毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2016年01月

アンティークオルゴール レストアその6 内蓋の取付と塗装

ガラスの入った内蓋が取り付きました。


外蓋用蝶番の座グリ加工もしておきます。


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内蓋のガラス止めはまだ軽く打っただけです。
ノブは真鍮の丸棒から旋盤で作りました。オリジナルでは革のテープが鋲で止められていたようですが、革は切れて、鋲だけが残っていました。


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全てのパーツを一旦外して一回目のオイル仕上げです。


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ボール盤バイス用傾斜台の製作

アンティークオルゴールの内蓋のガラスを止める桟は細釘で止めますが、オリジナルでは極細(0.5mmくらい!)の鉄釘が使われていました。(中には内部で錆びて抜く時に切れてしまったのもあります。)レストアではφ1.2×13mmの真鍮釘を使うことにしました。桟の断面は5.5×7.5mmしかないので下穴を開けておかないと必ず割れてしまいます。
しかもR面を取ってあるのでこれに斜めの細い穴をあけるのはかなり難しいです。また、正確に開けないと釘がガラスに接触すると一巻の終わりとなります!


このボール盤バイスは元々、角度調整用のベース(板金の割といい加減な物?)が付いてたのですが、ずいぶんと前に使わないので外してどこかへ行ってしまいました。(捨てたかも・・・?)


端材箱をひっくりかえしたら、ちょうど良さそうな30°のクサビ型のウォールナッツが出て来ました。巾もバイスの下部の凹部にぴったりだったので両端にガイドをネジ止めして完成です。


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この状態でボール盤に固定して1.3mmのドリルで30°の傾斜穴を正確に開けられました。


R面はドリルが逃げやすいので反対側から開けました。


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アンティークオルゴール レストアその5 ケースの組立


CHANGE - REOEATとPLAY - STOPレバーを操作パネルに取付けます。
これは本体に取り付くムーブメントとの位置関係が微妙なのでオリジナルの操作パネルを参考にしたり、現物で何回も位置を確認して取付けました。


軸受け等はなく、センターの木ネジが軸受けとなり、操作パネル下の1mm高い木の部分に鉄板のステーを介してで押し付け、レバーと木のフリクションの強さを加減しています。
木ネジはオリジナルでは鉄製のマイナスネジでしたが、錆がひどかったので同じサイズの真鍮のプラス頭の木ネジにしました。(まぁここは見えない位置なので・・・)


ネームプレートは釘打ちのため、オイル仕上げ終了後に取付けます。


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下はオリジナルの取付け状態です。


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けっこうきれいに収まりました。


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操作レバーのネームプレートの釘の位置をマーキングしておきます。


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この後一旦バラしてオイル仕上げをし、その間に内蓋や蓋を作成します。


アンティークオルゴール レストアその4 ケースの加工

箱の部材の組み手の機械加工、寸法カットがすべて完了しました。


右の細長い材はガラスの入る内蓋用です。これは箱本体が出来てから、現物合わせで寸法を取ってカットします。


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実際に組立てて、ムーブメントを置き、不具合がないか確認しておきます。
一発できれいに収まりました。


明日、もう一度確認して枠の組み手を接着します。


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アンティークオルゴール レストアその4 ケースの木取り

木彫チェストが完成したのでアンティークオルゴールのケース造りに入ります、


正月の間に図面と材料リストを作成しておいたので、材料表通りに厚みを揃え、図面通りにカットします。
全ての部材が整いました。


この箱はオリジナルの箱と同じドロワーロックジョイントで組み、蓋も平板のままなので、早く出来そうです。


100年以上も前に確立された構造ですから作りやすく、また音響効果的にも響板にムーブメントを12mm厚の下駄を履かせて取付け、響板が良く響くようにしているようです。


ただ、オリジナルの箱ではこの下駄の木目方向が響板と直交して接着されており響板が収縮した時の逃げ場がなくなり、そのために5mm厚の響板が真っ二つに割れたのではないかと思います。そこで響板と同じスプルースで木目方向を響板に合わせて木取りしました。


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コンサート会場視察?

時の音色さんを通じて、オルゴールコンサートを開催して欲しいとの依頼があったので、さっそく視察?に行って来ました。



今日は天気も良く暖かいので自転車で快調に走れます。目指すはわら天神のすぐ近くの「Bean's Goody」という町家カフェです。


朝9時に出発した時はまだ耳も冷たかったのですが桂川付近まで来ると汗ばんで来るくらいのぽかぽか陽気で、イヤーマフも無用の長物です! 水分補給したついでに1枚、北山には少し雲がかかっていますが、南の方は晴れです。
今日は桂川沿いの道から旧山陰街道、七条通を通って佐井通を上立売までひたすら北上、西大路通より信号も少なく自転車は走りやすいです。


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さらに平野神社の裏手を北へ上がって到ちゃ〜く!ちょうど10時でした。
距離は15kmくらいなのでアベレージは15km/hr、なかなかいいペースです。


「Bean's Goody」は黒豆珈琲のお店です。町家の中央の「黒豆珈琲」の特大垂れ幕、右端の竹矢来に「商い中」の貼紙ですが、左のちょっとモダンなエントランスドアがなぜか気軽に入れそうです。(笑)


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内部はとても落ち着いた雰囲気で時の経つのを忘れてしまいそうです。


「視察」の件ですが、私と時の音色さんが行うコンサートは基本的に営利目的ではないので
1)コンサートの目的
2)会場の雰囲気
3)会場の音響効果(コンサートホールのような完璧な音響効果ではなく、いかに良く響き、後の方まで音が良く行き渡るかです。)
等を実際に会場を見せていただき、オーナーさんとお話しさせてもらうんですが、今回もお会いして店内を見ただけで、すでに私はOK! です。(時の音色さんはすでにOK! ですからあとは日程や細部を詰めるだけですね。)


ちょっと古い感じの杉の無垢材のテーブルに木のフローリング、漆喰壁で炊飯器のオルゴールを持ち込んでみましたがとても良く響きます。


詳細が決まり次第、このブログでもお知らせしますので、おたのしみに。


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「Bean's Goody」さんのHPです。


http://beans-goody.com/
黒豆珈琲とお食事の他に無農薬の新鮮野菜もありますので金閣寺や平野神社へお越しの際は是非お立ち寄り下さい。





引出し完成

木彫チェストの引出しがほぼ完成しました。


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吊り桟式の引出しのスライド部は榀ではあまりにも柔らかすぎるので側板とレールには樺を使いました。


後は引出し部分のこまかい調整をして、各コーナーの面取り、外周の鉋掛けで出来上がりです。


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初仕事

あけましておめでとうございます。


今日から早速工房へ、
初仕事は木彫のTさんから年末に依頼された木彫用のチェストです。


年末に図面が出来上がっていたので、順調に作業が進みます。
引出しを除く箱体の機械加工がすべて終わりました。


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仮組して各部の嵌め合いや直角度、寸法を確認しておきます。


引出しの部材は本体を接着して組み立て後に現物合わせで木取りします。


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