴奏で皆さんに合唱していただき、楽しんでいただけたことと思います。





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コンサート終了後は会場を展示会の設定に変更して、なぜかみんなが買ってきたパンで昼食、パン好きのパンパーティです。
なぜって、ここ北山には進進堂をはじめ、ブランジェリー・ブリアン、マリー・フランス等のおいしいベーカリーが点在しております。というわけで我らが広報部長ののんちゃん、私の妹分のそのまた妹分の神戸のMちゃん、そしてお名前存じませんが、オルゴール友達?の方と5名で楽しい昼食会でした。


そして、Mちゃんはお土産に神戸ティルームのセレクションパックを持ってきてくれました!
晴れた秋の午後はおいしい紅茶がなんともいえません。工房でありがたくいただくことにします。Mちゃん、ありがとうございました。


パレットに接着したガスケットの接着剤が乾くのを待つ間にふいごのパーツを作っておきます。


3mmのベニヤ合板に墨線を入れ、カッターナイフでカットします。これらはふいごの革がきれいに畳めるように革の内側に貼る部材です。カッターナイフで何回か強くなぞると簡単に切れます。硬い分厚い木もこんな風に切れるといいんですが・・・切削屑も出ないし、材料も100%使えます。



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ずっと前に知り合いの革工芸のHさんからこのためにいただいていた牛革の上に部材を並べます。
長さが足りないので余った横の部分を切って縦方向に継ぎ足します。
貼り合わせる部分を豆鉋の刃を多めに出して斜めに鋤取って革用ボンドで圧着します。


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ふいご用の革ができました。


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継ぎ足した部分もけっこうきれいに(素人にしては)できた・・と思います。


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先日作成したパレットのスリットに当る面にガスケットとなるフェルトと革をボンドで貼ります。


まず、1mm厚の牛革に2mm厚のフェルトを貼り、フェルトにボンドを薄く塗ってパレットを並べて貼ります。
ボンドが乾くまで水平な所に置き、パレットの上に板を乗せて重しを置いて乾くまで待ちます。


ボンドが乾いたらカッターナイフで切り離します。


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ガスケット付のパレットが完成しました。


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基部底板の裏にパレットをセットし、革のガスケットが落ち着くようにゴムバンドで圧力を掛けておきます。


本体の枠が出来て、注文中のピアノ線が入荷するまでしばらくこのままで静置です。


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パイプの基部となる底板を3枚貼り合わせます。一番下(この写真では上)の板はパレットが付く板で、ウインドチェスト(ふいごからの空気を溜める空気室)の上板となります。


貼り合わせた時に3枚の板がずれないようにφ2の孔を2カ所開けて2mmの真鍮釘を差し込んで位置決めピンとします。


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接着剤を均一に塗り、クランプで圧着します。
位置決めピンがあるので強く締めても絶対にずれません。


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パレット(これにフェルトと革を貼って鍵盤を押すと該当のパイプに空気を送る弁となります。)を作ります。


材質は軽くて丈夫で変形しにくい物がいいので今回、榧(カヤ)を使ってみました。
先端のφ3の可動ピンが入るスリットを昇降盤で切りますが部材が10×15×150mmと小さいので安全に安定して切れるように端材のブロックで押さえながら切り込みを入れます。


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パレットの先端の中央に巾3.2mm、深さ15mmのスリットが切れました。


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反対側に支点となるピンが入る2.8mmの孔とスプリングの入るφ2の孔をフェンスを利用してボール盤で開けます。
フェンスを正確にセットすれば後はいくつでも同じ位置にきれいな孔が開けられます。
下の赤っぽい板は貫通孔の返り防止用の捨て板です。


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スリット側を斜めにカットして各角の糸目を取り、孔の面取りもしておきます。


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φ3の真鍮棒、φ2.6の真鍮釘をカットしてパレットのピンとステッヒャーを各18本作ります。


パイプ基部のパーツが揃いました。


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3枚のボードを重ねた上に各パイプが立ちます。
一番下のボードの裏に左のパレットを組込みます。
鍵盤は2番目のボードの上に支点があり、鍵盤を押すと真鍮のステッヒャー(突き棒・・・今4本差し込んでありますが、これが18本並びます。)が押されてパレットが下がり、パイプに空気が流れて音が出ます。


やっとオルガンらしき構造、形が見えてきました。


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底板の裏側にφ2.6×15mmとφ3×40mmのピンを各18本打ち込みます。
下穴はφ2.4とφ2.8で深さ10mmに開けてあるのでピンの頭がピッタリ揃います。
鍵盤を押すとステッヒャーがパレットを押し、パレットは短い方のピンを支点にして傾くのでスリットにウインドチェンバーの空気が流れてパイプが鳴ります。
パレットの中央の小さな孔にはパレットを押さえるスプリングの先端が入ります。


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3日目は雲一つない快晴です!


