毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2016年03月

100弁カノンの改良

一般的なオルゴールの箱はムーブメントの取付けられた響板が裏板となっていますが、100弁のムーブメントは響板の下にもメカニズムがあり、カノンの箱にはラチェット巻上げ機構も付くので50mm近くのスペースがあり、もう1枚底板を付けてこのスペースを共鳴箱として使用しています。


そこで、この底板にも振動がよく伝わるように「魂柱」を取付けてみました。


崑虫ではありません、魂柱です!


魂柱はヴァイオリン族の表板と裏板の間に入れられている木の円柱状の棒で、駒の少し下あたりに設置されています。接着や固定はされておらず、弦の張力により表板が裏板側に反ろうとする力で保持されています。


ヴァイオリンはこの魂柱の微妙な位置で音量が変わり、音色も微妙に変わってくるらしいです。(魂柱の位置はF字孔から専用の道具を差し込んで調整します。)


響板と底板の距離を計測すると46.0mm、オルゴールでは弦はないので魂柱の長さを46.7mmにして底板を強制的に締め付けます。(0.7mmの根拠は特にありません。0.5mmでは少ないし、1mmでは底板や響板にかかるストレスが強すぎるだろうという経験と勘によるものです。もちろん、裏板の寸法、面積も考慮してです。)


Img_5704



今回の魂柱は桜材のφ8、取付け位置はこの場所がベストかどうかはわかりません。


板の中心点が一番振幅が大きく、振動を伝えやすいはずですが、底板の両端まで伝わって戻って来た波が同位相となるので打ち消し効果が大きくなることも予想されますので少し外れた位置にしてあります。


確かに低音の響きが若干大きくなったように感じます。


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100弁ラ・カンパネラの製作の続き

トーンホールの加工や金属パーツ等も着々と揃ってきました。


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ストッパーの仮組み立てと調整です。


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蓋、脚部を除く全ての部材の基本加工が終了しました。
響板や隔壁にはオイルを塗布しました。
注文しているマイターギヤが入り次第ラチェット機構のギヤの噛み合わせを確認してから接着組み立てを行います。



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3月の降雪

今朝は家の回りもうっすらと雪が積もっていましたがニューイングランドもこのとおり。


Img_5690


工房への竹薮の道には雪はありませんが、少し開けた所は遮る物がないので少し積もっています。


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工房の敷地は真っ白でした。
日が当たるとすぐに溶けてしまいましたが・・・


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積雪は1cm
3月初旬の雪はそう珍しいことでもないんですが、先日はとても暖かかったので・・・
今日は日曜日と比べて寒い一日でした。


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