毎日山ごもり

定年退職後、携帯電波の届かない山の工房に毎日こもって木工やオルゴール製作に没頭している仙人?のブログです。

2016年06月

四方転び箱の製作-3

バンドソーでラフカットした曲面をスピンドルサンダーで磨き、ボーズ面ビットで両面から削って緩やかな丸みを付けます。
各板の内面に磨きを掛けて後は接着すればいいのですが転び角が付いているのでこのままではクランプで圧着できません。


側板をカットした時に取っておいた三角状の端材を合板の切れ端に接着し専用の押さえ板を作りました。


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ボックスジョイントのピンはソケット側の板より0.5mm出るように切ってあるので、ちょうどこの三角の下駄でクリアーできます。圧着した時にはみ出た接着剤が下駄に付かないように両側のピンのピッチより2mmずつ内側に接着しました。


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接着剤を付けずに押さえ板をセットしてクランプで締めてみます。
押さえ板の中央付近をクランプすることで押さえ板に平均して力がかかると共に合板の弾力により程よい締め付け力がジョイント部分に加わります。
クランプもたったの2本で済むし、これは大成功です!
クランプをたくさん使うと締め付け力の加減が面倒で、はみ出た接着剤を拭き取る時にとてもじゃまになるんです。
写真では箱の上からクランプしていますが底側からかければ箱の内面にはなにも遮る物が出ませんから好都合です。
箱の外側は飛び出たピンを鉋で削って再研磨するので接着剤がはみ出ていても問題ありません。


Img_6461



だれ、こんなに食べたの!

まるで薬品でも使ったように葉脈だけをきれいに残してレース状に・・・!
葉っぱにとっては迷惑千万なんでしょうが、まぁ1、2枚ならいいんじゃないでしょうかねぇ。(笑)


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四方転び箱の製作-2


底板の溝の調整です。


長手方向の側板の溝はボックスジョイントのピンにかかるので途中で止めてあるので溝切りカッターのアールが残っています。これをノミで削り取ってきれいな溝に仕上げます。


Img_6440


底板の4面を面取りして、溝に合わせます。(ゆるからず、きつからず・・・)


Img_6441


なかなかいい感じに収まりました。


Img_6442


3杯分の底板の調整完了です。
今日は他の作業をしていたので四方転びの箱はここまでです。


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今日の花

今日開花した花は「ユキノシタ」です。


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近づいてよく見ると非常に変わった造りの花で5枚の花弁のうち上の小さな3枚は紅色の斑点があり、付け根は黄色です。
下の2枚はこれに比べてずいぶん大きく純白です。


名前の由来はいくつかあるようですが、地面近くにある大きくて丸いちょっとハート形の葉っぱが雪の下でも緑を保っていることから付けられたようです。
ちなみに葉っぱは天ぷら等にして食べられるらしいです。(葉っぱの裏だけに薄く衣を付けて揚げたものを「白雪揚げ」というらしいです。・・・笑)


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ユキノシタの少し上の「鞍馬ゴケ」も昨年の豪雨による被害に負けず精彩を取りもどしてきました!


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四方転び箱の製作-1

オルゴールではありません。ただの箱ですが今回は四方転びで、接合はあられ組としました。


樹種は左から樺、楓、ウォールナッツです。


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四方転びにすると底板の溝切りがちょっと面倒です。


まず、枠の底をフラットにするために転び角の分だけ角度を付けてカットしますが、今回は昇降盤に角度を付けるための枕をクランプで仮止めしてカットしました。


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側板の底に角度が付きました。


Img_6432


仮組して底部がフラットになるように目違いを払います。
こうしておけば底板の入る溝を切った時に段差ができません。


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トリマースタンドのフェンスに昇降盤で角度切りに使った枕を切って貼付けます。
長手方向は止まり溝なのでフェンスにストッパーをセットします。後は溝切りビットを一発通すだけで溝切り完了です。


Img_6431


底板を実寸に合わせてカットしておきます。


これで基本的な機械加工が終了したので各側板の上部をバンドソーで曲線カットします。
ここまで来るとやっと箱の形が見えてきました。


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