残念ながら帰りのフライト時間が13:15なのであまりあちこち行けません。
覚悟を決めて?今日は岩木山の東側を回り、”アップルロード”経由で弘前市りんご公園を目指します。


東側の周回道路は西側のように山深くなく、開けた場所で見渡す限りリンゴ畑が広がっています。


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アップルロードは岩木山の南側から延々23kmくらいある緩やかなアップダウンのある道路で道の両側はほとんどリンゴ畑です!が、全部走ると空港から遠くなるので途中で下りてりんご公園へ・・・


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りんご公園に近づくとカーブミラーまでこんな形に!!


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りんご公園前のポストは・・・リンゴ色?・・リンゴに同化!!


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公園入り口近くにはシードルの醸造工房がありました。
弘前のリンゴ農家が共同で運営しているワイナリーで kimori cidre (木守)という名前、リンゴの収穫時に種を運んでくれる鳥のために数個のリンゴを残し、自然への感謝を込めた意味らしいです。


シードルが展示してあるスツールはリンゴ箱から作られています。右の台はリンゴ箱そのもの。




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kimori ワイナリーは白を基調としたとてもモダンな三角屋根の工房です。屋根のてっぺんには天窓があり、トップライトが工房内を明るく照らしています。今日はここのテラスで午後から「りんご畑音楽会」があるんですが・・・残念ながら11時には出発しなければなりません。


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公園内には昔のりんご農家が再現されていました。


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出発前に公園内のティールームでアップルパイをいただきました。
他にも美味しそうなのばかり5種類くらいありましたが、このリンゴのボリュームに即決!(名前忘れました)
シナモンがよく効いて大人の味です。
飲物は・・もちろんアップルティーで・・今日は実にアップルな一日でした。


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ホテルの横はスキー場で背後には岩木山が望めますが、この日は朝霞がかかって頂上付近は見えませんでした。


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今回の第一の目的、白神山地探訪の北の玄関口、くろもり館へ、
核心部へ向かう道路は今年夏の豪雨や台風の影響による土砂崩れ等で通行止めでしたので、くろもり館周辺の遊山道を歩いてきましたが一周2時間ほどのコースはなかなか見応えのあるものでした。


樹齢400年のマザーツリーには会えませんでしたが200、300年のブナもあり、道もよく整備されてイージーに原生林の雰囲気が味わえました。


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樹床には様々な草花も


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サラシナショウマ


ショウマ(升麻)の由来はは根茎から採れる漢方薬です。


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推定樹齢300年のブナ


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通行止めのためくろくまの滝やマザーツリーには行けないので岩木山に登るべく、ドライブウエー入口に11時に行くと、なんと8合目駐車場は40分待ち!!
これはイカンとU-ターンして一路、日本海へ・・・目指すはイカヤキ!
岩木山から1時間も走るともう鯵ヶ沢の日本海です。 (信号ひとつもないので)


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イカヤキとなぜかソフトクリームを食べて・・・


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2時半に岩木山ドライブウエーに戻るとあれだけつながっていた車が一台もいません!
これはチャンスと8合目へまっしぐら、8合目からのリフトも空いています。


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頂上付近はもう紅葉しかかりです。


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頂上への直登は火山礫の岩場もけっこうあります。
帰りのリフトの最終時間が4:30だったのであまり長い時間は居られませんでしたが、夕方のこの時間で無風この青空は山の天気にしてはめずらしいです。


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岩木山の南西のふもとにはとうもろこし畑もあり、寒暖の差が激しいのでとても甘みのあるトウモロコシが採れるそうです。


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ブログ更新が滞っていましたが実は3日間青森に行っておりました。


青森空港からレンタカーで走ること約一時間、弘前城の南側にある藤田記念庭園に到着しました。
ここ青森は5連休のまっただ中とは思えないほど道路も空いていて快適なドライブです。
藤田記念庭園は弘前市出身の商工会議所会頭であった藤田謙一が建てたもので広大な敷地に和館と日本庭園、洋館が点在します。


和館は江戸風の粋を尽くした造りで屋久杉の1枚板等も随所に使われています。


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庭園には敷地の高低差を利用した滝まで!!


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洋館は大正ロマンの香り漂う造りで屋根の形が印象的です。


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玄関脇の窓にはステンドグラスが嵌められています。


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