ボックスジョイントジグを使うとテーブル上はおろか、周囲に切削屑が大量に飛散するため集塵フードを作りました。
もちろん、ガイドフェンスを使わない場合の曲面の面取り加工時にも使えます。
トリマーテーブルをオープンで使った場合、上方に切削屑が舞い上がるのはトリマー内部に付いているモーター冷却用のファンで軸方向に吹き上げられるためです。この風はビットに切削屑がとどまらないためででもあるんですが特にボックスジョイントの加工時は真上から覗き込むことが多いので顔や頭にありがたくない切削屑の洗礼を受けることになります。
それで桐のブロックの残りを利用して集塵フードを製作してみましたが広範囲への飛散は減ったものの、思ったより吸引力がなく、フードの前やフード内に切削屑が溜ってしまいます。
これはどうもフードの開口が大きすぎて流速が落ちるとともに単位面積当たりの風量も小さくなってしまうためのようです。
もう一つの要因はホースの接続口を後にせず、上にしたことにより、風損が大きくなってしまったことです。
フードの後方に接続すればエアストリームがスムーズとなるのでもう少しましだったかもしれませんが、これは設置スペースのことを考えてのことなので致し方ありません。
さらにもう一点は掃除機のダストボックスがかなり満杯に近くなって吸引力が低下して来ていることですが満杯になるまではしっかり吸引してもらわないと困ります!(笑)
そこで先般の額作りで豊富に余っているアクリル板を使ってフードの前面にバッフル板を設けることにしました。
透明なので切削屑が吸引されていく様子が見えて楽しいです!!(笑)
写真はまだアクリル板を固定していませんが掃除機を動作させるとバキュームでアクリル板はピタッとくっ付いています。